専門コア情報処理演習
課題 I: 画 像と模式図入りの文書を作る
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この情報処理演習では,まず画像と文章を含む文書を作成し,線画を描く練習をします。
次に,その画像,線画(模式図)を利用して,何かを解説するプレゼンテーションをします。
プレゼンテーション用のスライドは PowerPoint というソフトを利用して作成します。さらに
そのプレゼンテーション資料を HTML 文書にまとめなおして,みなさんのホームページ
にアップロードしてもらいます。みなさんは,1 年次に受けた講義や 2 年次に受講中の
講義などの中から,興味のある題材を選んでください。プレゼンテーションや HTML での
公開も考えて,あまり重複しないように,おもしろいテーマを選んでください。



卒業論文や発表会はもちろん,就職した後もプレゼンテーションは必須の能力です。
私たちの分野の研究では,実験をして結果を出し,そこから導かれる結論をわかりやすく
説明することが大切です。多くの場合,実験結果は化学式,顕微鏡写真,細胞や遺伝子
の模式図,系統樹・・・などといった図によって表現されます。そこで,ここでは,画像と
それを説明する文章を組み合わせた文書を作成するための初歩的な技術と,模式図を
描く練習をやってみようと思います。
 使う画像は,ISIS DRAW での化学構造式の作成法を既に学んだ人は,化学式を使って
も構いません。自分の手で描いた絵をスキャナーで取り込んむことも可能です(希望者は
藤原まで早めに申し出てください)。著作権のない写真などを利用しても構いません。
ただし,プレゼンテーションの内容を考えて,化学・生物学の内容にしてください。
また,教育用画像素材集というサイトがあります。

(このボタンをクリック )  教育用画像素材集へのリンク

画像(静止画)を 1 つ選んで,自分のパソコンの適当なフォルダにダウンロードしましょう。
選ぶ画像は,次の項目の中から選んでください。画像には,既に矢印などが書き込まれて
おりますが,この演習の中で自分でも書き込みを加えますので,元々の書き込みが少なめ
のものを選ぶとよいと思います。

「CG で見る生物のしくみとはたらき」 → 「細胞の仕組みと働き」 その他どれでも
「理科 実験・観察集」 → 「物質の化学変化」,「実験器具の使い方」,「実験べからず集」

(注意) 教育用画 像素材集のサイトは独立行政法人情報処理推進機構(IPA)によって
作成されたものであり,この情報処理演習では IPA の許可を得て画像素材を利用させて
いただくとともにリンクをさせていただいています。ここからダウンロードした画像は,教育
目的に限り,複製や加工に加えて画像を活用した発表や出版を行って構わないことに
なっています。画像を利用したファイルには下記のように出典元を明記してください。

出典:IPA「教育用画像素材集 サイト」 http://www2.edu.ipa.go.jp/gz/


画像入りの文書の作成方法と模式図の描き方:

1. Canvas あるいは AppleWorks(ドロー)を開き,保存してある画像を挿入する。
   〜 Canvas はお試し版をダウンロードして使うことができ,気に入ればそのまま
     購入の手続きをした上で継続使用できます( こちら ・・・ Download 15
    day evaluation
をクリックすればお試し版をダウンロードできる)。買うと
     なるとちょっと高い・・・。私は論文の図の作成用にこのソフトを使っています。
   〜 AppleWorks は Macintosh 用のソフトです。図や写真入りのファイルを JPEG
     や TIFF などの別の形式で保存しようとすると解像度が調節できないため,
     私はあまり使っていません。
   〜 また,AdobeIllustrator もいいかも知れません( こちら )。
   〜 このほか,Windows 用に Dynamic Draw 3 という無料ソフト( 窓の杜 から
     ダウンロードできます・・・ こ ちら )。
  今年度は,Canvas を使ってみたいと思います。評価版を使ってみて,気に入ったら
  買ってください。

2. 画像の大きさを変える(縦横の比率を変えないように)。いくつか作業をするごとに
  こまめに保存する。
この課題で作成した文書は,次の課題(プレゼンテーション資料の作成,HTML 文書の
作成)にも使います。


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