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2017年度のあゆみ

HUG訓練[3/31](2018年4月2日)

 B3の西村です。3月31日に高知県の大月町で行われたHUG(避難所運営ゲーム)に同行させていただきました。実際に避難所運営計画を立てるということで、地震の概要と避難所の概要の設定を説明した後に、避難所で留意すべき事項の確認と時間とともに変化するニーズに対応するにはというお題で30分ずつ図上訓練が行われました。難しいお題であるにもかかわらず、6つの班全てでとても活発に意見交換が行われていて、大月町の住民の方1人1人の防災の意識の強さを感じることができました。また、班ごとで出る意見や、意見のまとめ方など様々な違いがあり、とても良い刺激となりました。今回学んだことをこれからの研究に活かしていきたいと思います。


原教授による図上訓練講義の様子です




修了式・卒業式[3/23](2018年3月27日)

 M1の中村です。3月23日に修了式・卒業式が行われました。地盤防災学研究室からはM2の田所さんとB4の柴原君が修了・卒業しました。おめでとうございます‼
田所さんは大学院から研究室の仲間となり、一緒に過ごした2年間はあっという間でした。初めはとても緊張していたのか、あまり喋ることもなく静かな印象でした。しかし、研究室で毎日顔を合わせ、一緒にお昼ご飯を食べ私の家で晩御飯を食べ…一日の半分以上の時間を研究室で過ごすうちにすぐに打ち解けることができました。
田所さんは研究室の中でも一番責任感が強く、行動力があり面倒見がよく正直な方です。どんなに忙しい時も、いつも研究室の仲間に声をかけてくださり、アドバイスをして頂きました。私自身もプレゼンテーションの発表練習や論文の添削を何度もして頂きました。普段から研究にも熱心で尚且つ研究室の仲間のこともしっかりと気遣える田所さんだからこそ、たくさんの学会賞や学生表彰を受賞されたのだと思います。本当に、かっこよく尊敬できる先輩です。研究面以外でも、一緒にバドミントンの試合に出場したり、可愛いヘアアレンジをしてくれたり、いつも私のわがままに付き合ってくださり本当のお姉ちゃんのように甘えてしまいました。
2年間、本当にお世話になりました。たくさんの思い出をありがとうございます。田所さんが研究室を離れてしまうのはとても寂しいですが、次回お会いした時には研究室一同成長した姿を見せることができるように頑張ります。
これから社会人となり、大変だと思いますが、原研究室で過ごした2年間はきっと田所さんの力になると思います。ゆりかさんらしく素敵な笑顔を忘れずに頑張ってください。原研究室の仲間はいつもゆりかさんの味方です。応援しています。息抜きが必要な時にはいつでも帰ってきてくださいね!
柴原君は研究室に入ってからの1年間で大きく成長しました。初めは右も左も分からない研究生活で戸惑うことも多かったと思いますが、今では研究室の仕事も率先してこなしてくれ、とても頼れる後輩です。柴原君はこれから大学院に進学します。大学院生は学部生以上に求められることがたくさんあり、大変なこともあるかと思いますがこれからは研究室全体を引っ張っていって欲しいです。今後の飛躍に期待しています。
最後になりましたが、研究室一同、田所さんと柴原君の修了・卒業を心よりお祝い申し上げます。




専攻科長・学部長表彰受賞![3/22](2018年3月27日)

 M1の林です。この度、M2の田所さん、M1の中村さんが専攻科長表彰を、B4柴原くんが学部長表彰を受賞いたしました。おめでとうございます!研究室から3人も名誉ある賞をいただけたことを大変嬉しく思います。ただ、個人的にはとても悔しいので来年度僕もいただけるように頑張ります。
M1の中村です。これまで、たくさんの方々にご指導いただき研究を進めてきました。その成果が専攻科長表彰の受賞に繋がったと思います。本当に嬉しいです。今後も気を引き締めて、研究に精進したいと思います。皆様、ご指導後鞭撻のほどよろしくお願いいたします。




木材シンポジウム[3/5](2018年3月6日更新)

 M1の林です。3月5日に高知会館で四国土木木材利用研究会・高知大学防災推進センター・(公社)高知県土木施工管理技士会主催とする木材のシンポジウムが開催されました。 お忙しい時期、また足元の悪い日にも関わらず地元の業者様も含め県外から約70名の聴衆者にお集まりいただき大変盛大な会となりました。
シンポジウムは四国各地から様々な木材の土木利用事例を紹介し情報を共有するとともに、木材を土木利用する現状の課題を共有し、さらに多様化する木材の土木利用について今後の可能性を考えるといった趣旨で行われました。今回、専門家の方々に混じり話題提供講演者の一人として学生であるにも関わらず発表に加え総合討論にも参加する機会を与えていただき貴重な経験となりました。今回感じたことは、シンポジウムのような場では、学生であろうと聴衆者の前に立つと一人の専門家として見られるため、その分野において知識不足や勉強不足であると自分自身恥をかいてしまうということです。これからより勉強をしないといけないと思いました。大変勉強になりました。
最後に、今回シンポジウムの発表資料を作成するにあたりご指導頂きました原先生、森林総合研究所四国支所の鹿島様、兼松サステック株式会社の三村様、他関係者の皆様にはこの場をお借りして深く御礼申し上げます。


林君のご講演です


討論会の様子です




ネパール調査[2/26-3/4](2018年3月6日更新)

 B4の柴原です。2月26日から3月4日にかけてネパール国へ蛇籠プロジェクト現地視察に同行させていただきました。初めに学生でありながらネパール国へ現地視察への同行を準備して頂いたことをこの場をお借りしまして、原先生をはじめ、福井様、蛇籠研究関係者の皆様には厚くお礼申し上げます。調査内容としましては、首都カトマンズから北西に車で約4時間のDhading郡にて蛇籠施工の技術提供および施工指導を実施いたしました。
Dhadingの山奥に位置する調査対象地点はコンクリート舗装が一切無く、もちろんネット環境下でもないためマップにも路面が記載されていない状態でした。
現地調査では、急遽調査計画を変更する事態や蛇籠擁壁の施工に必要な機械が来ないなど多くのハプニングに見舞われましたが、途上国の現状に精通している原先生をはじめ海外経験の豊富なエイト日本技術開発の木村様、土木技術に精通している西村様の迅速かつ臨機応変な対応とチームとして自分の役割を認識し、仕事をこなす様に大変刺激を受けました。原先生が常におっしゃられる「物を見ないとわからない」という言葉の意味を痛感した調査となりました。初めて選定した地点に物ができていく流れを実際に見て学ぶことができ、今までに無い土木職業のやりがいと充実感を味わった4日間となりました。また、施工技術指導後には近隣住民の方々による歓迎の宴会や試験器具の持ち運びを手伝ってくれる方々など海外支援に対する興味が湧き、いつか海外事業に携わりたい気持ちが強くなりました。
最後になりますが、原先生、木村様、西村様には調査以外にも多くのご指導とお力添えをいただきました事、誠にありがとうございました。
以下、本日のネパール調査に同行いただき海外事業経験が豊富なエイト日本技術開発の木村様の感想です。
(株)エイト日本技術開発の木村瞬です。今回の現場はDhading群の田舎町が対象ということもあり、路面凹凸・砂塵など想像以上に過酷な環境でした。また、現地調査1日目には思わぬアクシデントもあり、急遽プラン変更を余儀なくされましたが、迅速な現地測量・調査、および迅速な設計計画により2日目から施工に着手出来たことは、非常に価値のあることだと感じています。恥ずかしながら、私自身、途中で体調を崩しかけましたが、原先生をはじめとして、(株)四万川総合建設の西村社長、高知大学の柴原君のサポートによってなんとか最低限役割を果たすことが出来ました。この場をお借りして御礼申し上げます。5月の渡航時には施工が完了している予定なので、今から楽しみです。


日本の技術を取り入れた蛇籠擁壁の前での記念撮影


施工指導の様子


ネパール国の技術士の方を交えた議論の様子


調査対象地の方との記念撮影




平成29年度追いコン[2/20](2018年3月6日更新)

 3回生の芳本です。田所さん、柴原さん、卒業・修了おめでとうございます。田所さんは社会に出られるのでこれからのご活躍を心より願っております。また、柴原さんは大学院生として研究室に残られるということでこれからもご迷惑をおかけするともあるかと思いますがご指導の程宜しくお願いします。さらに、追いコンの場に多くの社会人の方が参会してくださったことより、この研究室の実績、原先生の人望の厚さ、そして卒業・修了される先輩方が愛されていることを改めて実感しました。先輩方の残された功績を汚さないよう、これからも緊張感をもって研究に取り組んで生きたいと感じました。最後に、この場をお借りしてご多忙の中今回の会に参加してくださった社会人の方々に対し厚く御礼申し上げます。
3回生の中山です。田所さん、柴原さん、この度はご修了、ご卒業おめでとうございます。お二人は研究者としても、人間としても学ぶことが多く、尊敬できる方々です。私自身1年後、どんな風になれるのか未知数ですが、お二人のような研究者になれるよう、日々取り組んでいこうと感じさせられました。また追いコン当日には企業の方や原研OBの方々が参加され、総出でお二人の門出を祝うことができました。本当におめでとうございます。
3回生の西村です。柴原さん、田所さん、ご卒業、ご修了おめでとうございます。追いコンは社会人の方々が多くご参加されていて、人の繋がりの暖かさ、大切さを改めて感じることができました。柴原さんは院生になられるということで、これからもご迷惑をおかけすると思うのですが、よろしくお願いいたします。また、田所さんは短い間しか関わることができませんでしたが、後背を引っ張っていく背中がとても大きく、頼もしく、本当に尊敬していました。お疲れ様でした。先輩方を目標にこれから研究に励んでいきます。本当におめでとございます。


集合写真です


二次会の集合写真です




平成29年度 卒業・修士論文発表会[2/13・15](2018年2月22日更新)

