Fish Nutrition Lab. Kochi University
 海洋資源科学科 海洋生物生産学コース 水族栄養学研究室

 

飼育施設

私達が水族病理学研究室と共同で利用している飼育施設です。
香南市と賃貸契約を結び、お借りしています。
高知大学物部キャンパスから車で10分ほどの距離です。
もともとはヒラメの養殖施設だったそうで、かなり大きな施設になります。
海水も豊富にありますし、安定した状態で魚を飼育できます。
水は掛け流しになるため、加温等はできません。
しかしながら、地下海水を使用しているため、基本的に病気になりにくいです。
この施設の維持・管理費は教員の獲得してきた外部資金です。
そのため、企業等からの受託研究・共同研究を歓迎しています。
利用について興味がわきましたら、遠慮無くお問い合わせください。

飼育施設の水槽1

大きな水槽は直径6mで、30トンの収容量になります。この水槽が18基あります。

飼育施設の水槽2

写真手前の水槽で泳ぐ魚は600 g程度のブリです。300匹ぐらいの魚が泳いでいます。だいたい3kgまでは大きくできます。

試験用水槽

1.1 t水槽です。これを40基ほど所有しています。30tの水槽で試験を行うことは少なく、主に稚魚をもちいて試験をしています。

揚水ポンプ

飼育施設の心臓とも言える揚水ポンプです。陸上に4台、水中に1台あります。地下海水を使用しているため、基本的に病気の原因となる寄生虫、バクテリア、ウイルスが含まれていません。つまり、病気にほとんどならない環境で飼育できます。

自家発電機

回遊魚の育成には水の循環が重要です。停電時にはこちらが自動で作動します。そして、停電時には、私(深田)の携帯電話が鳴ります。

エアブロア

2台のエアブロアです。1台で18基の水槽に空気を行き渡らせることができます。

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