高知大学　山田研究室

Facilities

（左）クライオスタットと（右）MASプローブ使用時の無冷媒型超伝導磁石

固体NMR測定に使用する可変型超伝導磁石（GM冷凍機による伝導冷却式無冷媒磁石）です。パーシステントスイッチを用いて、パーシステント（静磁場）モードとドライブ（可変型）モードに切り替えることができます。この磁石の利点はドライブモードでも高い磁場分解能を保持できる点です。伝導冷却式のクライオスタットを備えており、極低温から常温まで試料の温度調整が可能です。また、少し荒技ですが、上部のクレーンでクライオスタットを持ち上げると、磁石下側からMASプローブや室温シムを挿入でき、通常の固体NMR測定も可能です。

NMR室の一角にある作業場です。ここでは試料毎にコイルを巻くなど、測定前のプローブ調整を行います。半田ごてが手放せない毎日です。

当研究室が誇る「豆から挽ける」全自動コーヒーマシン。毎日の酷使にも拘わらず、何年も頑張っています。No Coffee, No Science.

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