 M1の棚谷です。先日、高知大学で研究室の学部四年の柴原君、そして修士二年の田所さんの卒業論文および修士論文の発表会が開催され、研究生の私も出席してきました。柴原君は土木分野に関わりのないコースから分属してきたこともあり、最初の数か月は基礎の勉強から研究活動まで多忙な日々であったと思いますが、一年間という短い期間で得られた成果を自信をもって発表しており、柴原君の大きな成長を感じました。田所さんは発表一週間前ほどには修士論文の執筆に追われており、一時は発表がどうなることかと思っていましたが、それが嘘だったかのように本番は準備万端で臨まれ、落ち着いて堂々と発表されており、私にとっては大学院生の最高学年の風格を見せつけられたとともに、来年の自分を想像してより切磋琢磨せねばと強く思った瞬間でありました。こうして発表の場を迎えることができましたのも日頃からご指導、ご支援いただいております皆様方のおかげです。今後とも原研究室ともども宜しくお願い致します。


柴原君の発表です




高知県・JICA自治体間連携強化セミナー[2/13](2018年2月14日更新)

 B4の柴原です。2月13日、高知県内の自治体や団体等によって取り組まれている「国際協力・交流」の事例を共有し、JICAの活動や国際協力の理解を深めるためのセミナーに参加してきました。国際協力・交流に関する事例が発表され、その中で高知県 梼原町×ネパール「蛇籠プロジェクト」紹介されました。高知県梼原町から蛇籠プロジェクトを通して世界のYUSUHARAとなりつつあるという原教授のご講演に蛇籠研究グループの一員として、誇りに思いました。今後の励みとなるご講演ありがとうございました。
M2の田所です。今回、「高知県・JICA自治体間連携強化セミナー」に参加し、「蛇籠プロジェクト」のセッションでは改めて私たちが進めている研究の大きさや大切さを確認することが出来ました。そのほかのセッションも、国際協力と地域おこしをテーマにお話があり、様々な国際貢献の形を知ることが出来ました。今回このような貴重なお話を聞く機会を下さり、誠にありがとうございました。




H29蛇篭研究報告会[1/30](2018年1月31日更新)

 M2の田所です。先日東京で蛇籠チーム全体会議があり、学生は研究の進捗報告などを行い、今後の方針を検討してまいりました。私は修士論文で出すデータ等を見ていただき、貴重なご意見を多数いただくことができ、修論発表前にとても良い機会となりました。佐賀大学の実験についても聞くことができたので、柴原君も私も良い刺激になりました。


田所さんの発表です


柴原君の発表です


佐賀大学 松田君の発表です




特別講演[1/25](2018年1月31日更新)

 B 3の芳本です。朝倉キャンパスにて「災害と生きる」の講義が行われました。今回の授業では三井住友建設の高橋様にお越し頂き、最新技術を用いた災害対策について講義をしていただきました。講義では「最新技術を用いた防災、減災方法」について工学的な視点からだけでなくエネルギー問題の視点からも貴重なお話を聞くことができました。学生の私たちが普段学んでいる知識がどのような形で使われているのかについて学ぶことができ、大変刺激的で勉強となる内容でした。今回、講義をして頂いた三井住友建設の高橋様にはこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。今後ともご支援、ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。




第7回熊本調査[1/19-21](2018年1月23日更新)

 M1の林です。1月19日-21日に実施された熊本地震の被害調査へ同行しました。今回はD1の北澤さんの研究調査を目的に、液状化痕が多く見られた区域を中心とした地盤性状の把握と地域住民への方々へのヒアリング、また熊本地震で被災した地域の現地視察を行いました。測定器具の破損等により調査が滞るといったトラブルもありましたが、計測方法の見直しや次回調査区域の選定など臨機応変に対応することができ、突然のトラブルにも対応できる原先生や同行された中島様の現場での機転の良さや、なんとしても成果を持って帰ろうとする姿勢に、見習わなければならない点が多々あると強く感じました。最後に今回の調査でご指導いただいた原先生、株式会社地研・中島様、そしてヒアリング調査にご協力いただいた地域の皆様にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。


ヒアリング調査の様子です




新年会[1/18](2018年1月22日更新)

 M2の田所です。先日、毎年恒例の原研究室新年会が行われました。今年は例年とは一味違って高知名物『おきゃく電車』での開催でした。高知駅から後免町駅まで往復2時間の乗車で、電車に揺られながらおいしいごはんと美味しいビールや日本酒を片手に大盛り上がりでした。復路ではカラオケも始まり、とても楽しかったです。高知県民でありながら、初めてのおきゃく電車で終始笑いが止まりませんでした。また、今回も参加人数の半数は社会人の方にご参加いただき、貴重な時間となりました。お忙しい中ご参加いただき誠にありがとうございました。昨年を振り返ると本当に濃い1年間で、様々な方と交流させていただき、様々なことを学ばせていただきました。今年もいろいろな方と関わって、成長していきたいと思います。

B3の西村です。今回の新年会で初めておきゃく電車で飲み会をしました。いつもと違う雰囲気での飲み会で、貴重なお話も聞くこともでき、いつにも増して有意義な時間を過ごすことができました。今年から卒業論文の研究が始まりますので、気合を入れてしっかりと取り組んでいきたいと思います。




草の根事業 モデル地区での蛇籠施工[12/27](2018年1月9日更新)

 高知大学では、梼原町、県内建設会社様などと協働しながらネパール国での蛇籠技術の高度化に取り組んでおり、地元政府、NGO、トリブバン大学関係者などと連携しながら定期的に技術交流を進めています。平成28年5月よりダディン群内モデル地区に蛇籠擁壁の実施工を行っており、地元建設業者、市民の協力のもと、平成28年12月までに1か所の施工を完了しました。平成28年12月27日に関係者5名により施工箇所を確認したところ、設計図とは異なる施工箇所が見られるなど技術面でいくつかの課題が見られましたが、概ね従来技術より安定性の高い蛇籠擁壁を完成することが出来ました。平成29年1月からは異なる地点を対象に、より安定性の高い蛇籠擁壁の施工を予定しています。地盤防災学研究室では、現地の文化を尊重しつつ、現地関係者との親密な交流を通じて測量、地盤調査、設計、施工面の技術提供と高度化を目指しており、より安全で耐久性に優れた土木インフラの普及に努めてまいります。今後の事業進捗にご期待ください。(原)




水制用木杭回収工事[12/15](2017年12月25日更新)

 M1の林です。高知市内の河川で水制工として使用されていた木杭を回収しました。 今回は私が現場を統括する立場で回収を行いましたが、なかなか的確な指示が出せなかったことが課題となりました。現場では冷静に落ち着いて判断することの大切さを改めて実感しました。今回は分属予定の3回生3人にも現場作業を手伝っていただきました。怪我や事故が無く無事回収ができ良かったと思います。
最後になりましたが、事前準備を始め、今回無事に作業が終えられたのは高知県高知土木事務所の矢野様、森林総合研究所の鹿島様、高知工科大学の堀澤様、兼松サステック株式会社の三村様、研究室の皆様のご協力の賜物です。この場をお借りし深く御礼申し上げます。


3回生の作業です


丸太回収の様子です


集合写真です




定例ゼミと忘年会[12/15](2017年12月19日更新)

 M1の棚谷です。12月15日に地盤防災学研究室の本年度第5回目のゼミが行われました。今回のゼミでは大林組の古屋弘様、礒部組の宮内保人様にお越し頂き、基調講演という形で主にゼネコンについてご講演頂きました。古屋様は技術研究所のご所属ということで、ご講演では「建設業界におけるものづくりの先端技術とキャリアパス」というタイトルで大手ゼネコンの最先端の技術から、学生の研究活動に対するアドバイス等して頂き、大変刺激的で勉強となる内容でした。宮内様には「信頼をつくる三方よしのモノづくり」というタイトルでご講演頂き、地域のことを一に考えたゼネコンの真剣なものづくりの姿勢に感動しました。就職活動を控える三回生が講演に参加できなかったのが心残りではありますが、私のような大学院生にとっても今後の就職やその後を考えるにあたって貴重な機会となりました。今回ご講演頂いた大林組の古屋弘様、礒部組の宮内保人様にはこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。今後ともご支援、ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。
礒部組宮内です。
12月15日の原研究室ゼミにて基調講演をさせてもらいました。 そもそもの発端は、とある会のあとの懇親会で原先生と一献させてもらっていたとき、「研究室の忘年会に参加しませんか?」とお誘いをいただき、「ぜひに」と二つ返事で参加を表明したことです。軽い気持ちで呑み会、のつもりでした。ところがその後の展開が速かった。わずか2時間ほどのあいだに、大林組の古屋さんと私とセットでの講演付き忘年会に話が決まっていたのです。思いもかけぬ展開に、私はといえばただただ指を加えて見ているばかり。「ありゃ~・・」と後悔してもあとのまつりです。原先生の見事な段取りに、ただただ感心する他ありませんでした。
ということで迎えた15日。ふだんはもっぱら同業者を相手に話をしている私にとって、大学生を前にして講演をするというのは初めての経験です。少し緊張気味で会場に入ると、そのあと、次から次へと入ってくるのは、ネクタイを締めたオジさんばかり。その中にチラホラと学生さんとおぼしき人の姿が見えます。 いったいなんなんだ、この会は?」 と、ますます緊張は高まりましたが、熱心に聴いてくれる皆さんのおかげで、無事、約60分にわたる拙講を終えることができました。
「プレゼンテーションは贈り手と受け手の創作物だ」。そんな言葉を実感した講義を終え、第2ラウンドは、高知市内へ移動しての忘年会です。昼の部にもまして、様々な方々が参加しての宴の開会直後。進行役の方から、いきなり「ひと言を」と振られました。ところが、こう見えて突然のスピーチにはからきし弱い私です。トップバッターの古屋さんが話している間、ああでもないこうでもないと、言葉が脳内に浮かんでは消え消えては浮かび、ぐるぐると駆け巡っていたその刹那、私の師匠に教えていただいたある言葉が思い浮かびました。 そうだ。今日ぐらいあの言葉がピタリと当てはまる日はない。 原先生をはじめ、会を準備運営してくれた皆さん、また会に参加した皆さんへの感謝を込めて、私からのメッセージです。

山と山とは会えないけれど、人と人とはまた会える。袖触れ合うも他生の縁、人生なんだかんだ言いますが、やっぱり縁(えにし)なんでございますよ。

以上、高知県安芸郡北川村に住む「辺境の土木屋」の原研究室講演会&忘年会体験記。皆さん、本当にありがとうございました。


定例ゼミの様子です


宮内様による基調講演の様子です


忘年会での集合写真です


忘年会2次会での集合写真です




祝H29地盤工学会四国支部優秀発表賞受賞[12/7](2017年12月13日更新)

 M1の林です。11/10-11に開催された地盤工学会四国支部平成29年度技術研究発表会の優秀発表賞者に、我が研究室の田所さん(M2)、中村さん(M1)、柴原君(B4)が選ばれました。原研から3名も受賞者が出たということで研究室一同大変喜ばしく思います。また、棚谷君と共同研究されている籾山様(新日鐵住金株式会社)も受賞されました。心よりお祝い申し上げます。柴原君は始めての学会でしたが非常に堂々と発表してしました。後輩に負けてられないですし、非常に悔しいので、私も来年こそは賞を頂けるように研究に励みたいと思います。棚谷君、お互い頑張ろう!




