大規模災害による被害最小化のための道路復旧計画
大規模災害は広域的な道路の寸断を発生させて被災地の復旧の遅延をもたらします．本研究では被災状況と発災後の復旧対応力に応じた復旧パターンを提示可能なモデルを開発して被害最小化を目指します．
南海トラフ地震と長期浸水対策
高知市は南海トラフ地震に伴う市内の長期浸水により，多くの要医療支援者が浸水域内にとどまることが想定されてます．本研究では発災時に長期浸水域に残された要医療支援者をボートで搬送するための計画モデルを提案します．
人口減少・超高齢社会の都市防災計画
東日本大震災後，これまで浸水しないと想定されていた地域で新たな津波防災対策が必要なことが認識されました．一方，地方では本格的な超高齢化・人口減少問題が深刻化しています．本研究では，災害リスクと社会情勢を踏まえた居住誘導施策を検討します．
道路プロジェクトと防災計画
道路ネットワークの整備は将来の大規模災害に備えたハード対策として重要な施策のひとつです．効果的な防災対策を行うためには，効果の高い道路プロジェクトを優先的に整備する必要があります．本研究は，災害発生後に復旧すべき最重要拠点間のアクセシビリティを最大化させるモデルを提案します．
