活動状況

2021.11.30 ドローンによる山林の撮影

 高知県立森林技術センター殿と行っている竹林利活用に関する共同研究の一環で、マルチスペクトルカメラを搭載したドローンで山林の空撮を行いました。

 天候もよく、円滑に撮影を終えることができました。今後、撮影データを処理してマルチスペクトル画像を生成し、解析を行います。

 具体的には、竹、広葉樹、針葉樹などのスペクトルの違いをマルチスペクトル画像から確認し、衛星データとも比較しつつ、画像からの竹林の特定などを試みます。


2021.11.26 ドローン試運転

 スポーツグラウンドにて、ドローンの試運転を行いました。この日は天気もよく風も強くなかったため、絶好の機会でした。操作方法に戸惑うこともありましたが、今後慣れていきたいです。

 左の写真は、研究室のメンバーです。初めての集合写真をドローンで撮影するとは思っていませんでしたが、なかなかいい出来ではないでしょうか。

 今回試運転したドローンは、今後農地や森林の生育調査に使用する予定です。


2021.10.21 放牧地調査

 学生と放牧地の調査を行いました。高知大学の附属農場には、これまで調査してきた水田のほかに牛を放牧するための放牧地もあります。高知大学では、あかうしの飼育・研究を行っています。

 リモートセンシングによる放牧管理支援の可能性を検証するため、牧草地におけるマルチスペクトル画像撮影を行いました。

 左の写真は、放牧地の一画にある掩体です。掩体とは、戦時において飛行機を敵から守るための格納庫だったそうです。その名残が高知大学の周辺には残っており、このように放牧地のなかにも残されています。


2021.10.02 農場地図作成

 ほとんどの水田で刈り取りが終わりました。収量のデータの測定もひと段落ついたので、今日は農場の電子地図を作成するための位置情報の測定を行いました。

 台風通過後ということもあり、快晴で気温も高くなっています。左の図(青色枠)は、測定結果を参考に、付属農場の水田と畑の一部について電子地図化(GISデータ)したものです。

 電子化することで、位置の情報だけでなく、栽培履歴や収量のデータも紐づけて保管することができ、空間的な分析も行えるようになります。そのうち、牧草地や果樹畑についても電子化したいと思っています。


2021.09.08 収量調査

 コシヒカリの刈り取りを行いました。乾燥後、収量や収量構成要素を求める作業を行います。

 すでに刈り取りが終わっているミルキークイーンについては、ようやく実験室での収量構成要素などを求める作業が終わりました。データはいずれ公開する予定です。他と比べるとやや生育時期が遅かったみずほの輝きについては、来週の刈り取りになる想定です。データが出揃ったら、画像と組み合わせた分析を始めていきます。

 左の写真はコシヒカリの水田の6月から9月まで定期的に撮影した写真を並べたものです。


2021.08.23 水田調査

 しばらく雨が続いたので、本日はひさしぶりの調査でした(前回は8月11日)。先日までの豪雨の影響で一部の水田では稲が倒伏してしまいました(写真左側:倒伏した水田、写真右側:倒伏していない水田)。

 倒伏すると衛星画像上でもわかる場合もあります。経験上、倒伏すると近赤外の反射率が変化するように思います。機会があれば別途ご紹介したいと思います。

 8月2日には出穂していなかったみずほの輝きについても、前回調査時(8月11日)には出穂していることを確認しました。コシヒカリとみずほの輝きの収穫は9月上旬~下旬になりそうです。


 ミルキークイーンについては、雨が降る前に定点観測している各調査エリア内の稲の刈り取りをして、籾と藁に分け、現在乾燥中です。収量や収量構成要素(穂数、1穂籾数、登熟歩合、千粒重)などを求めるための計測作業を実験室で行います。

 刈り取り時には調査エリア内に生えていた雑草も刈り取っています。こちらも乾燥して重量を計測する予定です。雑草の存在は稲の生育に影響するので、今後の分析の際に参考情報とします。

 得られた収量などのデータは、調査地点の位置情報や画像解析結果などと合わせてホームページ上で随時公開していこうと思っています。


2021.08.02 水田調査

 引き続き物部キャンパス内の農場にある水田で調査を行っています。そろそろ高知県では早生品種の収穫が始まりつつあります。

 ミルキークイーンという品種は、穂も垂れ下がり、今月中旬には収穫します。水田のなかに設定している調査エリアにおいても刈り取っての収量調査をおう予定です。得られた収量とこれまで撮影してきた画像あるいは衛星画像の値と比較して関係性を解析します。左図は衛星画像に、水田区画と調査エリアの場所を重ねて表示したものです。

 3種類の品種を調査いていますが、コシヒカリの水田についても出穂していることを本日確認しました。こちらは収穫は9月になりそうですね。残り1つは、みずほの輝きという品種です。こちらはまだ出穂していませんでした。


2021.07.13 水田調査

 本日も物部キャンパス内の農場にある水田で調査を行いました。8月下旬ころまでほぼ毎週行う予定です。

 ミルキークイーンという品種を植えている水田では出穂期に入っています。穂がたくさんでており、出穂最盛期といったところでしょうか。この時期になると植物体も大きく成長し、水田のなかを歩きづらくなってきました。

 こちらの画像は定点観測のために水田内に設置してあるエリアにおいて、上から真下に向けて撮影した画像です。カメラは可視光線から近赤外線まで撮影できるカメラを用いています。この画像は近赤外線を記録したモノクロ画像になります。


2021.06.29 水田調査

 物部キャンパス内にある農場の水田で調査を行いました。水田の中には定点観測のためのエリアが複数設定してあります。

 それぞれの場所で可視光線から近赤外線まで撮影することができるカメラで撮影を行いました。画像を解析することで、水稲群落の情報(葉面積、葉色、植被率など)を抽出しようと思っています。

 地上で集めたデータと衛星画像データとの対応関係を確認して、最終的には衛星画像から生育把握をするために役立ちそうな知見が得られると面白いなと思っています。3種類の品種について調査しているので、抽出した情報の比較などもしてみたいと思っています。