2010 海洋生命・分子工学実験 II (遺伝子工学的実験法)

練習問題のデータ



練習問題 ・・・ 制限酵素処理の結果

レーンは下記のとおりです。

λ: 電気泳動マーカー (λ/HindIII)
A : A グループ
B : B グループ
F : 電気泳動マーカー (Forever Ladder)

制限酵素処理の結果

λ/HindIII のバンドは,上から順に 23130 bp,9416 bp,6557 bp,4361 bp,2322 bp
2027 bp,564 bp
です。
Forever Ladder のバンドは上から順に 1500 bp,1200 bp,1000 bp,800 bp,600 bp
400 bp
,200 bp です。

さて,みんなは,二つのグループのプラスミドが A か B か・・・もうわかっていますね?



練習問題 ・・・ PCR の結果

C〜G は,グループの名前です。
各レーンに流したサンプルを作るために使用したプライマーのセットは以下の通りです。
1: T7 と F1
2: T7 と R1
3: SP6 と F2
4: T7 と F2
5: SP6 と F1
6: SP6 と R1
7: SP6 と F2
8: T7 と F2
9: SP6 と F1
10: T7 と F1


練習問題の PCR の結果

使用した電気泳動マーカーは pBR322/BstNI です。バンドが 5 本見えますね。
上から順番に 1857 bp,1058 bp,929 bp,383 bp,121 bp です。
121 bp のバンドはかすかにしか見えません。

さて,説明はしません。
みんな,しっかり考察してください。
自分のデータだけじゃなく,他の人のデータもよく見て考察すること。

自分のグループの実験が成功したかどうかというようなことは,実習ではあまり重要では
ありません。自分の出した結果と他の人たちが出した結果から,何を学んだかが大切です。




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