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2015年度の歩み

平成27年度高知大学卒業・修了式[3/23](2016年3月29日)

 平成27年度高知大学卒業・修了式がありました。地盤防災研究室からはM2の山崎さん、B4の小林さんと中田君がそれぞれ修了、卒業を迎えました。山崎さんと中田君のスーツ姿、小林さんの華やかな振り袖姿を見ると改めて三人の卒業に実感が湧いてきました。これから皆さんが社会で活躍していくと思うと期待で胸が高まります。ご卒業おめでとうございます!
最後に、来年度から私と石川君の二人で研究室を引っ張っていきたいと思いますので、今後とも地盤防災学研究室をよろしくお願いいたします。(品川)




原研究室追いコン[3/11](2016年3月14日)

 我が研究室ではM2の山崎さん、B4の小林さんと中田君が修了・卒業しますので、それを記念して研究室の追いコンを開催しました。外部からはお忙しい中、株式会社ロイヤルコンサルタント社長の筒井様、株式会社地研の中根様、中島様にもご参加いただき、非常に賑やかな会となりました。
山崎さんは研究室のリーダーとして常に研究室のことを考えてくださり、勉学に関してはもちろんのこと、私生活でも大変お世話になりました。小林さんはとにかくいつも元気で研究室に活気を与えてくれていました。中田君はいつも陰ながらみんなのサポートをしていました。そんな3人もの素晴らしい仲間がいなくなり非常に寂しくなりますが、来年度からは新メンバーで研究室を盛り上げていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
最後に、筒井様、中根様、中島様には大変お忙しい中ご参加いただき、貴重なお話をしていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。今後ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。(石川)




土木利用木材の実験準備[2/23](2016年2月25日)

 4回生の小林です。昨年行った鏡川水制工の調査に引き続き、新たな現場から木材が届きました。採取から少し時間が経過しているため、含水率を採取時に近づけるために丸太の養生を行いました。含水率は木材の強度や密度に大きな影響を及ぼすため、大変重要な作業です。養生が完了し次第、実験に取り組む予定です。この日は国立研究開発法人森林総合研究所より加藤様がいらしており、木材研究者の視点から発せられるご意見はまさしく目から鱗!さまざまな分野の方とお話しするのが如何に大切であるかを噛み締めました。夜には懇親会を開催し、今度は木材だけではなく、社会の事もいろいろ教えていただいて、実りのある充実した一日を過ごすことができました。この場を借りて御礼申し上げます。
3回生の林です。先日、自身の研究のための新たな木材が届いたということで早速丸太の養生を開始しました。私にとっては初めての研究材料なので気を引き締めていきたいと思います。まだ木材に関して知識が乏しいので早く知識を身に付けられるよう勉強していきたいと思います。また、夜の懇親会では国立研究所開発法人森林総合研究所の加藤様の貴重なお話をたくさん聞かせていただくことができました。この場を借りて御礼申し上げます。




学部長表彰式[2/16](2016年2月16日)

 石川君、学部長表彰おめでとうございます!研究室発足から一度も途切れることのなかったこの賞を今年度もいただくことができ、同じ研究室の仲間として大変嬉しく思います。これからの石川君の活躍を期待するとともに、僕も負けないよう頑張ろうと思います。(品川)




卒業論文・修士論文発表会[2/14,15](2016年2月16日)

 先日、我が研究室のM2山崎さん、B4小林さんと中田君の3年間または1年間の集大成を発表しました。皆さん研究内容は違いますが、自身の実験や論文、発表練習に渡りお互い数多くの議論を交わし、切磋琢磨されてきました。小林さんは非常に緊張しながらも伝えるべき内容をきっちり伝えることができていました。中田君は落ちついて一つ一つ丁寧な発表をしていました。山崎さんは非常に濃い内容の研究をわかりやすく噛み砕いた発表をされました。皆さんとてもレベルの高い発表をしてくれてうれしい気持ちになりながら「負けられない」という強い思いも湧いてきました。
来年度からは私と品川君の二人でリーダーをやっていくわけですが、今年度の山崎さんに負けないような指導を、そして小林さん中田君に負けないような研究と発表を後輩たちにやってもらえるよう努めていきたいと思います。(石川)
以下、卒業論文発表会でご聴講くださった株式会社地研の中根久幸様からのご感想です。

