#滅菌

・オートクレーブ(蒸気滅菌)

1.圧力釜.2気圧の水蒸気(120℃)で20分間処理すると全ての生物は死滅するので,オートクレーブは滅菌方法として広く使われる.
2.蓋を開け,底に水が入っているかどうかを確かめる.底板の表面に水が達しておればOK.
3.網カゴに滅菌するガラス器具を入れ,ハンドルを回して蓋を閉める.この時,ハンドルを余りにきつく締め付けないこと.
4.開閉器ON,メインスイッチON,スタートボタンを押す.exhaustバルブが閉じていることも確認.
5.ヒーターに電源が入り,圧力が上がってくるので,途中で蒸気漏れがないかどうかをチェックする.
6.2気圧になってからタイマーが作動し,自動的に電源が切れる(ブザーが鳴る).
7.圧力ゲージがゼロになってから,蓋を開けて滅菌したガラス器具を取り出す(ゼロ直後はまだ熱いので手袋をするなど気をつける).

・乾熱滅菌

1.腰高シャーレ,フラットシャーレ,パスツールピペットなどの乾熱滅菌する器具は白い木箱に入れておき,ある程度の量がたまったら,随時乾熱滅菌します.
2.オーブンを200℃に設定し,OFFタイマーを2時間に設定します.
3.自動的に電源が切れ,室温に冷えるまで放置する(半日かかる).
4.滅菌が終わったガラス器具は,所定の棚に保管する.

・濾過滅菌

・紫外線滅菌

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