定例ゼミ[12/5](2017年12月12日更新)

 B4の柴原です。12月5日に定例ゼミを行いました。ゼミ後には恒例のバット鍋も行い大変盛り上がりました。以下三回生の感想です。
B3の芳本です。今回のゼミは、田所さん(M2)、棚谷さん、林さん、中村さん(M1)、柴原さん(B4)が発表しました。先輩方の発表は調査したことだけでなく、課題をしっかりと見つけていて素晴らしい発表でした。今回のゼミ後の懇親会は「バット鍋」でした。新鮮なグレから取った出汁はとてもおいしかったです。最後のしめは雑炊で汁1滴余すことなく美味しく頂きました。大バットで鍋をすることはなかなかする機会がないのでとても楽しかったです。
B3の西村です。ゼミというものがあまりイメージできていなかったのですが、初めてゼミに参加して、地盤防災学研究室のゼミは想像をはるかに超える、活発な意見交換の場であることを痛感しました。これからは私もゼミで発言ができるように知識と積極性を身につけていきたいです。
B3の中山です。今回ゼミに初めて参加して、印象的に感じたことは、参加者全員が各自の発表に興味を持ち、疑問に感じたことや助言などを先生だけでなく、研究室の皆で言い合ってたたことです。さすがだなと感じつつも、自らもそうなるために頑張らねばと気が引き締まりました。またゼミ後には今年も早いことで原研究室恒例のバット鍋の季節になり、今回は新鮮なクエと野菜たちで心も体も温まるお鍋を頂きました。企画から、具材の準備や段取りしてくださった先輩方ありがとうございました。


ゼミでの林さんの発表です


中島さんの発表です


バット鍋での集合写真です




JICA四国フリースペースにて草の根事業紹介の展示[9/8](2017年9月8日更新)

 B4の柴原です。JICA四国フリースペースにて11月下旬から草の根事業紹介の展示をJICA四国オープンスペースにて行っております。一角に、蛇籠の展示がございます。
写真を添付しますので、ご確認ください。1月9日までの展示を予定しております。もしお近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。
https://www.jica.go.jp/shikoku/topics/2017/1121.html


JICA四国フリースペースの蛇篭展示様子です。




ネパール現地蛇籠調査[11/27-12/2](2017年12月6日更新)

 B4柴原です。11月29日~12月2日にかけてネパール国へ蛇籠現地調査に同行させていただきました。初めに学生でありながらネパール現地蛇籠調査という貴重な経験を準備して頂いたことをこの場をお借りしまして、蛇籠研究関係者の皆様には厚くお礼申し上げます。調査内容としましては、ネパール国アラニコハイウェイの一地点における蛇籠背面土地盤調査およびシンズリロードにおける蛇籠構造物の視察を行いました。
ネパール調査 1日目 2日目の調査の打ち合わせ及び蛇籠研究に協力頂いているネパール人のバタライさんとパタさんに慣れない英語ではありましたが、試験器具の説明をさせていただきました。
ネパール調査 2日目 アラニコハイウェイ沿いの調査地点において動的変形解析による蛇籠擁壁の耐震性能を評価する目的で原位置一面せん断試験、動的コーン貫入試験、ハンディーコーン試験を使い調査いたしました。
ネパール調査 3日目 日本技術が詰まったドュリケルとバルディバスを結ぶシンズリ道路の視察を行いました。ネパールに貢献している日本の技術を目の当たりにし、大変刺激になりました。調査行程は以上となります。私にとってネパールが初めての海外であり日本では体験する事の出来ない多くの刺激もありましたが、ネパール国の今後を左右する壮大な研究に携われている事を改めて実感し、研究への責任とこれからの励みとなりました。
以下、佐賀大学 松田君の感想です。
ネパールでは現地で設計した蛇籠や日本が設計した蛇籠など様々なタイプがあり、その用途も様々で、主に土砂災害防止の擁壁やガードレールに使われていました。 中でも15段積みの蛇籠には圧倒されました。倒壊したものや斜面の崩壊により機能を失ったものがあり、特に地滑りを起こした斜面について地盤調査を行いました。急な斜面を登って足場の悪い場所での作業は初めてで苦労もあったが、とてもいい経験になったと思います。また佐賀大学と高知大学、ご協力頂いている企業の皆様そしてバタライさん、タパさんといった異なった環境の人たちと英語でコミュニケーションをとることで自分自身のステップアップにつながったと思います。


柴原君による簡易動的コーン貫入試験の説明の様子です


調査地点での集合写真です


シンズリロード視察での集合写真です


シンズリロード記念碑での集合写真です




地盤工学四国支部 横瀬川ダム現場見学会[11/11](2017年11月14日更新)

 M1の中村です。地盤工学会四国支部発表会終了後に横瀬川ダムの建設現場見学会に参加しました。ダムの建設現場では様々な工夫がなされており、特にコンクリートの徹底した温度管理には驚きました。また一般の方にも興味を持ってもらえるような絵本の作成や、ダムカレーの紹介に取り組まれており、専門以外の方に自らの研究を紹介する機会が多い私にとっては大変参考となる貴重な体験となりました。今回の見学にご尽力いただいた国土交通省四国地方整備局をはじめとする皆様に感謝申し上げます。


見学の様子です


集合写真です




H29地盤工学会四国支部技術研究発表会[11/10-11](2017年11月14日更新)

 M2の田所です。11月10日~11日にかけて高知県の黒潮町商工会館で開催された平成29年度地盤工学会四国支部技術研究発表会に、研究室からD3の栗林さん、D1の北澤さん、M2の田所、M1の棚谷くん、中村さん、林くん、B4の柴原くんの7名が参加し、無事発表を終えました。棚谷くんは第一セッションのトップバッターということでマイクのエコーなどのハプニングがありながらも落ち着いて堂々としており、さすがM1という発表でした。柴原くんは初めての学会発表ということで緊張が少し見えましたが、分かりやすくはきはきとした発表で、直属の先輩としてはとても嬉しく安心しました。北澤さんの発表では質問が殺到し、聴衆側の興味が集まる発表でした。栗林さんの発表はいつも通り分かりやすく、さすがドクターという貫録を感じました。林くんの発表は練習とは一転して堂々と、そしてはきはきとした発表で安心しました。中村さんの発表を聞くことが出来なかったのが残念ですが、発表・質疑を通してとても良かったと伺いました。
 私にとって今回の学会が修論までの最後の発表でした。今まで何度か学会には参加させていただきましたが、結局最後まで発表前に発症する“緊張による腹痛と心臓痛くなる病”は治りませんでした。今回の発表で得た課題は修論に向けて克服していけるように努力していきたいと思います。また、今回の発表にあたりたくさんの方にご指導ご協力いただきました。誠にありがとうございました。残りの修論までの期間でもご迷惑をおかけすることがあると思いますが、今後とも何卒よろしくお願いいたします。
最後になりますが、研究室一同今回の発表にあたりご指導ご協力いただいた皆様にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。


棚谷君の発表です


柴原君の発表です


栗林さんの発表です


原研究室集合写真です




第52回 地盤工学研究発表会表彰[10/30](2017年11月1日更新)

 原研究室B4 柴原です。8月29日に行われました第52回 地盤工学研究発表会に大学院2年 田所佑理佳さんが優秀論文発表賞を受賞されました。蛇籠チームとしての研究に対する姿勢や研究室内で最高学年として後輩を引っ張る姿には常々感服しており、今回の受賞には他人事ならず誠にうれしく思います。日々のご指導から研究へのアドバイスまで時間を割いていただき大変感謝しています。半年後、田所さんのいない研究室が考えられません。残り僅かとなってきた偉大な先輩との蛇籠研究生活で少しでも多くの事を吸収し、成長した姿を見てもらえるように頑張ります!




三村さん祝賀会[10/25](2017年10月27日更新)

 M2の田所です。10月25日に三村佳織さんの学位取得祝賀会を行いました。三村さんが関わってきた方々にご参加いただき、盛大に盛り上がる会となりました。原研一同からのプレゼントとして、アイマスクとハンドクリーム、手作りのアルバムをサプライズしたところ大変喜んでいただきました。私個人としては三村さんと研究の関りはなかったのですが、人生相談やたわいもない話をさせていただいたりと、様々な面でお世話になりました。そんな三村さんは皆にとってのお姉さんであり、引っ張ってくださる大先輩で皆の目標の存在です。今まで私たちにかっこいい背中を見せ続けてくださり、誠にありがとうございました!原研究室一同三村さんのこれからの益々のご活躍を心から祈っております。最後になりますが、No Mimura, No Haraken!! と叫ばせていただきます。本当にお疲れ様でした!!