(公社)地盤工学会の活動をはじめとし、日頃よりお世話になっている地盤防災学研究室の4回生である小林さんと中田さんの卒業論文発表があるとのことで、2月14日(日)に高知大学農学部流域環境工学コースの卒業論文発表会に参加させて頂きました。
実は、私は流域環境工学コースの前身である生産環境工学科の卒業生であり、私が卒業した頃には40編近くの発表数でしたが、本年度は全7編の発表でした。しかし、研究内容は当時よりも多岐に渡り、それぞれ自分の研究に誠実に取組まれていたため、人数の少なさはまったく気にならない有意義な発表会でした。
特に、小林さんと中田さんの発表は、高知県でも課題となっている地震時の液状化に関する研究内容であり、かつ実務者としては直ぐにでも現場で活用させて頂きたい成果でした。
卒業論文がこの研究レベルまで仕上げられているのは、原先生の厳しいご指導のもと、お二人が実直に研究に取組まれた成果であると思います。地盤防災学研究室の飲み会には度々参加させて頂いており、いつもお二人の前向きな姿勢と素直さには、私の心が洗われます。今回の発表会は、正にお二人の人柄が出たものだったと思います。
先日、2月15日(月)は同コースの修士論文発表会で開催されるとのことでありました。山崎さん、参加出来なくてすみません。検討を祈ります。




卒業論文・修士論文発表練習会[2/9](2016年2月10日)

 2月14日の卒業論文発表会、15日の修士論文発表会に向けた発表会が行われました。卒業・修了予定の皆さんは今までのゼミとは違っていつも以上に緊張していると同時に、自身の研究成果を伝えたいという熱意が伝わりました。我々M1はM2の方の発表を聞いて改めてあと1年という短い時間しか残されていないということを痛感しました。今回発表した皆さんが本番でいい発表をして気持ちよく卒業・修了できるよう応援したいと思います。(石川)


B4小林さんの発表風景です




間伐材を活用した液状化対策工法の研修会[1/18](2016年1月26日)

 青森県では、「環境公共」の一貫として間伐材利用促進を目指しており、その一環として八戸市館鼻地区の岸壁耐震対策工事に丸太打設液状化対策&カーボンストック工法(LP-LiC)工法が採用されました。昨年12月から工事が始まり、約1300m2の敷地に約8600本の間伐材が埋立地盤に打ち込まれる予定です。港湾施設を対象とした液状化対策工事としては世界初の事例となります。 これに関連して、工事の必要性や意義、設計・施工上の留意点などを説明する研修会が1月18日に開催され、講師に招かれました。当日はあいにくの天候にもかかわらず、土木、森林分野などから150名を超える参加があり関心の高さが伺えました。講演会では、港湾の液状化対策の必要性やLP-LiC工法の特長、参加者の関心の高い木材の健全性などについて説明しました。
東日本大震災で被災した青森県において、被災の教訓を生かしながら豊富な森林資源を活用した地産地消型工事が進捗し、次期大地震に向けた防災対策と地球環境保全策が着実に進み、我が国の農林水産業の発展にも貢献されることを願ってやみません。(原)




2015年度第8回原研ゼミ[1/14](2016年1月15日)

 今回初めてプレゼンをさせてもらう機会をいただきました。それにより自分のプレゼンの問題や、基礎理論の理解が今後研究を進めていく上でもいかに重要であるかということを自覚できるものとなりました。先生や先輩方の期待に応えられるようこれから頑張りますのでよろしくお願いします。(棚谷)
第8回定例ゼミに参加させていただきました。原先生の変わらず熱くご指導されている姿、学生の皆さんの一生懸命な姿に元気をいただきました。原研究室の益々のご活躍をお祈りしています。参加させていただきありがとうございました。(地盤防災学研究室OG 坂部)


ゼミでの発表風景です。今回は企業の方に加え卒業生の坂部さんにもご参加いただきました。




2015年度地盤防災学研究室新年会[1/13](2016年1月15日)

 3回生の棚谷です。新年会は忘年会同様、たくさんの方々にご参加いただきました。普段お会いすることができない方々から貴重なお話をたくさん聞かせていただくことができました。これからの進路を考える上でも大変参考となるいい機会となりました。


集合写真です。これからも地盤防災学研究室をよろしくお願いいたします。




一般国道55号高知南国道路見学会[1/13](2016年1月15日)

 地盤防災学研究室M1の品川です。今回は高速道路に関した見学会に参加させていただきました。今年度は見学会が多く、内容も多岐に渡っており、非常に恵まれた一年であると感じております。
さて、今回見学させていただいたのは橋下部工事、法面対策工事、高架橋上部工事の3地点です。私が盛土・擁壁に関する研究をしていることもあり、法面対策工事は興味深い内容でした。現場で苦労したことやちょっとした裏話も聞かせていただき、法面対策に新たな視点を得ることができました。
最後に、ご多忙の中、このような貴重な現場を見学させてくださった国土交通省四国地方整備局土佐国道事務所の方々にこの場を借りて感謝申し上げます。


