2010 海洋生命・分子工学実験 II (遺伝子工学的実験法)

5 月 27 日のデータ



SDS-PAGE の結果

電気泳動マーカーは,上から 120 kDa,90 kDa,48 kDa,36 kDa,28 kDa,20 kDa です。
ちょっと泳動が乱れてしまいましたね。
実習の時間中にも言いましたが,今回使った大腸菌は,おそらく長いこと研究室で培養を
続けていた間に lacIq を失ってしまったものと見られ,IPTG (-) でも,タンパクを発現して
しまいます。そのせいで,どれが EGFP か,わかりにくいと思います。
そこで,昨年度の専門基礎実験で,皆さん自身が精製した EGFP タンパクの泳動像を
一番下に載せました。精製された EGFP がはっきりとわかりますね? その実験でも,今回と
同じ電気泳動マーカーを使いましたので,昨年のゲルで EGFP のバンドがどのあたりの
位置に出たかを参考にして,今回のゲル中のどれが EGFP かを見つけてください。

なお,例えばサンプル 3, 4, 12 とかでは,IPTG (-) と IPTG (+) とで,EGFP の量に
違いがあるみたいですね。。。


ゲル No. 1    
ゲル No. 1


ゲル No. 2  
  
ゲル No. 2


ゲル No. 3    

ゲル No. 3


昨年の実験の結果 (参考)    

昨年の SDS-PAGE






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