香美市林道調査[10/24](2017年10月27日更新)

 M1の林です。10月24日に林道沿いに設置された木製構造物(丸太柵工)の経年劣化調査を行いました。四国土木木材利用研究会の活動として、林内に開設された道に設けられた木製構造物の経年劣化について、ピロディン試験機とフォースゲージを用いて評価を行いました。時間が限られている中、広大な調査地でどの丸太を計測するか、いかに効率よく計測するかを考えるのが難しかったです。今回の調査で事前準備、段取りの大切さ改めて実感しました。今回の反省点を次回の調査で生かしたいと思います。最後に、今回の調査でご協力いただいた森林総合研究所四国支所、四国森林管理局、高知県立森林技術センター、研究生の皆様にこの場をお借りして深くお礼申し上げます。


フォースゲージ計測状況




新入生歓迎会[10/20](2017年10月26日更新)

 M1の中村です。10月20日の定例ゼミの後に新入生歓迎会を開きました。3年生はたくさんのゲストを前に緊張していた様子でした。はじめは慣れないことがたくさんあるとは思いますが、研究室一同でサポートしていきたいと思います。今後の成長が楽しみです。下記、北澤様と3年生3名のコメントです。

この10月より愛媛大学大学院連合農学研究科に社会人として入学し,原先生の研究室所属で正式メンバーに昇格してお世話になります。新入生というには少々薹が立ちすぎたロートル学生ですが,若い方に遅れを取らないように精進いたしますので何卒宜しくお願いいたします。(北澤)
  この度は歓迎会を開いていただきありがとうございました。先生や社会人の方、先輩方とお話でき、とても良い刺激となりました。これから、「原研究室のメンバー」として恥じることのないように一生懸命がんばります。(中山)
この度は僕たちの為に楽しい会を開いて下さった方々に感謝するとともにこれからの研究に精進していきたいと思います。様々なことを吸収し大きな成長を遂げたいと思いますのでよろしくお願いします。(芳本)
新歓に参加させていただいて多くの方とお話しすることができ、とても勉強になりました。まだ知識が無いに等しい私ですがこれからひたすらに努力していきますので宜しくお願い致します。(西村)


挨拶をする西村君


集合写真です




第4回定例ゼミ[10/20](2017年10月26日更新)

 M1の中村です。10月20日に第4回原研究室定例ゼミが行われました。定例ゼミでは籾山様を基調講演のゲストにお招きし、学生時代のお話から会社での具体的な業務内容について講演していただきました。とても興味深く完璧なプレゼンテーションには驚きました。下記、籾山様からのコメントです。

新日鐵住金株式会社の籾山と申します。この度は初めて原研究室ゼミに参加させていただき、また僭越ながら講演をさせていただきました。大学のゼミには久しぶりに参加しましたが、初っ端から熱い議論が交わされており大変刺激になりました。特に学生さんの質疑応答が端的で分かりやすく、社会人に囲まれているためか日頃から鍛えられている印象を受けました。
講演は「鉄鋼業界の使命と土木技術者の役割」というタイトルとし、鉄鋼業と鉄という素材の面白さ、メーカーから土木分野にアプローチする仕事の内容について話をさせていただきました。鉄鋼業界のPRという側面もありますが、学生さんには「職業選択や進学の際に、色々な世界があることをちゃんと知った上で決断をしてほしい」という思いから、普段聞くことがなさそうな話題を選びました。少しでもお役に立てたのであれば嬉しく思います。
今後とも、ご指導のほどよろしくお願い致します!


籾山様の発表の様子です




お客様を招いてのサプライズBirthday party[10/6](2017年10月10日更新)

 M1の棚谷です。先日、三井住友建設株式会社の高橋様、渕山様が研究室を訪問下さいました。お二人とも研究所所属ということもあって実験施設を紹介した際には三軸試験機の機構などに大変興味を示され、業界の貴重なお話とともに大変盛り上がる場となりました。
当日はちょうど原先生の一月遅れのサプライズ誕生会を企画していたので、お二人人もご参加いただき盛大な会となりました。ありがとうございました。以下、渕山様のコメントです。

 訪問した際に偶然、原先生のお誕生会を学生さんが用意されていて、いつも仲が良く、楽しい研究室であるということを感じました。それに加えて、実験室を案内していただいた際は、とても丁寧に試験機・実験について教えてき、研究に対する熱意も強く感じました。 懇親会では、高知のとても美味しいお料理いただきました。美味しいお料理とともに、色々なお話を伺うことができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。誠にありがとうございました。また、是非お伺いさせていただきたいと存じます。


原先生のお誕生日会の様子です。


高橋様、渕山様との懇親会の様子です。




新メンバー加入しました[10/01](2017年10月4日更新)

 10月1日から新たなメンバーとして中山優里香さん、西村大輝君、芳本健太君の3人が加わりました。さらに、愛媛大学大学院連合農学研究科博士課程として第一コンサルタンツ北澤聖司様が加わりました。今年度はたくさんの新メンバーに恵まれ、研究室の飛躍の年になりそうです。詳しくは「研究メンバー」をご覧ください。 (研究メンバーへリンク)(中村)




ニュージーランド地震現地調査[9/16-23](2017年10月2日更新)

現在休学中のB4林です。今回ニュージーランドにてスウェーデン式サウンディング試験、簡易動的コーン貫入試験等に参加をさせて頂きました。留学先であるNZのクライストチャーチで、偶然にも先生の研究に参加することに大変驚きました。当初は初めての参加だった為緊張しておりましたが、先生始め、皆さん方に丁寧に教えて頂けたので幸いでした。先生方が来られた週は残念にも天候に恵まれなく初日から雨で、その中でのサウンディング試験はかなり辛いものがありましたが、学べる事は多かったと感じております。2日目は僕は参加しなかったのですが、3日目は天候は曇りで、コーン貫入試験を行いそこでも得られる物は多かったと思っています。4、5日目はChristchurch Centralで以前の地震の影響がどれだけ残っているかの視察に同行させて頂きました。僕自身何回か見ていたのですが、原先生が以前被害がないとき来られていたので、それからどのように変化したかや、被害建築を見てどのようなダメージがあったかの推測等教えて頂け、より深く見ることができることが出来ました。今回の件で一番印象に残ったことは、初日の雨の中での実験と、実験には関係ないのですが竹澤さんが途中でいなくなってしまったことが記憶に残っています。最後に、当初僕が思っていたよりも、遥かに楽しみながら学ぶことができました。それも、皆様方のお掛けです。ありがとうございました。

M1の棚谷です。この度、9月16日~23日にかけて2011年2月に発生したニュージーランド地震(カンタベリー地震)の継続的な地盤調査を目的に、特に被害が集中した首都クライストチャーチを中心に液状化被害が見られた住宅跡地等において現地視察および簡易動的コーン貫入試験、スウェーデン式サウンディング試験、表面波探査を行ってきました。私自身初めての海外調査ということで緊張して臨みましたが、奇遇にもニュージーランドに留学していた本研究室のB4林君の補助もあり調査を円滑に行うことができました。現地では震災から6年の歳月が経過しているとのこともあり、被災を受けた家屋などはほとんど片づけられていましたが、公共施設や市内のクライストチャーチ大聖堂などは被災後そのままの形で残されており、地震の生々しい爪痕を見ることができました。今回の調査では日本国外でも同じように地震に苦しんでいる人々がいるという当たり前の事実を再認識するとともに、再び来るであろう地震に向けて被災要因の解明といった研究活動の必要性を強く感じました。今後継続していく研究活動が日本のみならず海外の地震への備えの一因として役立つことがあれば幸いです。最後に、今回の調査にご尽力頂きました長岡技術科学大学の豊田浩史先生、高田晋氏、株式会社ニュージェックの竹澤請一郎氏にこの場をお借りして感謝の意を表します。


スウェーデン式サウンディング試験の様子


簡易動的コーン貫入試験の様子


表面波探査の様子


カンタベリー大学研究室訪問


集合写真




三村佳織氏 学位授与式[9/22](2017年10月2日更新)

 改めまして、私は2013年より地盤防災学研究室で共同研究員として、丸太を用いた液状化対策工法の研究を行っておりました三村と申します。
この度、9月22日に博士(農学)の学位を授与される運びとなりました。振り返ると4年間という時間は長いようで短くもあり、しかし非常に充実した時でした。 この4年間がなければ、一生かけても出会えていなかったであろう素晴らしい皆様に出会え、 かけがえのない経験をさせていただきました。
特に第一線で活躍されている皆様の御意見や御考えを間近で伺えたことは貴重な経験です。 これまでの道のりは不器用な私にはとてつもなく高いハードルで、皆様がいなくてはここまで来られませんでした。 節目節目で叱咤激励をしていただいた方、支えていただいた方、関わってくださった全ての皆様のお陰です。 心より感謝申し上げます。 技術者としてはまだまだスタートラインにものれていないと思います。 ここで学ばせていただいた経験を糧に今後もさらに精進して参ります。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

原先生には本当にたくさんのことを教えていただきました。 先生は物事に対して真っ直ぐ向き合われ、でも、常に客観的な視点で考えておられる方です。 途中、もしかしてお二人おられるのではと思ったこともあるほど御多忙にも関わらず、 周りの方への御配慮を忘れないお心遣いもいつも尊敬いたしておりました。 独り立ちをしていくことに今は不安しかありませんが、先生の背中を追いかけて、 これからも学ばせていただきたいと思います。

福井様、地盤防災学研究室の皆様には伺う度に温かく迎えていただき、感謝の気持ちで一杯です。 研究室に伺えば皆様の笑顔に癒され、ゼミでは研究に真摯に取り組まれている姿勢に刺激されて、 前向きに進んで来られました。
皆様と活動できた日々は私の一生の宝物です。本当にありがとうございます。

末筆ではございますが、今後の皆様の御健勝と御多幸を心よりお祈り申し上げます。


三村さん学位授与の様子です。




第72回土木学会全国大会[9/11-13](2017年9月15日更新)

 9月11日‐13日に九州大学伊都キャンパスで第72回土木学会全国大会が開催されました。研究室からは4名{三村(D3)、栗林(D3)、田所(M2)、林(M1)}が参加し、それぞれのセッションで発表をしてきました。以下、発表者と発表タイトルです。

三村「高知県における多自然型川づくり使用木材の長期耐久性評価 その1 施工地点の概要」
林「高知県における多自然型川づくり使用木材の長期耐久性評価 その2 ピロディン試験」
田所「蛇籠擁壁の耐震性評価手法の検討 (その1) -中詰材の要素試験-」
栗林「蛇籠擁壁の耐震性評価手法の検討 (その3) -再現解析による評価-」

また、「低炭素社会に向けた地盤改良と防災」というタイトルで地中使用木材の耐久性評価に関する研究小委員会による研究討論会が行われ、原先生が座長を務めました。
以下、感想です。

土木学会は地盤工学会とはまた違った雰囲気でした。発表に関しては堂々と発表できたと思います。ただ、質疑応答のレスポンスの早さと声の大きさが課題となったので直して行きたいです。研究討論会では、LP-LiC工法に関する内容であり、非常に勉強になりました。LP-LiC工法の更なる普及に向け、研究に取り組みたいと思います。(M1林)