法面にアンカーを埋め込んでおります


橋下部の工事現場の風景です




堤防耐震・液状化対策事業現場見学会[12/24](2015年12月25日)

 国土交通省四国地方整備局高知河川国道事務所ご協力の下、高知海岸で施工されている二重矢板工法と鋼管杭工法の施工現場の見学に行ってきました。この現場では、来たるべき南海トラフ巨大地震に対応するため、矢板または鋼管杭を地中に圧入する液状化対策工事が2011年より進められており、地震および津波の被害を軽減する効果が期待されます。私は昨年も現場見学させていただきましたが、鋼管杭が地中に圧入されていく姿は何度見ても圧巻です。今回の現場見学では、いかに高知海岸が危険な状態に置かれているのか、そして私たちがすべきことは何なのかを改めて考えさせられるよい機会となりました。
ご多忙の中、現場のご案内等してくださった国土交通省四国地方整備局高知河川国道事務所の方々には、この場をお借りして感謝を申し上げます。  (石川)


鋼管杭を圧入している風景です


地中に埋まっている鋼管杭です




祝H27地盤工学会四国支部優秀発表賞受賞![12/24](2015年12月25日)

 本日、11/19-20に開催された地盤工学会四国支部平成27年度技術研究発表会 (地盤工学会四国支部平成27年度技術研究発表会へリンク)の優秀発表賞者に、高知大学地盤防災学研究室の石川君(M1)が選ばれました。原研から受賞者が出たということで、研究生一同大変喜ばしく思います。今回の受賞を弾みに、今後も研究室一丸となって社会に認められる研究を世界に発信していきたいと思います。以下、受賞した石川君からのコメントです。(山崎)
まさか自分が頂けるとは思っていなかったので,受賞の実感が湧くまで時間がかかりました。これもひとえに原先生をはじめとした皆様のご尽力の賜物であると思います。自らの研究でもまだまだ学ばなければならない点が数多くありますので,これを機にさらに深みのある研究ができるよう励んでまいります。これからもよろしくお願いいたします。(石川)


原先生に学会賞受賞を報告する石川君




2015年度地盤防災学研究室忘年会[12/11](2015年12月14日)

 本年度の忘年会の幹事を務めさせて頂いたM1の品川です。今年の忘年会は参加者が総勢三七名となり、昨年を超える規模での開催となりました。私自身、このような大規模な会の幹事は初めてであり不安でしたが、同期の石川君と協力し、無事終えることができました。参加者の皆様より、お帰りの際に感謝の言葉をいただき、とても嬉しかったです。
次回新年会でも幹事を務めるので、今回の経験を活かして頑張りたいです。(品川)


みなさま、お忙しい中ご参加いただきありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。




2015年度第7回原研ゼミ[12/11](2015年12月14日)

 第7回目のゼミが12月11日に行われました。今回のゼミでは、石川(M1)、品川(M1)、小林(B4)の各々の研究の進捗状況について発表を行いました。本ゼミでは、本研究室の栗林さん(D1)と三村さん(D3)、加えて㈱第一コンサルタンツの北澤様、兼松日産農林㈱の中村様にご参加いただきました。私の研究では建築にも関係した発表ということもあり、専門である中村様からご指摘を数多くいただきました。私の発表は、今までとは異なった着眼点から発表したため、数多くの知見を得ることができ、楽しく学ぶことができました。また、新たな課題も増えたため、次回のゼミまでにそれらを解決していきたいと思います。(石川)


研究内容に対してコメントをする原先生


新テーマについて活発な議論がなされています




第二回ネパール地震現地調査[11/21-26](2015年12月03日)

 7月に引き続き、高知大学総合研究センター防災部門、佐賀大学低平地防災研究センター、国立研究開発法人 防災科学技術研究所、民間企業2社の合同チームによりネパール地震の被害調査を行いました。地震発生から既に半年以上が経過しましたが、市街地の復旧はほとんど進まず、地震後の豪雨により中山間地域の斜面崩壊が深刻化している様子がうかがえました。加えて、ネパール国内の燃料備蓄不足に起因した給油制限は、慢性的な渋滞の発生や経済活動の停滞を引き起こし、市民生活全般に深刻な影響を与えていました。
合同チームでは、今後も現地研究機関と協働しながら地盤工学的知見に基づく被災実態の解明等を進める予定です。現地調査ではTribhuvan UniversityのDurga教授、Bhattarai助教、Hydro LabのMeg所長をはじめ、多くの皆様の支援を得ました。厚く御礼申し上げます。
第一回ネパール地震現地調査へリンク)(原)
前回に引き続き、ネパール地震の被害調査メンバーの一員として同行いたしました。ネパール国内の給油制限により、カトマンズ市内は7月に比べて車の通行は少なく、代わりにバスには車体の上にまで人が乗り込み、ガソリンスタンドにはあり得ない程の給油待ち渋滞ができており、衝撃を受けました。国内事情が不安定な現在、ネパールの震災からの復興は中々進んでおりません(現地でのヒアリングでも同様の話を聞きました)。一刻も早くネパールの情勢が回復し、震災復興に国全体が動いていくのを願うばかりです。(栗林)




