第48回錯体化学討論会参加者各位

 梅雨の侯、皆様には益々御清祥のこととお慶び申し上げます。
 さて、第48回錯体化学討論会に参加申込をいただきありがとうございます。第48回錯体化学討論会では4つのミニシンポジウム、錯体化学研究会研究奨励賞受賞講演に加えて593件の発表申込がありました。討論会の事務手続きをスムーズに行うため、以下の内容をご確認のうえお手続きの程お願い致します。
 まず、(1)から(6)について概要を説明します。詳しい部分は添付資料をご参照下さい。
  (1)参加登録について(郵便振替用紙同封)
  (2)発表形式、要旨集原稿作成について(添付資料1参照)
  (3)データベース用原稿の作成について(添付資料2参照)
  (4)ミニシンポジウムおよび受賞講演について(添付資料3参照)
  (5)宿泊等の予約について(青色の添付資料)
  (6)その他

それでは9月に高知でお会いできますことを楽しみにしております。

第48回錯体化学討論会世話人一同




(1)参加登録について(郵便振替用紙同封)
 参加登録および懇親会参加は原則として予約制とし、当日分はやむを得ない方だけに限らせていただきますのでご協力をお願い致します。また要旨集もできるだけ御予約くださいますようお願い申し上げます。
     登録料 一般:予約3,500円 (当日4,000円)
         学生:予約2,500円 (当日3,000円)
     要旨集    予約3,500円 (当日4,000円)
     要旨集郵送希望の場合は送料1冊につき1,000円
     懇親会費   予約6,000円 (原則予約制、9月27日(日)18:30から開催)   
 予約には、郵便振替用紙(1人1枚使用、加入者名:第48回錯体化学討論会、口座番号:01670-0-24476)をご利用ください。予約受付期限は8月24日(月)です。予約者には8月下旬に登録票、要旨集引換券、懇親会入場券等をお送りします。また、希望者への要旨集の郵送は9月上旬の予定です。

(2)発表形式、要旨集原稿作成について(添付資料1参照)
 口頭発表は、6会場で開催し、1講演あたり15分発表、5分討論(合計20分)となります。発表申込者は添付資料の発表形式・要旨原稿作成に関する連絡事項をお読みいただき、要旨原稿を作成し、錯体化学討論会事務局宛送付してください。なお、今年も昨年同様原稿用紙は使用しませんが、原稿のサイズは昨年と同じくA4判です(原寸大で印刷されます)。日程は以下の通りです。

(3)データベース用の原稿の作成について(添付資料2参照および添付原稿用紙)
 日本化学会よりデータベース作成の協力依頼が参りました。添付資料2に従い作成し、要旨原稿とともに送付下さい。

(4)ミニシンポジウムおよび受賞講演について(添付資料3参照)
 錯体化学研究会「研究奨励賞」受賞講演、ミニシンポジウムのテーマ、開催日時、プログラムは添付資料3をご覧下さい。

(5)宿泊等の予約について(青色の添付資料)

 添付の資料をご覧下さい。各自手配願います。なお、本討論会期間中に他の学会が重なっておりますので、早めにご予約されますことをお勧めします。

(6)その他
 高知駅から高知大学朝倉キャンパスへは、JR土讃線(下り)を利用し(所要時間は約15分)、朝倉駅下車徒歩5分です。また、高知空港から高知大学朝倉キャンパスへは、空港連絡バスを利用し、はりまや橋バス停で土佐電鉄路面電車(朝倉あるいは伊野行き)に乗り換え朝倉電停下車です(空港からの所要時間は約70分)。なお、高知大学朝倉キャンパスへ自動車でおいでの方は、前もってお知らせください。

 
以上





会場

討論主題

A1,A2,A3会場

錯体の合成と性質

B会場

錯体の構造と電子状態

C会場

溶液内構造、平衡とダイナミックス

D1,D2会場

生物無機化学

E会場

錯体の機能と応用(高分子、触媒、材料など)

ミニシンポジウム(I)

溶媒のクラスター構造と錯体の反応

ミニシンポジウム(II)

