doken

南海地震に備える

どうして地震が起こるのか
南海地震とは何か
過去の南海地震
南海地震はいつ起こるか
南海地震の規模

南海地震で何がおこるのか
過去の南海地震の揺れ
予想される揺れ
揺れの長さ
緊急地震速報
高知の平野
高知の地盤
地盤の液状化
谷埋め盛土地盤の崩壊
斜面災害
山津波

過去の南海地震の津波
予想される津波
どうして津波が起こるのか
津波の波
津波の威力

過去の地盤の沈降
高知平野の地盤の沈降と浸水

余震
地震後の救援活動と地質

活断層による地震

引用文献


<ホームページトップへ>
<サイトマップ>

Copyright 2014 Okamura-Doken

高知平野の地盤の沈降と浸水

図31.高知市市街地周辺の標高図(データ:国土地理院 基盤地図情報、
数値標高モデル5mメッシュ、作図:ArcGIS 使用)

高知平野では、津波だけでなく地盤沈降によって広い範囲で浸水が予想されます。この図は浸水予想図ではなく標高図ですが、標高の低いところほど浸水の可能性は高いと考えて間違いはありません。浦戸湾の奥部では、孕(はらみ)の所で地形が狭まっているため高い津波は入ってきませんが、入ってきた津波はなかなか出て行かず、湾内は長時間海水面が高い状態が続くと予想されています。

昭和の南海地震では1m程度地盤が沈降したといわれていますが、海面よりも相対的に低い土地では、堤防に小さな破壊が一つでもあれば重力に従って海水が流入します。大きな津波が高知の市街地まで到達するには十数分かかるといわれていますが、海水の流入は地震後すぐに始まります。

次へ進む> 余震