地盤工学会四国支部平成27年度技術研究発表会[11/19-20](2015年12月03日)

 11月19-20日に、地盤工学会四国支部の研究発表会が香川県高松市塩江町で開催されました。高知大学地盤防災学研究室の4年生以上の学生6名(大学院:三村、山崎、石川、品川、学部:小林、中田)は、発表会に参加し、日頃の研究成果を遺憾なく発表してまいりました。企業や他大学の方々との技術交流を通し、研究意欲を大いに鼓舞されるとともに、最先端の地盤工学的知見を吸収することができ、内容の濃い充実した時間を過ごすことができました。今回、私たちを強め励ましてくださった皆様には、この場をお借りして深く御礼申し上げます。(山崎) 
以下に、学会活動初参加の学生の感想をご紹介いたします。
小林 初の学会参加ということで、とても緊張しましたが、他大学、企業の方々が取り組んでいる研究を知ることができ、大変勉強になりました。後悔することもありましたが、参加できてよかったと思います。
中田 初めての学会発表は緊張しましたが、それ以上に他の方々の発表をお聞きすることで、土木分野でさまざまな研究開発が行われていることに驚き、自分の発表後はとてもよい勉強会となりました。


地盤工学研究発表会の様子です。多くの参加者でにぎわっています。


高知大学チームの記念撮影です(セカンドステージ玄関前にて)


学会開催場所は、大自然に囲まれ穏やかな時間の流れる場所でした。




高知港見学会[11/16](2015年11月23日)

 11月16日、国土交通省四国地方整備局高知港湾・空港整備事務所のご協力の下、高知港周辺の見学会に参加させていただきました。昨年も参加させていただいたこの会の特徴は、船から高知港、高知新港を見学できるという点であり、船から見学することにより普段見ることの出来ない港湾の姿を見ることが出来ました。特に高知新港では、昨年から耐震強化岸壁の供用が開始されたこと、防波堤の建造費を1m当たり3000万円かけるあたりに来る南海トラフ巨大地震に備え国を挙げて対策を行っていることを感じました。ご多忙の中ご案内くださった国土交通省四国地方整備局高知港湾・空港整備事務所の皆様に、この場をお借りして感謝の意を表明いたします。(中田)


高知県のエネルギー供給基地タナスカ地区。被災によるエネルギー不足が懸念されます。


高知新港防波堤(東第一)延長900mなので、これだけでも270億円はかかっていますね。




2015年度第6回原研ゼミ[11/09](2015年11月11日)

 今回のゼミでは一週間後に控えた地盤工学会四国支部技術研究発表会に向けて発表練習を行いました。4回生の私と中田君は初めての学会ということで、(主に私が)緊張しながらの発表でした。限られた時間の中で聴講者の方々に対してわかりやすく、また的確に研究内容を伝えるためにはどうスライドを作成すればよいのか、またどのように説明をしていくべきかを、先生や先輩方からたくさん助言していただきました。残り一週間でいただいたアドバイスを元に改良を加え、より良い発表ができるよう頑張っていきたいと思います。(小林)

「社会に開かれた研究室」活動の一環として、はじめて定例ゼミに参加させていただきました。11月19-20日に予定されている地盤工学会四国支部技術発表会の予行演習を兼ねた発表内容に関する原先生と学生諸氏とのやりとりは非常に活発で、大いに知的な刺激を受けました。お陰様で久しぶりに脳が活性化された思いです。機会があれば是非また参加させていただきたいと思います。参加させていただきありがとうございました。(㈱第一コンサルタンツ 北澤)


三村さんの発表練習風景です。ドクターということもありとても流暢に発表されました。


小林さんの発表練習風景です。初めての学会発表練習ということもありところどころ緊張の色が伺えました。




㈱第一コンサルタンツ殿報告会[11/02](2015年11月06日)