研究討論会の写真です


三村さんの発表です




トリブバン大学からドゥルガ先生による特別講演[9/8](2017年9月15日更新)

 B4の柴原です。ネパール国 トリブバン大学からドゥルガ先生,バタライ先生が日本へ訪問され特別基調講演をしていただきました。
以下、棚谷君の感想です。
M1の棚谷です。9月8日に蛇籠プロジェクトでご縁のあるネパール国からトリブバン大学(Tribhuvan University)のDurga P. Sangraula教授,Pawan Kumar Bhattarai助教が高知大学農林海洋科学部に訪問され、基調講演をして頂きました。講演には本研究室の学生のみならず学部全体から多くの学生が参加し、質疑の時間も含め大変実りある会となりました。講演では、ネパール国の地形条件からネパールゴルカ地震による被災状況など細かにそして専門でない学生にもわかりやすく説明して頂き、地盤工学を専門に学ぶ私としましてはネパール国は地形的にも日本と酷似している部分があり、被災を防ぐ・減らすための対策が急ぎ必要であると思うと同時に、蛇籠プロジェクトの更なる発展にも期待できる内容でありました。
懇親会では訪問頂いた先生方を高知市内の居酒屋にお招きして高知県の伝統料理のカツオのたたきや日本酒などをご堪能頂き、学生達とも講演会では聞けなかったような貴重なお話を聞かせて頂いたりと非常に楽しく、そして有意義な場となりました。
今回遠方から遥々お越し頂いたDurga P. Sangraula教授,Pawan Kumar Bhattarai助教のお二人に改めてここに感謝の意を表します。
Thank you so much for visiting Kochi University and giving a lecture for us.


基調講演後の集合写真です


懇親会での集合写真です




「蛇籠特集」のNHKワールド URLお知らせ[9/8](2017年9月8日更新)

 B4の柴原です。2017年7月18日 おはよう日本にて放送された特集記事「蛇篭でネパール地震復興」の英語版がNHKワールドで公開されました。ご覧いただけるリンクをお知らせいたします。
【動画再生用】(1ヶ月間視聴可能)
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/news/videos/20170907114330774/

※NHKWORLDのホームページを局内イントラネットから閲覧する場合Internet Explorerは機能制限されているためコンテンツが正しく表示されません。他のブラウザ(ChromeやFirefoxなど)にてご覧いただきますよう、お願いいたします。




JICA四国フリースペースにてミニチュア蛇篭を展示[9/8](2017年9月8日更新)

 B4の柴原です。JICA四国伊東様より、ミニチュア蛇篭展示について下記のご連絡を頂戴しました。

防災月間である9月に合わせ、JICA四国フリースペース(香川県高松市鍛冶屋町)にて 「防災対策支援」展を開催しています。四国ならではの防災風土によって得た経験や技術を活かし、途上国での災害に備えた技術支援の事例を紹介しています。事例の一つに「JICA草の根技術協力事業」業務委託により、ネパールで蛇籠技術の普及が行われており、高知で培われた護岸の技術が、遠いネパールでの防災に役立っています。展示の目玉として、高知大学の原研究室のご協力により蛇籠(ミニチュア)の展示も行っており、防災技術の実物をご覧いただけます。
https://www.jica.go.jp/shikoku/topics/2017/0905.html


JICA四国フリースペースの蛇篭展示様子です。




高知・佐賀大学合同ゼミ[9/3-4](2017年9月7日更新)

  M2の田所です。9月3日〜4日に高知大学で佐賀大学との合同ゼミが開催されました。2日間を通して両大学の学生が研究内容を発表し、2日目には特別講演もありました。研究発表では発表途中から先生方をはじめ、ご参加いただいた皆様に様々なご意見をいただき、時間いっぱいまで熱い活発な討論が続きました。佐賀大学の学生のみなさんにとっては普段とは違う環境や雰囲気の中での発表だったにもかかわらず、とても分かりやすく丁寧な発表をされており、レベルの高さに高知大学の学生一同とても触発されました。2日目の(株)エイト日本技術開発の栗林様と木村様の特別講演では、建設コンサルタントの魅力や海外事業部の内容などについてお話ししていただき、大変興味深くみんな聞きいっておりました。
1日目の夜は海の果樹園というレストランで懇親会のBBQを開催いたしました。初めは盛り上がるか心配しておりましたが、お酒も入り徐々に話が盛り上がり、良い交流ができたのではないかなと感じました。
今回の合同ゼミでは遠方より高知に来てくださった佐賀大学の皆様や、特別講演をしていただいた栗林様、木村様、ゼミで様々なご意見をいただいた皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。
以下、佐賀大学 末次先生、M2渡邊 純希さんのコメントです。

佐賀大学 末次です。今回の合同ゼミは両研究室の取り組みを知ることができる大変良い機会でした。高知大、佐賀大の研究はともに地域性に富む内容で大変興味深いものでした。学生にとっては、他大学学生の研究の進捗状況、プレゼン技法、質疑応答のレベルなどを知ることができ、良い刺激になったことと思います。今後も継続して合同ゼミを開催できればと思います。今回は大変お世話になりました。

佐賀大学 M2 渡邊 純希です。
高知大学物部キャンパスにて高知大学 地盤防砂学研究室の学生さんと合同ゼミを行いました。
双方の研究成果や問題点などについて活発に議論し、意見交換を行うことで、自分の研究により深みや広がりを持たせるいい機会になりました。鋭い視点からの指摘も多く、私にとっても大変刺激的なゼミだったと思います。
他の大学との合同ゼミは初めてであり、当初は不安でしたが、高知大学の暖かいおもてなしのお蔭で大変充実した2日間を送ることができました。有難うございました。
来年度は是非佐賀へお越しください!心からお待ちしています。


ゼミの様子です


エイト日本技術開発の栗林様と木村様の特別講演です


懇親会の様子です


集合写真です




原研究室OB会[8/19](2017年8月22日更新)

 M2の田所です。8月19日に毎年恒例の原研OB会が開催されました。この日のために原先生を慕う卒業生の先輩方が遠方から集結し、昨年以上に盛り上がりのある会となりました。もちろん原先生はとても嬉しそうで楽しそうでした。また、学生側も原研究室で学び、その経験を社会人生活で生かしている先輩方のお話をたくさん聞くことができ、今後の活動にますます意欲がわきました。来年は社会人の先輩として参加できるよう、残りの学生生活を精進していきたいと思います。




慰労会[8/5](2017年8月16日更新)

 B4の柴原です。三村さんの学位論文公開審査会後に慰労会を高知市内で行いました。
休日にもかかわらず大勢の方々にお集まりいただき、盛大な会となりました。
土佐のお座敷遊びである可杯(べくはい)や菊の花を楽しみました。


慰労会での集合写真です


慰労会の様子です




三村佳織氏 学位論文公開審査会[8/5](2017年8月6日更新)

 M1の林です。8月5日(土)に三村さんの学位論文公開審査会が高知大学物部キャンパスで行われました。休日で猛暑にも関わらず三村さん、原研究室に関わりのある社会人の方々が聴講にお見えになりました。会場は卒論発表や修論発表とは違った私たちが味わったことのない緊張感があり、普段落ち着いておられる三村さんもかなり緊張しているご様子でした。 三村さんは勤勉で努力家であり、社会人として働きながら博士号の取得を目指しておられるとてもタフな先輩でした。私は約1年半三村さんと共同研究をさせていただいたのですが、計画性の無さや「報・連・相」を怠ってしまったことで、研究がうまく進まず大変ご迷惑をおかけしてしました。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。それでも知識・技術・人として未熟な私をご多忙の中にも関わらず厳しく、また親身にご指導してくださいました。三村さんの下で研究ができたこと、お会いできたことを大変嬉しく思います。
以下、坂部さんの感想です。
学位論文公開審査会に出席しました、(株)エイト日本技術開発の坂部です。 三村さんとは私が四回生の頃から約2年半、同じ研究テーマでご指導いただきました。
公聴会では、三村さんが論文としてまとめられ形となった研究成果を拝聴することができ、大変嬉しく思いました。また、改めてこの研究の奥深さや幅広い視野を持つことの大切さも感じました。この度は学位論文公開審査会にお声掛け下さり、本当にありがとうございました。


三村佳織氏 公開審査会の様子です




田所さん 土木学会優秀発表賞受賞[8/1](2017年8月3日更新)

 この度、M2の田所さんが第23回土木学会四国支部大会の優秀発表賞を受賞しました。 おめでとうございます。日頃からコツコツ努力を積み重ねているゆりかさん。かっこいい先輩を見習い、後輩一同今後も研究に励みたいと思います。本当におめでとうございます!!(中村)
M2の田所です。今回優秀発表賞を頂くことができ、とてもうれしいです。このような機会を与えてくださった原先生をはじめ、ご指導ご協力いただいた関係者の皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。




藤野さん離職のご挨拶[7/31](2017年8月3日)

 B4の柴原です。私はネパール蛇籠プロジェクトの研究をしており、ネパールプロジェクト専属秘書であった藤野さんには4ヶ月と短い間でしたが大変お世話になりました。学生思いで接しやすい方でした。お疲れ様でした。

4月から7月までの4ヶ月間、JICA草の根技術協力事業の専任事務として、ネパールの蛇籠プロジェクトに関わっておりました藤野です。この度、7月31日をもちまして高知大学を退職し、プロジェクトから離れることになりました。短い間でしたが、パワフルで、かつ緻密に物事を進められるプロジェクトのリーダー・原先生をはじめ、張先生、学内外の関係者の皆様、また地盤防災学研究室/原研究室の福井様、学生の皆様に助けていただきながら、支えていただきながら、充実した時間を過ごすことができました。皆様には感謝の言葉しかありません。

「人命を、そしてあらゆるものの過去・現在・未来を守る、なくてはならない仕事」。
このプロジェクトがネパールの皆さんの生活を守ることに貢献されますよう、これからもこのプロジェクトに注目していきます!
ありがとうございました。


学生の皆さんから頂いた花束です




藤島さん送別会[7/31](2017年8月3日)

