ウエスタンブロティッングでつかう試薬

 1. タンパク質抽出バッファー
 
   0.1 M Tris-HCl (pH 8.0)
   0.2 M EDTA
    8 M Urea (尿素)
  0.2 mM  DTT

 2. 2X サンプルバッファー
  
   0.1 M Tris-HCl (pH 6.8)
     4% SDS (w/v)
     12% β-メルカプトエタノール (v/v)
     20% グリセリン (v/v)
                BPB (青色が付く程度)

 3. SDS-PAGEバッファー

    Tris    15.15 g
    グリシン  72.05 g
    SDS     5.0 g

   上記を 蒸留水に溶かして 5L にする。

 4. ポリアクリルアミドゲル

     12.5% ポリアクリルアミドゲル。詳細は省略。

 5. ブロッティングバッファー
    Tris       3.0 g
    グリシン    14.4 g
    メタノール  200 ml

    蒸留水で総容積 1 L にする。

 6. PBS (Phosphate Buffered Saline)

    NaCl           8.0 g
    KCl             0.2 g
    Na2HPO4-12H2O   3.58 g
    KH2PO4        0.272 g

    蒸留水で総容積 1L にする。

 7. ポンソーS 染色液

    5% 酢酸 (v/v) に終濃度 1% (w/v)になるように Ponseau-S を溶かす。


 8. ブロッキング液

    (Western blotting 用) PBST に終濃度 2% (w/v) になるようにスキムミルクを溶かす。

    (切片の免疫染色用) PBS に終濃度 1% (w/v) になるようにスキムミルクを溶かす。 

 9. PBST

    PBS に終濃度 0.1% (v/v) になるように Tween 20 を加える。

 10. 発色試薬 (今回は True Blue)

    KPL 社製品。ペルオキシダーゼの基質。