 株式会社第一コンサルタンツ殿が社屋を介良に移転しました。こちらの社屋は、南海トラフを震源とする地震に備えた設計となっています。そこで、常時微動観測を行うことによりボーリングなどとはまた違った視点から新社屋建設地の地盤の健全性の評価を行うという目的で調査を実施させていただきました。今回はその結果の報告に行ってきました。
新社屋には研修室が設けられ、そこで記念すべき第1回第一セミナーという形で発表の機会をいただきました。非常に多くの聴講者の前での発表ということもあり、緊張しながらもなんとか無事終えることができました。
今回、原先生や第一コンサルタンツの方々などさまざまな方からご指導いただきながらようやく報告書の作成から報告会での発表を終えることができました。これにより自分に少し自信がついたような気がしました。まだまだ勉強不足ではありますが、これからも頑張っていきたいと思います。
最後に、このような機会を与えてくださった株式会社第一コンサルタンツの方々に厚くお礼申し上げます。(石川)


発表風景です。相変わらず緊張しすぎて何度も噛んでしまいました。




中土佐町タッチエコトライアスロン[11/01](2015年11月06日)

 中土佐町で開催されたタッチエコトライアスロンで私は株式会社第一コンサルタンツの方々と団体戦で一緒に出場させていただきました。スイムで1.5km、バイクで40.9km、ランで10.0km走るところで私はバイクを担当させていただきました。10月にロードバイクを購入し、常に一人で練習を行っていたため、何十人もの人たちが同じゴールを目指して爆走する景色は圧巻でした。結果はあまり芳しくはありませんでしたが、同じチームの方々のおかげもあり、23チーム中6位という好成績を収めることができました。また、この大会に出場したことにより、チームのために走る喜びを感じることができました。このような貴重な体験をさせてくださった株式会社第一コンサルタンツの皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。(石川)

春頃、株式会社第一コンサルタンツの方々との懇親会で参加することが決まった今回のトライアスロン。私はBチームでスイムパートを担当させていただきました。高校時代は水泳部に所属していましたが、海で競技するのは今回が初めてでした。慣れ親しんだプールとは違い、海で泳ぐことは寒さ、視界の悪さ、他の選手とのトラブルなど悪コンディションの塊でした。結局、思うようなタイムはでませんでしたが、とても良い思い出となりました。今回、貴重な体験をさせてくださった株式会社第一コンサルタンツの選手の皆様、応援に駆けつけてくださった方々にこの場を借りて感謝の意を表明いたします。(中田)


今大会の出場者の方々です。皆さん清々しい表情です。




繰返し非排水三軸一斉試験[10/26-27](2015年10月28日)

 公益社団法人地盤工学会四国支部 地盤地震防災研究委員会の活動の一環で、繰返し非排水三軸一斉試験講習会が開催されました。講習会は、各方面から10名の技術者の方々にお集まりいただき、二日間の過密スケジュールで実施いたしました。参加された方々からは、通常外注する三軸試験を自らの手で体験でき、良い勉強の機会となったとのコメントいただきました。意見交換の機会にも多く恵まれ、技術者としての心構えや、将来の進路を決定するための良い刺激を受けることができました。ご参加いただきました方々におかれましては、ご多忙の中高知大学に足を運んでいただき、学生を強め励ましていただけたことを、この場をお借りして御礼申し上げます。(山崎)


試験機を前に、原先生からのレクチャーを受ける参加者の方々


供試体の寸法を、ノギスを用いて精密に測定する


データを整理して液状化強度曲線を描く


三軸試験から得られる図面の解説です。図面を見ると土の性質が一目瞭然です。


今回の三軸試験講習会の参加メンバーです。皆さんよい顔しています!




自転車測量[10/05-06](2015年10月07日)

 高知県内で自転車測量を実施しました。自転車測量とは、自転車の後ろに設置した360°カメラで道路や町の建物の写真を撮影していくもので、車では入っていけないような路地などでもスイスイ入っていくことができました。自転車測量を実施することにより、直接町並みを見ることができるため、地図だけでは知りえない情報をたくさん得ることができました。
最後になりましたが、本調査でご協力くださいました㈱ロイヤルコンサルタント筒井様、仁井田様、嘉納様、他皆様に厚く御礼申し上げます。(石川)


機材をコンパクトにまとめて、自転車で牽いていきます。


狭い路地でも入っていけるのは、自転車ならではの強みです!