 M1の林です。8月初旬を持ってNHK放送局の藤島温実様が高知を離れるということで、市内で送別会を行いました。藤島様には最近では蛇籠の取材等で大変お世話になりました。また、お忙しい中、新年会や忘年会に何度も参加してくださいました。藤島様は笑顔がチャーミングでお話ししやすく、仕事に対する思いをお聞きすると、「ザ・プロフェッショナル」といった印象を受けました。とても寂しいですが、新しい部署に行かれてからも、公私にわたり益々ご活躍されますようお祈り申し上げます。ありがとうございました。
下記、藤島様のコメントです。

原先生、これまで大変お世話になりました。取材が拙く、色々とご面倒をおかけしましたが、先生はいつも優しく、丁寧に対応してくださいました。こんな私をいつも応援してくださって、本当にありがたかったです。
先生はすさまじくエネルギッシュで、心底、研究を楽しんでおられるのが伝わってきます! 数え切れないほど仕事を抱えておられるのに、とてもフットワークが軽く、常に笑顔。本当に尊敬しています。先生と出会えて、刺激的な取材をたくさん経験させていただきました。感謝の気持ちでいっぱいです。少し距離は離れてしまいますが、今後ともご指導いただけるとうれしいです。
研究室の皆さん、いつもあたたかく迎えてくださって、ありがとうございました。秘書の福井さんの優しい笑顔を見ると、いつもホッとし、癒やされていました。学生の皆さんからも、毎年、新年会・忘年会の際に声をかけていただき、うれしかったです。私は大学を卒業してすぐ、高知に赴任したのですが、 年齢の近い皆さんとおしゃべりしたり、お酒を飲んだりできるのが、純粋に楽しかったし、息抜きにもさせていただいていました(笑)皆さんがまっすぐに研究に打ち込んでいる姿は、とても素敵です。それぞれの学生さんの望む進路が実現するよう、応援しています。
また、先生への取材の中でご縁をいただいた関係企業の皆様にもこの場をお借りして御礼申し上げます。私は文系だったので、初歩的な質問もたくさんしてしまいましたが、皆様、本当に快く応じてくださって、助けられました。 皆様の多大なるご協力があったからこそ、充実した放送を出すことができたと思っています。また今後、取材をお願いするタイミングもあろうかと思いますが、引き続きお付き合いいただけますと幸いです。
原研究室の益々のご発展を心より祈っております。本当にありがとうございました!!




『施工の神様』に掲載されました(2017年7月25日)

 この度、『施工の神様』というWebメディアに原先生のインタビュー記事が掲載されました。学生達のインタビュー記事も載っています。
是非ご覧になってください。(福井)
https://sekokan-navi.jp/magazine/8446




第52回地盤工学研究発表会[7/12-14](2017年7月18日)

 7月12日~14日に名古屋国際会議場で開催された第52回地盤工学研究発表会に参加してきました。研究室からはM2の田所さん、M1の棚谷、中村、林の四名が参加し、それぞれのセッションで発表をしてきました。それぞれの発表日とタイトルは、
12日 棚谷「鋼矢板によるため池堤の耐震補強工法の検討」
中村「常時微動観測による地盤の堆積構造の推定と地震防災への応用」
13日 田所さん「蛇籠を用いた道路擁壁の耐震性評価に関する実大規模振動台実験」
最終日 林「丸太打設により改良された海岸埋立地の地震・間隙水圧計観測システムの概要」でした。以下、学生の感想です。

M1の棚谷です。私自身は支部以外での学会発表は初めてで、準備に時間がかかったり、発表では緊張して早口になったりと、多くの課題が見つかった学会発表となりました。また、セッションでは研究対象であるため池に関する研究報告が多数あり、刺激を受けました。今回の学会で得られた経験を活かしてこれからの研究活動により一層励みたいと思いますので、皆様ご支援のほど宜しくお願い致します。

M1の中村です。私は前日の夜遅くまで研究室の仲間に発表練習を見てもらったこともあり、本番の発表は納得のいく発表ができましたが、質疑に対して十分な返答ができませんでした。四国支部でも同じような質疑に回答できなかったので質問対策にもっと工夫が必要だと思いました。この悔しさをばねに今後も研究活動に励みます。

M2の田所です。今回の学会は支部発表より聴講者の数やその場の空気が違っており、今までの発表で一番緊張が表に出てしまいました。また、質疑応答では私の勉強不足のため、満足のいく答えを返すことができませんでした。大きな発表が終わり、一安心したと同時に多くの課題を見つけたので、これから研究にもっと向き合いっていきたいと思います。

M1の林です。最初名簿を見たとき、「発表者1000人以上?!さすが全国大会規模が凄い!」と正直ちびりあがる勢いでしたが、と同時にとてもわくわくした気持ちで会場入りしました。発表の感想としては、質疑応答で少し悔いが残りましたが、名誉ある方々の前で自分の研究を堂々と発表することができたと思います。毎晩の飲み会では様々な企業の方や大学の方と交流ができ、非常に楽しかったです。

今回の発表にあたりご指導ご協力いただいた皆様に、この場をお借りして御礼申し上げます。(研究室一同)


田所さんの発表です。


林君の発表です。


集合写真です。


名古屋の夜も満喫しました。




JICA事業、梼原町訪問[6/23](2017年6月28日)

 M1の中村です。先日、「JICA草の根技術開発協力事業」の一環で高知県梼原町にプロジェクトの関係者らが集まり蛇篭の視察と意見交換会を行いました。ネパール国からも関係者5名が参加しました。
http://www.kochi-u.ac.jp/international/topics_/topics/2017031400073/

研究室からはM1の棚谷、林、中村が参加しました。スケジュールは蛇篭の現場視察だけでなく、ネパール国の皆様が日本を満喫していただけるよう高知の皿鉢料理のふるまいや津野山神楽の鑑賞,農家民宿への宿泊も体験することができ、私自身初めてのことばかりで勉強だけでなく、刺激を受け楽しむことができました。 私は英語が苦手でうまく話すことはできませんでしたが、ネパール国の皆様はとても優しく、私の話を熱心に聞いて下さいました。ジョークを交えて会話ができたことは本当に嬉しかったです。機会があればネパール国へ訪れ、皆様とまたお会いしたいです。
Thank you for a great time. I try to study English hard by the time when I will meet you again.
下記、同行した林君と棚谷君の感想です。
【林】
M1の林です。今回、梼原町で行われた蛇籠の見学に同行させていただきました。 ネパールの方はとても活発でよくお話しされますし、よくお酒を飲まれるといった印象を受けました。日本人に比べとても元気でした。 ネパールの技術者の方や重役の方とお話しする機会などなかなかないことですので、改めて原研であることを誇りに思う2日間でした。ありがとうございました。 I was very indebted the other day. Thank you very much for the delicious cookies.
【棚谷】
M1の棚谷です。今回は、ネパール国からの来訪者の方々の梼原町における蛇籠の視察に同行という形で参加してきました。現地の視察では日本式の蛇籠を主軸に活発な議論がなされ、ネパールの方々の真剣に取り組む姿勢に刺激を受けました。ネパールの方々は私達学生への教育も非常に熱心で、拙い英語でも熱心に話を聞いてくださったりと非常に温かい人柄の方々ばかりで、お見送りの際はどこか名残惜しい感覚までありました。これからの蛇籠プロジェクトの更なる発展を祈願するとともに、遠いところをわざわざお越し頂いたネパール国の皆様,並びに今回の視察にご協力頂いた梼原町役場の皆様、大旺新洋㈱の皆様、JICA四国の漆原様、四万川建設㈱の皆様にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。


現地視察の様子


集合写真




第三回 実大模型蛇籠加振実験[6/22](2017年6月28日)

 B4 柴原です。
第三回目となる防災科学研究所をお借りした実大模型蛇籠加振実験に参加させていただきました。また本実験が行われる以前に高知県梼原町での現地蛇籠視察を行い、日本の蛇籠を実際に見学したことで研究への深みも増し、前回実験とは違った視点で、蛇籠構造物の加振に対する変化をとらえることができました。
また今回の実験ではネパール政府の方々がお見えとなり、つくば新聞社さんやNHKさんなど囲み取材等も行われ、蛇籠研究への注目度が増してきていると実感しています。
このような実験に携われている事に感謝し、今後の研究も一層頑張っていきたいと思います。


高知大学蛇籠グループ


加振様子


蛇籠グループ集合写真




高知市新庁舎丸太打設液状化対策工法見学会[6/13](2017年6月14日)

 M1の林です。6月13日に高知市新庁舎建設地にて施工中の「丸太打設による液状化対策工法&カーボンストック工法」の見学会(主催:土木学会木材工学委員会)に参加させていただきました。
本工事は、切迫する南海トラフ巨大地震など、対策が急がれる地盤液状化対策に寄与する新たな取り組みとして注目されています。打設本数は15,700本が使われ高知県産の木材を利用するため地元の木材活用に寄与した工法となっています。
これまで研究されてきたものが実際に世で使用されるのを見て、研究に対して誇りを感じましたし、改めて研究の大切さを実感しました。


原先生による主催者挨拶の様子です


丸太を打設する機械 


丸太打設中の様子


見学の様子




第3回原研ゼミ[6/12](2017年6月14日)

 M1の棚谷です。6月12日に地盤防災学研究室の本年度第三回目のゼミが行われました。今回のゼミではM1の学生を中心に研究進捗状況や今後二年間の集大成に向けた緻密な研究計画について発表や、共同研究員の三村様の学位論文公開審査会に向けたプレゼン発表があり、様々な視点から活発な議論がなされました。また、当日は秋田大学の野田龍先生にお越し頂き、基調講演という形で先生が取り組んでおられる木材工学の先進的な研究内容についてご発表頂きました。地盤工学を専門に研究している私としては木材の研究は大変新鮮な内容で今後自分の研究活動を進めていく上で刺激的な機会となりました。野田先生には今後もご縁があれば是非ともまたゼミにご参加頂き、研究へのアドバイス等頂けましたら大変嬉しく思います。研究室一同今後とも宜しくお願い致します。
以下、基調講演をいただいた野田先生からのコメントです。

