旧 高知大学理学部

無機・錯体化学研究室

 我々の研究グループでは、無機化学の一分野である配位化合物(金属錯体)に関する研究を行っています。配位化合物というと馴染みがないかもしれませんが、簡単に言えば、様々な酸化数を持つ金属イオンに配位子と呼ばれる原子、分子、イオンなどが結合してできた化合物のことを指します。皆さんの身の回りでも、体内の酸素運搬体であるヘモグロビン、制ガン剤として有効なシスプラチンあるいは新幹線の青と緑の帯に使われているフタロシアニン化合物などとして、様々な役割を果たしています。優れた性質を持つ配位化合物を合成し、その立体化学的な研究および溶液中での反応に関する研究を通して、新しい機能を有する材料の開発に取り組んでいます。


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1998/05/11 作成 最終更新日 2006/03/31