2015年度第5回原研ゼミ[10/05](2015年10月07日)

 こんにちは、B4の中田です。さて、先日、研究室定例ゼミが行われました。今回から仮分属の3回生3人にも参加していただきました。初めて参加するゼミに彼らは何を思ったのでしょうか・・・。その後、市内での懇親会があり、張先生の研究室の方々、社会人の方々も集まっていただき、まるで忘年会のような状態。私も学生だけでなく、多数の社会人の方々とお話をさせていただきました。お説教から、励ましのお言葉まで・・・どの方も話が分厚く、ただただ感銘を受ける夜でした。以下、三回生(仮配属)の感想です。
棚谷南海彦 ゼミでは先輩方それぞれの研究のテーマの方向性を知り、自分の研究テーマをよりイメージしやすくなりました!その後の懇親会では、社会人の方々から中々聞けない貴重な話をたくさんしていただいて、就職や進学について今一度考える良いきっかけになりました!
中村友紀恵 ゼミでは発表している途中で質問をするスタイルは今まで経験したことがなかったので緊張しました。自ら進んで質問できるように頑張ります。 そしてその夜の懇親会は想像していた以上に楽しい会でした。社会人の方々から貴重なお話を聞くことができ、これからの研究意欲が高まりました。一生懸命頑張りますのでよろしくお願いします!
林聖淳 ゼミの雰囲気は良く、とても勉強になりました。自分のしたい研究についてビジョンが見えてきました。懇親会では社会人の方々から研究や将来についてお話を聞くことができ貴重な体験となりました。期待に応えられるように頑張りたいです。


ゼミ後の懇親会です。想像を超える人数が集まり大賑わいでした。




中央大学名誉教授 國生先生ご来校[9/29](2015年9月30日)

 2015年9月29日、中央大学名誉教授の國生剛治先生が、ご講演のため高知大学にお越しくださいました。学生から原研究室の各研究プロジェクトをご報告すると、ご自分のことのように熱心に聞いてくださり、各研究に対して良いアドバイスをしていただきました。土質動力学の第一人者である先生にお目にかかることができ、感動と興奮に包まれたひとときでした。(山崎)


國生先生と原研究室メンバーです。




3回生新メンバー加入しました[9/28](2015年9月28日)

 3回生の新メンバーを紹介します。棚谷南海彦君、中村友紀恵さん、林聖淳君のフレッシュな3名です。これからよろしくお願いします。詳しくは「研究メンバー」をご覧ください。(研究メンバーへリンク)(福井)




原先生の誕生日会[9/11](2015年9月14日)

 9月11日は我らが原先生の御誕生日でした。学生からは日ごろの感謝の気持ちをこめて簡単なプレゼントをしました。最近先生は疲れがたまってらっしゃるようでしたが、学生から「お体に気をつけてくださいね」とメッセージを受けた数分後に飛行機に乗って出張されました。(石川)


原先生が手にしている花と小林ちゃんの手にある小さなサボテンをプレゼントしました。




第50回地盤工学研究発表会in北海道科学大学[9/01-03](2015年9月04日)

 2015年9月1~4日、第50回地盤工学研究発表会が北海道科学大学で開催されました。地盤防災学研究室からは大学院の5名<三村(研究員)、栗林(研究員)、山崎(M2)、石川(M1)、品川(M1)>が参加し、研究発表いたしました。今回は前日・九州大学の地盤工学研究室(ハザリカ研)との合同ゼミを行いました。他大学からの客観的視点を取り入れることで、発表本番に向けてさらに研究発表内容を研鑽し、活発な技術的交流の必要性を改めて実感しました。研究発表は、皆練習の成果を遺憾なく発揮し、高知大学の技術を全国に発信することができました。議論を含む刺激的な研究発表セッション、また企業や他大学の方々との技術交流を経て、最新の地盤工学的知見を得、技術者としてまた一歩成長することができたと感じております。
最後になりましたが、地盤工学会研究発表の奏功に当たりご指導ご尽力いただきました方々に、厚く御礼申し上げます。(山崎)


合同ゼミ後の集合写真です。この後は楽しい楽しい交流会です。


合同ゼミ後の交流会の様子です。ゼミ参加者に加え、飲み会から合流された方々も含めた宴会となりました。


容量の関係上、写真は一枚だけ載せたいと思います。博士の先輩方はやはり非常にわかりやすい発表であり、学ぶところが数多く見つかりました。


大学院生は3人とも2日目で発表が終わったため、このときのお酒は最高でした!




