生体機能物質工学セミナー 

ホヤゲノム解析の現在

講師: 川島武士先生(京都大学大学院理学研究科)
9 月 14 日(水) (共通教育棟 221 教室)

履修登録等は必要ありません。学部・学科に関 わらずご来聴ください。
開始時刻未定。決まり次第電子掲示 板等で連絡します。



川島武士先生セミナー

ホヤは,そのド ラフトゲノムの決定や,豊富な cDNA 配列など,配列データのリソースが,他のモデル生物と比較しても,非常に充実してい るといえる。これらのデータによって,かなり正確な遺伝子の予測や,時間的な遺伝子発現の予測が可能になってきている。FISH 法と BAC クローンの末端 DNA 配列データに基 づくゲノムの物理マップはユークロマチン領域の 70% 以上がカバーされるようになっており,染色体上の遺伝子の分布などについても明らかになってきている。この 5 年ほどの間に得られたゲノム配列に関するデータにどのようなものがあるのか,また物理マップ作成がどのように行われてきたかを説明する。またそれらによっ て少しずつ明らかになってきたホヤゲノムの特徴についても議論したい。


お問い合わせは 藤原滋樹( tatataa@cc.kochi-u.ac.jp ) まで



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