今回、原先生に高知大学に呼んでいただくきっかけは昨年末に佐賀から福岡への移動中の電車内での会話でした。そのときの言葉を新年度早々、実行に移してくれたのが原先生でした。おかげさまで、4月の時点で旅程が確定し、今回の運びとなりました。原先生は元々行動力のある方だと思っていましたが、実際に目の当たりにし、驚きとともに見習わなければ、と身の引き締まる思いでした。驚きはその後も続きました。6月が近づいたある日、M2の田所さんから旅程確認の連絡をいただいたときのメールの礼儀正しさ、要点をうまくまとめた文章力に、「なんとしっかりした学生さんなんだろう、原先生の指導もしっかりと行き届いているのだな」と感心しました。実際にお会いしてもしっかりした人だという印象は変わらなかったのですが、それは研究室ゼミで発表した他のM1生さん(中村さん、棚谷くん、林くん)も同じでした。研究発表資料の作り方や発表技法はもちろん、メモを取る習慣がしっかりと身についているとともに、学生自身が自分の研究を楽しそうに、 そして積極的に取り組んでいることを強く感じました。研究室ゼミを通して、私自身大いに刺激を受けましたし、今後の自分の研究室運営や学生との接し方について取り入れたいと思うことがとてもたくさんありました。白熱したゼミは予定を1時間もオーバーするほどでしたが、最後まで充実したゼミでした。
夜の懇親会も驚きばかりでした。まずは大皿に盛られたカツオのたたき。見た目のインパクトがすごいだけでなく、味もうまい!写真を撮り忘れたのは残念でしたが…(涙)。和気あいあいとした雰囲気はとても居心地の良いもので、とてもおいしいお酒をいただけました。
最後になりましたが、原先生、地盤防災学研究室の皆さん、昼、夜ともに楽しくて有意義な時間を提供してくださり、誠にありがとうございました!皆さん、ミム姉ロスを乗り越えて(笑)、修論完成に向けてがんばってください!またお会いしましょう♪


林君の発表です


三村さんの発表です


野田先生による講演です


飲み会での集合写真です




第6回熊本調査[6/9-6/10](2017年6月14日)

 M2の田所です。6月9日〜10日に第6回熊本調査へ参加し、地盤調査や液状化地域のヒアリング、視察などを行いました。益城町の視察では、1年前に衝撃的だった圧壊した家や崩壊した道路のほとんどが撤去・修復されており、避難所であった運動公園にはその様子は何も残っていませんでした。一方で、いまだに液状化による噴砂が残っている地域や傾いた家など手つかずの場所も多くあり、復興にはまだまだ時間がかかることを改めて感じました。原研究室では今後必ず発生し、甚大な被害をもたらすであろう南海トラフ地震対策の研究をいくつも進めています。その重要性を再確認し、これからの研究により一層励みたいと思います。
最後に、今回の調査でご指導いただいた原先生をはじめ中澤様、北澤様、栗林様、そしてヒアリング調査にご協力いただいた皆様にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。


PDCP調査の様子


現地視察の様子


ヒアリング調査1


ヒアリング調査2


集合写真




JICA事業、パイロット地区での蛇籠設置を開始[5/26-6/3](2017年6月5日)

 JICA草の根技術協力事業の一環として開始された蛇籠施工の視察、ヒアリング調査を、5/27より約1週間の日程で実施しました。現地視察は本事業の提案団体である梼原町二宮氏、パートナーである四万川総合建設(株)西村氏、大旺新洋(株)下村氏、エイト日本技術開発(株)栗林氏、本学新納国際連携推進センター長、原が参加しました。
現地では、ネパール国側実施機関(ITRDC)技術者により作成された設計図書に基づき施工が進められ、視察団が到着した時点では基礎掘削が終了し蛇籠設置の直前でしたが、一連の作業手順や工法を確認したところ設計・施工上に課題が散見されました。特に設計者の意図に反した基礎処理や裏込土の掘削、耐久性に劣る中詰材の選定などは工期の短縮やコストの適切性、蛇籠の常時・地震時の安定性を担保する上で改善が必要に思わました。
本事業では、引き続きパイロット地区のモニタリングや、蛇籠に対する政府関係者、現地技術者の能力開発を目標とした梼原町内の現地視察と技術研修、我が国技術者の支援による現地設計・施工指導などを通じてネパールの気候風土に応じた防災蛇籠の改良を行い、最終年度には現地適応型防災蛇籠の設計・施工ガイドラインを公表する予定です。
本事業を通じて両国関係者の交流が活発になることを願ってやみません。(原)

「次回のネパールでの仕事は、モンスーンの時期に突入する前に!」という、現地コーディネーターで、協働事業団体でもあるネパールのNGO「ITRDC」代表者のアドバイスにより、6月に入る前に渡航した今回のネパール出張。総勢7名の関係者がネパールに飛びました。今回は、「裏方編」として、JICA草の根技術協力事業の事務作業等を担当するITRDCスタッフと藤野の現地活動報告です。
今回、藤野がおこなった作業は、4月から本格的に始まったJICAプロジェクトの経理処理に一番大事な「領収書」が揃っているかの確認です。領収書の中には、表記がヒンズー語のままであったり、日付の一部がヒンズー暦のままだったりしましたが、必要な領収書は概ね揃っており、ホッと一安心。これから細かな確認作業は必要ですけれど。。。現地スタッフには日本式の経理処理をお願いしないといけませんから、少しずつ慣れていっていただければと思っています。確認作業は約4時間半。仕事の後には、ネパールの代表的な飲み物「ラッシー」(ヨーグルトベースの飲み物)で打ち上げです。
現場での“Player”と裏方の“事務職人”。両輪が揃って、プロジェクトはうまく進んでいくのですね。(JICA草の根担当事務:藤野)


蛇籠設置現場の施工指導


かご枠作成指導


蛇籠設計協議


地元住民主催の歓迎式典


ITRDCのスタッフと経理処理の確認作業


ラッシー。ヨーグルトベースのバナナ味




擁壁蛇籠実大模型加振実験[5/17-26](2017年5月31日)

 高知大学 4回生柴原です。
この度、5月25日擁壁蛇籠実大模型加振実験を防災科学研究所 大型耐震実験施設をお借りして実施いたしました。それに伴い、実験後の調査も含め5月17~26日まで実大模型蛇籠の施工準備等を手伝わせていただきました。施工準備といたしましては、蛇籠背後地盤の作成からセンサーの取り付け、コード整理に至るまで、学生でありながらこれ程の施設で実験に携われた事を通し、貴重な経験になったと共に蛇籠チームの一員になれた事を実感しております。
実験も大きな問題も起きず無事終えることができました。昨年行われました直立三段蛇籠擁壁の結果よりもはるかに本実験の段済み三段蛇籠擁壁は崩壊が少なかったことにつきましては大きな収穫となりました。
本件では、防災科学研究所 中澤様
テクノラボ株式会社 中川様には実験当日だけでなく作業から、その他データ整理等、大変お世話になりました。
この場をお借りしまして御礼申し上げます。




中土佐町かつお祭[5/21](2017年5月23日)

 M1の中村です。5月21日に私の研究でお世話になっている中土佐町で開催された「かつお祭」に招待していただきました。初めての参加で、最初は少し緊張しましたがカツオの藁焼き体験や中土佐の美味しい地酒をふるまっていただき、とても楽しいお祭りでした。何よりも、中土佐町長自らが捌くカツオは絶品でした。
「かつお祭り」ではたくさんの方々のお話を聞くことができ、楽しむだけでなく勉強にもなりました。今まで以上に中土佐町が大好きになりました。
「かつお祭り」を盛り上げる町長の姿を見ていると、この町の力になりたいという熱い思いがこみ上げました。今後の研究になお一層尽力していきます。最後に、かつお祭りにお招きいただきありがとうございました。中土佐町長をはじめとするスタッフの皆様に感謝申し上げます。 来年も是非、参加したいです。


かつお料理をおなかいっぱい頂きました。


かつおのわら焼きを体験しました。熱い炎にビビリ少し焼きが甘かったです...


祭りを満喫し、最後に町長と記念写真を撮っていただきました。




土木学会四国支部技術研究発表会[5/20](2017年5月31日)

 M2の田所です。5月20日に愛媛大学で土木学会四国支部技術研究発表会が開催されました。原研究室からは私のみの参加で,熊本地震について発表してきました。前日には原先生をはじめ様々な意見をいただいき,スライドの修正が間に合うか少々焦りましたが,なんとか間に合わせることができました。学会での発表は初めてで、かつ単身乗り込んだこともあり、非常に緊張しましたが、大きなミスなく無事終えることができました。熊本地震関係では昨年度だけで調査に3回参加させていただき,論文も2本出させていただきました。調査では準備から現場での動き,考え方,その他にもたくさんのことを学びました。その集大成をこういった場で発表できたことは私の自信につながったと思います。
 今回の発表にあたりご指導ご協力いただいた皆様に、この場をお借りして御礼申し上げます。




懇親会[5/19](2017年5月23日)

 M1の中村です。 5月19日ゼミ後に懇親会が開かれました。ご存知の方もいるかもしれませんが、今回ゲストにお招きした須佐見様、実は原先生の教え子ということもあり、須佐見様が学生だった当時の原先生の様子をたくさん聞くことができました。須佐見様とのお話では、原先生の当時から今も変わらない様子や、お茶目な一面も伺うことができました。
今回は参加人数が少なかったこともあり、参加してくださった皆様と深い話をすることができいつも以上に有意義な会となりました。


パーティーグッズで盛り上がりました。誰が誰かわかりますか??


よさこいを踊りました。


集合写真です!