混合原子価錯体が創造する新たなる源流を求めて

ミニシンポジウム(III)

配位化合物の中間相転移とダイナミクス

ミニシンポジウム(IV)

金属酸素錯体活性種の分子論と反応制御

       


                                          

添付資料1
(2)発表形式・要旨原稿作成に関する連絡事項
《1》
お申し込みいただきました講演の講演番号は、別紙のようになっております。講演番号は、口頭発表の場合は講演日、口頭発表会場(A1、A2、A3、B、C、D1、D2、E)および時間帯を表しています。ポスター発表(Pで表示)の場合は後述の《5》を参照してください。口頭発表の時間帯は下記の通りです。したがって、例えば1A102は、第1日目A1会場で9時20分に始まる発表を意味します(ただし、ミニシンポジウム、受賞講演を除く)。なお、プログラムは「化学と工業」8月号および日本化学会、錯体化学討論会ホームページ(http://www.sc.kochi-u.ac.jp/~yonemura/sakutou/)に掲載されますので御参照ください。



番号

01

02

03

04

05

06

07

08

09

10

開始時刻

9:00

9:20

9:40

10:00

10:20

10:40

11:00

11:20

11:40

12:00

番号

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

開始時刻

13:00

13:20

13:40

14:00

14:20

14:40

15:00

15:20

15:40

16:00

番号

21

22

開始時刻

16:20

16:40



 発表形式を”どちらでも可”と申し込まれた方の発表は、各討論主題の申込数に応じ調整させていただきましたので悪しからず御了承ください。

《2》講演要旨執筆上の注意
 要旨集は、前回と同様にA4判とします。
 1)講演1件につきA4判1ページ(白上質紙使用)の原稿を作成してください。原稿の書式は《6》に従い、必ず指定の大きさ内に収まるようにしてください。
 2)原稿はそのままの大きさで(縮小せずに)オフセット印刷します。
 3)ワープロ原稿の印字が薄い場合にはコピーをとり、濃度を揃えてください。

《3》原稿の送付についての注意
 1)要旨集原稿とデータベース原稿(添付資料2参照)の2点が揃っていることをご確認ください。また、送付の際は厚紙を入れてください。いくつかの原稿をまとめてお送り頂いてもかまいません。
 2)原稿は原則としてお返ししませんので、コピーをお手元に残してください。
 3)原稿締切は8月7日(金)必着です。なるべくお早めに送付頂ければ幸いです。締切日に遅れた場合は要旨集に載せられませんので御注意ください。
 4)送付先:

〒780-8520  高知市曙町2−5−1

       高知大学理学部化学科内
       第48回錯体化学討論会事務局
          安井 隆次 宛
       E-mail: sakutou@sc.kochi-u.ac.jp
       TEL:(0888)44-8291 FAX:(0888)44-8360




《4》口頭発表の形式

 講演(口頭発表)は全てOHPでお願いします。持ち時間は講演15分、討論5分の計20分です。

《5》ポスター発表の方法

 1)ポスター発表者は下のスケジュールに従ってください。
 9:00から12:00の間にポスターを掲示してください。発表時間帯(13:00〜15:00)の内、少なくとも1時間30分を説明・発表に当ててください。ポスターは終了時に必ず撤去願います。


 2)講演番号−発表日時対応表


9月26日(土)

9月27日(日)

13:00〜15:00

13:00〜15:00

1PA01〜1PA85

2PA01〜2PC93

1PB01〜1PB26

2PB01〜2PC23

1PC01〜1PC18

2PC01〜2PC18

1PD01〜1PD33

2PD01〜2PC32

1PE01〜1PE12

2PE01〜2PC12


 3)会場に120cm(横)×210cm(縦)の掲示板(白)を用意致します。レイアウトは各自、工夫してください。 掲示に必要なピン類は事務局で用意します。








《6》要旨用原稿書式

 下記の図に従い、A4判上質紙(白)を縦に使用して原稿作成願います。











添付資料2
(3)データベース用原稿の作成について

 原稿用紙裏面の注意書きに従って作成してください。注意書き等には記載がありませんが、発表者の氏名と所属が対応できるように記号等を適宜挿入して区別してください。さらに、発表者の「よみ」をひらがなで最下行にご記入ください。原稿用紙の枠は、ある程度無視していただいても結構です。






