最終更新日 2003年9月4日

箱入り娘
 MUSUME.EXE は箱入り娘のパズルです。

 娘を下の出口まで、空白を利用して、移動させれば良いです。81手かかります。そのままでは難しすぎるので、二種類のヒントを表示できるようにしています。一つは下のヒントのボタンを押します。

 それぞれの局面で後何手で終わるかの数字を表示してくれます。メニューのヒントを使えば二〇手先、一五手先、一〇手先の局面を表示させることが出来ます。例えば、一〇手先の局面は次のようになります。

 駒を動かすにはマウスでドラッグすればいいです。メニューの設定の自由設定を選択すると自由に初期設定できます。理由は良く分かりませんが、動作がぎこちないです。右側の駒をマウスでドラッグして、左側の升目に配置して下さい。

 箱入り娘のパズルは木製のパズルを買ってきて遊んでいましたが、学生控え室に置いていたら、教育実習で誰かが付属中に持っていったまま行方不明になったのと十数年前 Prolog の勉強をしたとき、箱入り娘のパズルが解けないようなコンピュータでは人工知能の勉強は出来ないといって、箱入り娘のパズルを解く Prolog のプログラムが載っている記事を読んで、大学にあったワークステーションでそのプログラムを実行してみたら全然メモリが足りなくて実行できなかったが、そのプログラムの効率にずっと疑問を持っていたので自分でプログラムを作ってみました。プログラムを作った本人がこんなことを書くのはどうかと思いますが、このようなパズルはコンピュータでやるものではなく、やはり木製のパズルで試行錯誤しながらやるのがずっと教育的だと思います。単にプログラミングの腕試しに作ったプログラムです。
 このプログラムはフリーソフトです。バグは少ないと信じていますが、もし万一このソフトを使うことやこのソフトを使うつもりであったがうまく動作しなかったことなどでいかなる被害を受けても、作者は一切の責任を免除させていただきます。各自の責任でお使いください。MUSUME は BORLAND C++ BUILDER で作っています。WINDOWS 98 と WINDOWS 2000 と WINDOWS XP で動作確認しています。MAC や LINUX では使えません。本当は Kylix も C++ をサポートしたみたいなので LINUX に全面移行したいのですが、高知大学では全学生に WINDOWS マシーンを買わせているので仕方がありません。いろいろの授業でコンピュータを使って授業をしているので仕方なく WINDOWS を主として使っています。

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