水制用木杭採取工事現場[8/26](2015年8月28日)

 高知県内で水制工の長期耐久性を検証する実験が行われました。事前準備を始め、参加された皆さんに自分の研究内容を伝え、現場の状況に合わせて様々な判断をするのは、とても大変でしたが良い経験になりました。また、今回初めて、分属予定の3回生である林君が現場作業に参加しました。後輩にも現場の魅力を感じてもらえたと思います。最後になりましたが、今回無事に作業が終えられたのは高知県高知土木事務所の皆様、大旺新洋㈱下村様、森林総合研究所加藤様、他皆様方のご協力の賜物です。この場をお借りしお礼申し上げます。(小林)


現場の雰囲気を表した写真です。緊張感が伝わってきます。


分属予定の林君です。初の現場でもきちんと動けているようでした。今後の彼に期待です。


最後に集合写真です。無事工事が終わり一安心した皆様です。




2015年度第4回原研ゼミ[8/26](2015年8月28日)

 M1の品川です。本日は第4回地盤防災学研究室ゼミを行いました。大学院生は来る9月の地盤工学会全国大会に向けて、4回生は中間発表に向けてのプレゼンをしました。私自身としては最近実験がうまくいっていないこともあり、自分の不甲斐なさを痛感する結果となりました。4回生2人はしっかりデータを発表できていて、彼らの成長を実感することができました。中には全国大会にも出せるようなレベルの高いものもあり、彼らの今後に期待が高まると同時に、私自身もっと成長しなければと感じています。また、今日は1人研究室に配属予定の3回生が参加してくれ、彼には研究室の雰囲気を知ってもらう良いきっかけになったのではと思います。(品川)


地盤工学会に向けて活発なディスカッションが行われています。




研究室会[8/22](2015年8月24日)

 こんにちは!先日、研究室会が行われました。この研究室会というのは、我らがOBの北村先輩が主催者となり、今まで原先生の下でお世話になった学生が集い、縦とのつながりを深めていこうという企画です。今回は私たち高知大学生とOGの上野さん、そして原先生が以前勤めていらした和歌山高専のときの学生である森内さんがご参加くださいました。また、原研究室に配属予定の林君も参加してくれました。私たち大学院生は9月1~3日に学会発表があり、ここ最近は土日も実験や資料作りでバタバタしていたこともあり久しぶりの飲み会だったのでとても楽しいひと時を過ごすことができました。もっとOBOGの方々と交流したいと思いました。(石川)
原先生とお会いして10年ほどになりますが、年一回は飲み会に参加させてもらってます。いつ参加しても原先生と飲む会はメリハリがはっきりしていて楽しいですね。学生さんもいきいきしているので、飲んでいるだけでモチベーションが上がります。またご一緒させてください。(和歌山工業専門学校専攻科卒 森内悟)


また来年も集まりましょう!




第一回ネパール地震現地調査[7/19-24](2015年8月03日)

 高知大学総合研究センター防災部門、佐賀大学低平地防災研究センター、国立研究開発法人 防災科学技術研究所、民間企業3社の合同チームにより、2015年4月25日に発生したネパール地震の調査を2015年7月19日~7月24日の日程で行いました。カトマンズ市街は歴史的建造物やレンガ積みの建物に被害が集中していましたが、盆地地形や人口改変地などの地下水位の高い軟弱地盤での被災が特に目立ちました。道路盛土や補強土壁は無被害な例がほとんどでしたが、被災した箇所は、埋め戻した基礎地盤の強度不足や排水不良の影響が大きいと推察されました。中山間地では多数の箇所で斜面崩壊が生じ、土石流の発生や河道閉塞の痕跡が確認されました。一方で、降雨による河川堤防越流対策や斜面崩壊対策など、現地の実情に即した安価で簡易な施工技術を見ることもできました。現地調査では佐賀大学Suman准教授をはじめ、多くの方の支援を得ました。厚く御礼申し上げます。(原)
この度高知大、佐賀大、防災科研の合同調査団に同行させていただきました。事前に各学会の被害調査報告会等で情報を収集しておりましたが、実際の現場は見聞きしていたもの以上の発見があり、とても有意義な調査となりました。カトマンズ市街地で幾つも見られたレンガ積み建物の倒壊ですが、実際はレンガ積み構造は壁のみで、梁柱はRC造となっている建物がほとんどでした。倒壊した建物の梁柱を確認してみると、帯鉄筋の不足や隅角部付近での鉄筋の定着など、建物の被災要因はレンガ積みだからではなくRC構造物の一般的な破壊(柱基部の曲げ破壊や隅角部のせん断破壊)が主たる要因だと強く感じました。また、擁壁構造物が比較的無被害であることにもとても興味を抱きました。カトマンズ・バグタプール道路の補強土壁の被害は多く報告されていますが、カトマンズ市内には高さ5mにも及ぶ石積み式重力擁壁や、河川沿いや山間地斜面に設置されている蛇かご擁壁には、地震による変状がほとんど見られませんでした。今後道路盛土や道路擁壁の耐震・耐津波を研究するに当たり、非常に興味深い知見が得られました。
最後になりましたが、佐賀大学のSuman准教授を始め、現地で案内をしていただいた皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。(栗林)