添付資料3

(4)ミニシンポジウムおよび受賞講演について
ミニシンポジウム
   (第1日目)9月26日(土)15:15〜17:30

S1会場  ミニシンポジウム(I) 「溶媒のクラスター構造と錯体の反応」


15:15-15:20 趣旨説明   田端正明(佐賀大理工)
15:20-16:00 溶媒和クラスターとして観た溶液中の分子間及びイオン-分子間相互作用 脇坂昭弘(資環研・融合研)
16:00-16:30 クラスター構造からみた有機溶媒−水混合溶液の相分離現象 高椋利幸(佐賀大理工)
16:30-17:00 同形置換溶液X線回折でとらえた金属錯体の疎水性水和クラスター 横山晴彦(横浜市大理)
17:00-17:30 混合溶媒中における金属イオンの構造と反応 小堤和彦(立命館大理工)


S2会場  ミニシンポジウム(II) 「混合原子価錯体が創造する新たなる源流を求めて」


15:15-15:20 趣旨説明   松下信之(東大院総合文化)
15:20-15:45 ハロゲン架橋一次元金属錯体の分子振動と構造相転移 小澤芳樹(姫路工大理)
15:45-16:10 混合原子価白金ブルー化合物の基礎研究と一次元集積化 酒井 健(成蹊大工)
16:10-16:35 二核白金錯体の(II,II)/(III,III)酸化還元系による金属硫化物イオンからのポリカルコゲニド生成反応 馬越啓介(北大院理)
16:35-17:00 ランタン型複核錯体を用いた3次元相互作用系の構築をめざして 海老原昌弘(岐阜大工)
17:00-17:25 金属−金属多重結合を有する直線状 M-Mo-Mo-M 型四核錯体の合成と性質 真島和志(阪大院基礎工)
17:25-17:30 おわりに   松下信之(東大院総合文化)


S3会場  ミニシンポジウム(III) 「配位化合物の中間相転移とダイナミクス」


15:15-15:25 趣旨説明   宮島直美(北大院理)
15:25-16:00 配位化合物における金属・配位子相互作用と動的挙動および局所構造 武田 定(群馬大工)
16:00-16:30 電導性複核白金錯体における動的原子価状態 北川 宏(北陸先端大院材料)
16:30-17:00 有機カチオン液晶を利用した金属錯イオンの二次元超格子構造化と光機能化 金澤 昭彦(東工大資源研)
17:00-17:30 金属錯体液晶における電気伝導 太田 和親(信州大繊維)


S4会場  ミニシンポジウム(IV) 「金属酸素錯体活性種の分子論と反応制御」


15:15-15:20 趣旨説明   鈴木正樹(金沢大理)
15:20-15:50 金属錯体配位によるスーパーオキシドイオン生成の触媒制御と電子移動特性 福住 俊一(阪大工)
15:50-16:20 非対称銅-鉄二核金属錯体による酸素分子活性化―金属酵素と人工系 成田 吉徳(九大有機研)
16:20-16:50 光学活性ケトイミナト型マンガン(III)錯体による触媒的酸素不斉エポキシ化反応 山田 徹(慶大理工)
16:50-17:20 生体反応場の有効利用:ヘム蛋白の場合 渡辺 芳人(分子研)

錯体化学研究会研究奨励賞受賞講演   (第2日目)9月27日(日)15:20〜16:50 特 会場

15:20-15:50 大場正昭(九大理)「シアン架橋二元金属集積体の1−3次元ネットワークの合理的構築と磁性」

15:50-16:20 山口和也(阪大院理)「ウレアーゼ活性中心モデルとしてのニッケル複核錯体の構造と機能」

16:20-16:50 近藤 満(都立大理)「多孔性構造を有する新規配位高分子の合成とそのガス吸着活性」


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問い合わせ先:sakutou@sc.kochi-u.ac.jp