国立大学法人高知大学 農林海洋科学部 海洋資源科学科

専門基盤科目

海洋科学概論
海洋地球科学概論 地球表層環境における海洋の果たす役割をよりよく理解するために、海水や海底の動き,堆積物や生命活動に関する事を学ぶ。また、海洋の成り立ちや地球誕生から表層圏(大気圏、水圏、地圏、生物圏)における物質循環の中で、海洋の果たしてきた役割を理解する。地球環境における海洋の役割について学び,地球規模での様々な物質循環について理解する.
地球科学概論 宇宙の進化,我々が存在する太陽系の特徴について学び,「地球」の成り立ちと進化,生命との共進化の役割を理解する.宇宙の進化のなかで,我々が存在する太陽系の構成や特徴を学ぶ.その上で,我々が住む「地球」そのものと生命の共進化について学ぶ.
化学概論 化学反応を原子、分子レベルで理解できるようになる。反応の量的関係について、モルを基準として理解できるようになる。物質を構成する原子や分子の電子配置が物質の性質に関係していることを理解できるようになる。高校の化学および大学の基礎化学を理解することにより、大学の基礎化学の内容を踏まえて高校の化学の内容を理解できるようになることを目的とする。
海洋物理学概論 海洋における諸量の分布について基礎知識を習得し、流れ、波動、物質拡散を支配する力学過程を記述する流体力学の基礎を習得し、地球自転の効果が大規模な流れの形態を決定する上で重要であることを理解する。海水の物理的特性に関して、流れ、波動、物質拡散を支配する流体力学過程についての基礎概念を取得し、流体力学的側面の基礎となる方程式の導出と黒潮など海流への適用を目指す。
物理学基礎実験 物質、電気、光について各物理量の正確な計測方法と読取り方法について習得し、コンピュータによるデータ処理を行う。長さ、速度、加速度、弾性、電流、電圧、熱についての計測方法とデータ処理法を習得する。
化学基礎実験 鉄、アルミ、クロム、第1族、第4族カチオンの基本反応と分離、精製法について習得する。沈殿の完成法、沈降法、分離法およびコンピュータを活用したデータ処理について習得する。無機化学定性実験により、水溶液中での無機化合物の分離・精製法の基礎を習得する。
地学基礎実験 地球構成物質の各単位を理解し,地球規模スケールの現象を理解する.実際の物質観察から帰納的な結論を得る方法を学ぶことを到達目標とする.観察・実験を通して,地球がどのような物質からできているかを知り,そのでき方に関する基礎知識を習得する.

専門応用科目

海底地形処理 地形図作成ソフトGMTにより、海底地形図を描画する方法を学ぶ。
海洋情報化学 海底地形データ、連続観測化学データなど、数千~数万行におよぶデータを自動処理する方法を学ぶ。
海底資源岩石鉱物学 岩石圏を構成する鉱物・岩石には,その生成や変化の過程に関する記録が保存されている.それを様々な手法を用いて解読し,資源鉱物とその生成メカニズムの解明,固体地球表層部付近における物質の循環過程や物質進化を理解する.資源を構成する岩石や鉱物の挙動を支配する物理化学の基礎を習得する.
水圏地球化学 海洋そのものや、海洋と地圏、海洋と大気圏といった海洋境界面での元素の分布、存在状態及び物質循環について化学的な見地から理解する。海洋の化学成分組成の特徴と物質の移動、収支、循環について習得する。
資源探査学特論
海底資源学 陸上及び海底鉱物資源が地球形成と進化の多様なプロセスから生み出されるものであることを具体的に理解する。また,探査技術の開発、探査活動,環境保全における地球科学的視点を身につける.地球形成と進化の多様なプロセスから生み出された海底資源について理解する.
同位体地球化学 地球科学で用いられる同位体に関する基礎知識を理解するとともに,安定同位体および放射性同位体を用いた地質年代測定と物質循環について学習し,地球における諸現象について理解する。地球科学における同位体手法の原理とその応用について習得する.
海底資源学特論
海底資源学演習
(地学)
海底資源学演習
(化学)

専門発展科目

資源分析化学 分析化学に関する公式を丸暗記するのではなく、その理論背景から理解すること。講義中に行う演習問題を通じて理解を深め,鉱物資源の分析に関連する基礎的な知識を理解すること。鉱物資源の分析に関連する分析化学の基礎的な知識を習得する。
資源無機化学 無機固体化学に関する化学的性質や物理的性質を理解すること。講義中に行う演習問題等を通じて理解を深め,鉱物資源の成因および応用等に関連する基礎的な知識を理解すること。鉱物資源に関連する無機固体化学の基礎的な知識を習得する。
現場化学計測 環境計測について化学量論に基づいて、化学的な観点から理解する。本講義では、環境計測分野における化学の利用方法を概略する。
流体力学
地球年代学 地球は誕生以降さまざまな地質事象を経験し進化し続けており,これらを理解するには事象を時系列で把握する必要がある。そのため,年代測定法とその応用例を理解することを目的とする。地球の進化を物理化学的に理解するためには、過去に起こった事象を時間の関数として正確に読み解く必要があるため,地質年代学について習得する.
地球物質循環学 海洋における物質の循環過程を解明することは,地球環境の変動に対する海洋の役割を理解する上で重要である.そのために,海洋の物理・化学・生物・地学の相互作用を理解し,地球環境の進化や変動とどのような関係があるかを理解する.海洋における物質循環過程を理解し,過去から現在までの地球環境を総合的な視野から探求する能力を習得する.
資源物質化学 無機物質に関する化学的性質や物理的性質を理解すること。講義中に行う演習問題等を通じて理解を深め,鉱物資源に含まれる各成分の特徴および応用等に関連する基礎的な知識を理解すること。鉱物資源に含まれる元素の基礎的な化学的知識を習得する。
資源応用学特論
先端科学特論
海洋環境アセスメント化学 環境アセスメントに関する法令や実例をもとにアセスメントに関わる化学的手法を学ぶモニタリングに必要な化学計測技術と運用について理解する。本講義では、陸上および沿岸域の環境アセスメントの基礎を学び、今後の海洋資源開発に向けた国際海底機構(International Seabed Authority)を中心とした環境モニタリング手法と規則、機器・データの運用に関する講義を、化学をテーマとして行う。
海洋環境学特論
海底資源物性学 海底資源に関する岩石や堆積物の摩擦,流動,孔隙率・透水率,弾性波伝播,電気伝導度,磁気特性に関する実験データと,それらから得られる海底資源の情報について理解する.海底資源に関する物性データと海底資源情報について習得する.
海底資源地質学 人類が抱える最重要かつ緊急の課題である資源・エネルギー問題について、地質学的視点から理解する.現在の資源・エネルギー問題を、広い視野で深く考える姿勢を身につけることを最大の目的とする。海底や陸上資源の分布や形成過程について,地質学的事象から資源問題を考える.
海底資源科学ゼミナール
(化学)
海底資源科学セミナール
(地学)
海底資源分析学実験
(化学)
定量化学実験を行うのに必要な分析化学の基礎技術とコンピュータによるデータ処理方法を修得する。大学で使用する基礎的な化学に関する実験技術のうち、定量分析の基礎を習得する。
海底資源分析学実験
(地学)
海底資源の構成物質を理解し,海底で起こる地球規模スケールの現象を理解する.海底資源の観察から帰納的な結論を得る方法を学ぶことを到達目標とする.観察・実験を通して,海底資源がどのような物質からできているかを知り,分析方法に関する基礎知識を習得する.
卒業論文演習Ⅰ、Ⅱ
卒業論文