第2回原研ゼミ[5/19](2017年5月23日)

 M1の中村です。5月19日に地盤防災学研究室の第2回ゼミが行われました。今回のゼミでは佐藤工業株式会社の須佐見様、高知大学理工学部の山田先生をゲストにお迎えし須佐見様には基調講演をしていただきました。本研究室の発表者は栗林さん、田所さん、棚谷君です。特に、田所さんの発表は学会前の最終練習だったこともあり、議論が白熱しました。棚谷君はため池調査の報告発表で、調査方法の細かい指摘を受けていました。次回の調査から、改善できるよう協力したいです。栗林さんの発表は、いつも分かりやすく話に説得力があり、とても勉強になります。今後もドクターの方々の貴重な発表の機会を大切にしていきたいです。
以下、ゲストの須佐見様、山田先生のコメントです。

〈須佐見さん〉
 恩師である原先生から定例ゼミを開催すると伺い,初めて参加させていただきました.「ゼミはどんな感じなんだろ?」と心待ちにしていましたが,修士学生の分かりやすく堂々とした発表に活発な議論.先生や学生関係なく,みなさんバイタリティに満ち溢れており,私も頑張らなくては!と刺激を受けた次第です.
 今回,時間を設けていただき,学生~就活~会社での業務等,私自身が体験したことをお話させていただきました.なかなか学生の方を前に話す機会がないので緊張しましたが,ゼネコンの研究所がどういう業務をしているのか知っていただけたのではないでしょうか.
 最後になりましたが,原先生,学生の皆さん,こんなすばらしい会に参加させていただき,ありがとうございました.また,参加させてくださいね.
〈山田先生〉
4月から高知大学(地球環境防災学科)に着任いたしました山田と申します。お声掛け頂き,今回初めて研究室のゼミにお邪魔させていただきました。
日々の研究について熱弁する元気な学生さんをはじめとする皆さんや原先生の熱いご指導をされる姿を見て,とてもいい刺激を受けた有意義な時間でした。
最初で少々ビビッておりましたのと,不勉強さから,私からは十分に適切な議論をすることができませんでした(時間が足りなかったのが残念!)が,可能でしたら,また参加させて頂き,勉強させて頂ければと思います。もちろん研究のお手伝いもできればと思います。今後もよろしくお願いいたします。

 失礼ながら,おしまいになぞ掛け問答です。
「地盤防災学研究室」とかけて「美味しいものをたくさん食べて幸せ!」ととく。
そのこころは??


田所さんの発表です。


棚谷君の発表です。


須佐見様の発表です。




JICA草の根技術協力事業、始動![4/25~4/30](2017年5月16日)

 JICA草の根技術協力事業(地域活性化特別枠)に採択され、2017年3月から2020年2月までの3年間、ネパール連邦民主共和国ダディン郡にて「ネパールにおける防災と環境を両立させる現地適応型蛇籠技術普及事業」を実施することになりました。
3月には本事業のプロジェクトマネージャーである原先生をはじめ、本学関係者、またプロジェクト関係者が現地へ赴き、キックオフミーティングが開催されました。詳細はこちらをご覧ください↓
http://www.kochi-u.ac.jp/international/topics_/topics/2017031400073/
そして4月。いよいよJICA草の根技術協力事業としてのプロジェクトが本格的にスタートし、4月25日から30日まで関係者4名が現地に飛びました。今回の出張の主な目的は、プロジェクトサイトの現地調査、そして今後のプロジェクトの進め方について、現地の技術者・関係者と協議することでした。
プロジェクトサイトでは整地作業の確認や蛇籠の中詰材の確認などを行いました。地域のリーダーや住民も集まり、その地域のモンスーン時期の雨の降り方や雨水の流れ方などをヒアリング。また蛇籠の中詰材となる石の選び方など、現地の専門家や地域住民の指導にあたりました。
協働でプロジェクトを進めていくITRDC(Integrated Technical Research and Development Center)事務所での協議は、高知大学のチームとITRDCの専門家チーム双方がそれぞれの蛇籠の設計案を披露し、ネパールと日本の蛇籠設置方法の違いを理解しながら、最適な設計・施工方法について話し合いました。最適な設計を検討するために、日本式、ネパール式の異なる方法で現地施工を行い、施工後のモニタリングを通じて最適な手法を検討することになり、ネパール地震後の豪雨等で崩壊した蛇籠を視察し、その原因を実施工に生かします。とても白熱した議論で盛り上がり、予定の時間をオーバーするほどでした。
5月末には技術専門家、事務方関係者が再びネパールへ向かいます。技術指導とともに先方省庁関係者、自治体関係者などと協議する予定になっています。(藤野)


地域のリーダー(左)と整地について話す原先生


現地技術者への指導の様子


国道沿いに設置されている蛇籠


現地での集合写真です!




藤野さん歓迎会[5/12](2017年5月15日)

 M2の田所です。5月12日に原研の新しい秘書様の藤野様の歓迎会を行いました。学生側は藤野様と会うのが初めてだったため緊張がありましたが、藤野様の明るい人柄とノリの良さでたくさんのお話をすることが出来ました。朝倉キャンパスにいることがほとんどとのことですので、お会いできる機会は多くないかもしれませんが、今後ともよろしくお願いいたします!
以下藤野様のコメントです。

 4月からJICA草の根技術協力プロジェクト専任事務として着任しました藤野です。5月12日(金)、地盤防災学研究室/原研究室の皆様とご一緒する機会がありました。原先生を始め、JICAプロジェクトメンバーのお一人である張先生、私が普段からとてもとてもお世話になっている秘書の福井様、そして今まさに研究生活真っ只中にある5名の院生・学部学生の皆さんと非常に楽しいひと時を過ごしました。特に学生の皆さんが、それぞれどんな研究を行なっているのかを伺ったのが興味深かった!皆さんがこれから積まれる経験と知の結集が、環境と人とを、骨太かつ優しく繋いでいかれることになると思います。
普段、私は朝倉キャンパスにいますので、なかなか皆様とお会いできませんが、今後も機会を見つけて物部キャンパス・研究室にもお邪魔したいと思います。ありがとうございました。




ため池見学[5/10](2017年5月15日)

 M1の中村です。先日、高知県のため池見学に行ってきました。一見何の変哲もないため池ですが、ため池の概要説明を受け細かく見ていくと様々な問題があるということが分かりました。ため池の研究に関わることが今まで少なかったので、問題点を見つけるとこも難しく感じました。自分の視野の狭さと無力さを痛感しました。
 これからは、何事にも興味を持ち、積極的に目を向けられるようにしたいです。




原研究室キックオフゼミ[4/20](2017年4月25日)

 B4の柴原です。研究室に入り、初めてのゼミ発表となるキックオフゼミが4月20日にありました。今回は国土交通省の高橋様、竹内様にご参加いただき、より引き締まったゼミになりました。良いスタートを切ることができたと感じています。基調講演では、普段聞くことの出来ないお話をしていただき、将来を考える際に役立てたいと思います。お忙しい中ありがとうございました。
院生・ドクター生そして、企業の方々と研究を通して繋がり、学べる事に感謝し、今後の研究生活で成果を挙げれるよう日々努めていきたいです。


柴原君の発表です。


高橋様の基調講演の様子です。


竹内様の基調講演の様子です。


ゼミ後の意見交換会の集合写真です!!




中土佐町打合せ[4/14](2017年4月24日)

 M1の中村です。先日私が担当している「中土佐町の地域防災対策を目的とした地震被害予測手法の構築に関する研究」のH29年度の方針について打ち合わせがありました。今回の打ち合わせは中土佐町で行われました。中土佐町は、豊かな自然に新鮮な魚がメインの美味しい食事、地域住民の方々はいつも暖かく歓迎してくださり、高知県の良いところがギュッと凝縮されています。研究を通して知った中土佐町ですが、とても居心地がよく私にとってとても大切な町です。そんな中土佐町で研究ができることが本当に幸せです。打ち合わせではH29年度の方針も定まり、研究生活がますます充実したものになりそうです。中土佐町の方々の期待に答え、研究成果を残せるよう頑張ります!!


打合せ後の懇親会には研究室のアイドル、タダシ君も参加しました。


集合写真です!




大学院の勧め[4/11](2017年4月13日)

 M1の林です。4月11日(火)に私たちが所属する流域環境工学コースを対象とした春季研究会でM2の田所さんが「大学院の勧め」と言った題目で後輩たちの前で発表されました。発表内容は研究や院試について、進学して感じたこと等を発表されました。
本コースの大学院進学率が低いこともあり、大学院生の生の声を聞くことで後輩に大学院とはどういったものなのか知ってもらえたと思います。少しでも研究に興味を持ち、進学を希望してくれる人が増えることを期待しています。


田所さんの発表です




お花見[4/8](2017年4月13日)

M2の田所です。4月8日にお花見会を開催しました。あいにくの天気で外ではできませんでしたが、今流行りのエアー花見なるものを研究室で行いました。美味しいお弁当に美味しいお酒!フレッシュな3年生との交流もあり、とても楽しい会となりました。来年は外でのお花見ができるよう、恒例行事としてこれからも開催していきたいと思います。

 下記、お花見に参加してくれた3年生を代表して大友さんのコメントです。
 原先生の研究室で毎年行われるお花見に初めて参加させて頂きました。あいにく、天候は雨ということで研究室内でのお花見となってしまいましたが、先輩方が桜の花を感じさせてくれる物の準備や行程の中にユニークな景品付きのゲームを企画してくださっていたため、大変良いお花見会となりました。加えて、原先生や先輩方、同期の皆と沢山お話をすることができるいい機会となりました。なによりとても楽しかったです。


集合写真です!!


ゲームでの景品を受け取る林君




ため池調査[4/7](2017年4月13日)

 M1の棚谷です。先日、高知県にある豪雨により決壊したため池の実地踏査に行ってきました。ため池施設の現場を見せて頂く機会は非常に貴重で、破堤した堤防を見たり堤防を構成する土に触れたりすることは刺激的な体験でありました。また、実際に決壊したため池を目の当たりにし、改めてため池の防災技術の必要性を再確認しました。
最後に、今回の調査に際して、ご多忙の中このような貴重な現場を見せてくださった高知県農業振興部の皆様に厚く御礼申し上げます。

    




入学式[4/3](2017年4月5日)

 M1の中村です。4月3日高知大学大学院の入学式がグリーンホールで行われました。今年は原研究室の棚谷、林、中村の3名が院生として入学しました。
 院生活では「挑戦」という言葉を大切に研究に励みたいです。また、研究だけでなく、飲み会や、イベントなど様々な場面で研究室を盛り上げていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
以下、林君、棚谷君のコメントです。
 M1の林です。目標として、考える力を身に付けたいです。院生としての自覚を持ち、精一杯研究に励みたいと思います。原先生をはじめとする研究に携わる皆様、今後ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。
M1の棚谷です。学部の時より自主性をもって研究に臨みたいと思います。皆様今後ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願い致します。
 個性あふれるM1の3人ですが、皆さま今後とどうぞよろしくお願いいたします。




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