最終更新日 2003年9月17日
TENKAIZU
TENKAIZU.EXE
TENKAIZU.EXE は正多角形や準正多角形やデルタ多面体の展開図を描くソフトです。また、多面角万華鏡や星形正多面体の
模型を作るための型紙を描きます。

このプログラムはフリーソフトです。

使い方は簡単で、単にメニューから描きたい多角面を指定するだけです。サイズが標準の時が最大の大きさです。
その時の数値は下に表示されています。この数値より小さい数値を指定すると小さい図が描かれます。
ラジオボタンのプリンタを指定して再描画のボタンを押すか別の多面体をメニューから指定するとプリンタに
展開図が印刷されます。ファイルのメニューの印刷でも画面のコピーが印刷されますが、画質が悪いし、
紙が無駄になります。規格化のチェックボックスは準正多面体の外接円の大きさを指定して出来上がった模型の
大きさをそろえるために作りました。印刷したときのサイズは画面に表示したときと数値が異なります。
プリンタに一回印刷してみると標準の大きさのサイズがどれくらいか分かります。
規格化のチェックボックスをチェックした時は、サイズはすべて同じ大きさを指定して下さい。
規格化に失敗すると下に表示されます。数値を小さくしてやり直して下さい。

多面角万華鏡や星形正多面体の模型を作るための型紙の使い方は、マグナス J. ウェニンガー著
「多面体の模型 その作り方と鑑賞」教育出版を参照して下さい。自分で大きな型紙を作るために、正確な数値を
計算するには、球面幾何の知識やちょっと面倒な計算が必要な場合があります。

色々なソフトを作ってきましたが、こんな単純なソフトの方がかえって教育には役に立つような気がします。
立体を理解するには、写真やアニメーションを見るのではなく、実際に作って、
模型を手にとって眺めてみるのが一番だと思います。