アサリの水質浄化能力を確かめてみましょう。簡単な実験ですから、ぜひ試してください。 | |||||||
1)スーパーで売っている活きアサリを用意します。
2)2つのコップに濁った海水をいれます。(海水に干潟の泥を加えて作ります。米のとぎ汁を加えても良いです。) 3)1つコップにアサリを入れ、もう1つのコップには何も入れません。 4)30分後、2つのコップはどうなるでしょうか? |
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アサリは、入水管から海水を取り入れ、鰓と口(唇弁)で好みの粒子とそうでない粒子を選り分けます。
口に入った餌は消化され、きれいな糞となります。口に入らなかった粒子は偽糞(ぎふん)として捨てられます。糞や偽糞は干潟の泥に混じって、泥を食べる生物(堆積物食者)の餌となります。 |
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アサリのように、海水中に浮かんでいる餌を食べる生物を、ろ過食者、または、懸濁物食者と呼びます。殻長25mmのアサリ1個体で、1時間に約1.5リットルの水を濾過します。
アサリのほかに、他の多くの二枚貝、アナジャコ類も懸濁物食を行います。 |
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