2015年度第3回原研ゼミ[7/02](2015年7月06日)

 こんにちは。4回生の中田です。さて今年度3回目のゼミが7月2日に行われました。今回発表した人はM2の山崎さんと、B4の小林さんでした。山崎さんに関しては私の研究内容と重なる部分も多いので毎回学ぶことがたくさんあり、まだまだ精進しなければと感じました。小林さんに関しては今回が初めての発表でしたが、先生が想像していた以上に研究が進んでいたため先生もご満悦。さすがですね。さて、私が3回ゼミに参加して感じたこと、それは発表中でも先生、研究生交えてディスカッションが始まることです。まるでアメリカの大学みたいですね....こんな状態なので1人の発表が2時間なんて普通です(実は私も準備していましたが時間の関係で...)ですが、質問もしやすく、学ぶことも多いのであっという間に終わってしまいます。


アメリカの大学みたいなゼミの様子がこちら。山崎さんが発表中ですが、原先生と品川さんは意見交換中 。


初めての発表の小林さん。緊張していますが自分の研究内容をしっかり発表することができました。




2015年度第2回原研ゼミ[5/29](2015年6月01日)

 今年度二回目のゼミです。今回は三軸試験機の練習をしている中田君と、4月に長野調査に行った品川君の二人の発表会でした。初めてということもあり中田君からは緊張の色がうかがえましたが、それでもスラスラと発表で来ていたところに彼のポテンシャルの高さを感じました!先輩としては焦りがわき出てくるとともにいい刺激になりました。品川君は長野で採取した試料の土質試験を行った結果を発表しました。これから品川君と中田君の実験によりすべてのデータが揃います。得られたデータからどのようなことが判明するのか楽しみです。(石川)


品川君と中田君の実験風景です。




2015年度第1回原研ゼミ[4/28](2015年4月29日)

 新メンバーを加えての初めてのゼミです(写真がなくてすみません・・・)。今回は研究員の栗林さんと三村さん、大学院生の山崎さんと品川君、石川の5名が今までの研究とこれからについて、後輩への研究紹介も兼ねて発表会を行いました。私自身まだまだこれからですので精進したいと思います!(石川)




長野調査[4/19-23](2015年4月27日)

 我が研究室としては2度目、私自身は初めてとなる長野県白馬村へ、後輩の中田君と一緒に行ってきました。前回は積雪の為に調査対象の擁壁の全貌がわからず、今回の調査で様々な発見がありました。ここで採取した試料に対し実験を行い、擁壁が転倒した原因の解明に努めます。(品川)
私自身、地震の被災現場を見るのは初めての体験でした。普段は実験室で実験を行っており頭が固くなってしまいがちですが、こういった現場見学、調査を行うことで研究の大切さを再認識できた体験となりました。また、一番驚いたこととして、他の企業の方から「学部生なのにわざわざ参加したのか」という問いかけを受け、我が研究室の学生の活動ぶりは我ながらすごいなと感じました。(中田)


採取した試料で沈降分析を行っている品川君です。いつにもまして真剣な雰囲気が伝わってきます。


前回の長野調査のワンシーン。積雪の為に全貌がわからなかった時の様子です。人生初の雪かきがとにかく大変でした・・・ 


雪が解けて全貌が明らかになりました。これを見た時は一瞬言葉を失いました。




新メンバー加入~ようこそ~[4/01](2015年4月01日)

 本日から原研の仲間として加わった学部4年の中田君、小林ちゃんです。やる気に満ち溢れた学生が入ってくれました!これからよろしくお願いします。(石川)


目を合わせてくれない小林ちゃんとなぜか変顔の中田君です。




熊本調査[1/15-18](2015年1月19日)

 原先生、研究員の三村さん、仮分属の小林が熊本県八代市荒瀬ダムの解体工事現場へ向かい、ダム貯水池に沈んでいた丸太の採取を行いました。今後の研究に役立つ貴重な結果が得られ、ますます研究に取り組む意欲が湧いてきた調査でした。(小林)


熊本調査でご協力いただいた方々との記念撮影です!




原研究室掲示板はじめました

 地盤防災学研究室のホームページを開設しました。今年度から原研究室で掲示板の管理などを担当することになりました、大学院1年の石川です。どうぞよろしくお願いいたします。(石川)




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