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余震

大きな地震が発生した後は必ず余震が起こります。

図32.宮城県気仙沼市赤石における2011年東北地方太平洋沖地震の本震(14時46分)
から6時間に発生した余震(震度3以上の)の震度と発生時間(データは気象庁)

上図に示したように、東北地方太平洋沖地震の際に気仙沼市赤石では、震度3以上の余震が本震から30分で8回、1時間で13回、2時間で19回、6時間では29回発生しています。地震発生直後には津波を避けるために避難しなければなりませんが、その間、絶え間なく余震が発生していることを覚悟しなくてはなりません。

また余震の揺れが本震よりも強いこともあります。2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震では、4月7日に最大余震が発生しました。この地震の規模はマグニチュード7.4でしたが、本震よりも陸側で発生したため、沿岸の多くの地域で本震よりも強い揺れを観測しました。

図33.2011年東北地方太平洋沖地震の本震から6か月の間に発生した
M5以上の余震の一日当たりの数(データは気象庁)

余震の数は時間が経てば対数的に減少しますが、南海地震のような巨大地震の場合は、地震の数が多い状態が数年程度は続きます。

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