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2018年度のあゆみ

修了式[3/22](2019年4月1日)

 M1の柴原です。3月22日に修了式・卒業式が行われました。地盤防災学研究室からはM2の棚谷さん、中村さん、林さんとB4の中山さん、芳本君、西村君が修了・卒業しました。おめでとうございます。
もうこうして卒業・修了生へのメッセージを書いていることが信じられません。皆で過ごしたこの一年間はとても充実していてあっという間でした。M2の先輩方は2年間共に過ごし、ここでは書ききれない程の思い出でいっぱいです。同期がいない私にとって3人は研究室の先輩という肩書だけでなくお兄ちゃん、お姉ちゃんのような存在でした。
中村さんは責任感が人一倍強く、いつも周りの事を気にかけてくれる先輩です。私自身もプレゼンテーションの発表練習や論文の添削を何度もして頂きました。普段から研究にも熱心で尚且つ研究室の仲間のこともしっかりと気遣える中村さんだからこそ、学会賞や学生表彰を受賞されたのだと思います。本当に尊敬できる先輩です。
棚谷さんは私が右も左もわからず研究室に配属された当時から専門分野や実験まで一番お世話になった先輩です。どんな質問に対しても分かりやすく丁寧に説明してくれました。そんな棚谷さんは本当にかっこよく、私の憧れでした。
林さんは誰に対しても面倒見がよく、男気溢れる先輩です。研究面以外でもお世話になることが多く、何かあるごとに甘えていました。
2年間、本当にお世話になりました。そして、たくさんの思い出をありがとうございます。M2の3人が研究室を離れてしまうのは正直とても寂しいですが、次回お会いした時にはより成長した姿を見せることができるように頑張ります。これから社会人となり、大変な事もあろうかと思います。息抜きが必要な時にはいつでも帰ってきてくださいね!
B4の3人は研究室に入ってからの1年間で大きく成長しました。特に中山さんは人一倍負けず嫌いで、配属当初からは想像できない程成長しました。原研究室での経験は中山さんにとって大きな力になっていると思います。社会人になっても負けず嫌いな性格と順応さを武器に頑張ってください!芳本君と西村君はこれから大学院に進学します。大学院生は学部生以上に求められることがたくさんあり、大変なこともあるかと思いますがこれからは研究室全体を引っ張っていって欲しいです。今後の飛躍に期待しています。 最後になりましたが中村さん、棚谷さん、林さん、中山さん、芳本君、西村君の修了・卒業を心よりお祝い申し上げます。


集合写真です!




感謝状が授与されました[3/15](2019年3月18日)

 2019年3月15日、高知大学朝倉キャンパスの地盤防災学研究室にて、原忠教授が平成30年7月豪雨により高知道で発生した土砂崩落に伴う橋梁上部工の流出事象を受け専門的な見地から土砂崩落箇所の安定性・対策工法・構造物の健全性評価の検討や橋梁上部工流出メカニズムの解明に多大な尽力をしたことに関しまして、西日本高速道路株式会社四国支社副支社長の竹本様より感謝状が授与されました。災害復旧工事中の高知自動車道は、2019年夏休み前までを目標に4車線復旧になることが発表されています。(福井)


西日本高速道路株式会社四国支社の副支社長 竹本様より感謝状が授与されました


西日本高速道路株式会社四国支社様と記念撮影




留学のエッセイ[3/11](2019年3月11日)

 M1の柴原です。来年度、ニュージーランドへ2年間の留学を終えた林君が研究室に配属となります。林君は私が学部時代の同級生であり、また再会できることを楽しみにしています。

来年度から地盤防災学研究室に配属するB4の林です。
最初ニュージーランドに来た時は、英語が全く話せず誰とも意思の疎通が上手くできませんでした。そのため毎日ストレスを感じていました。ですが、勉強を重ねる内に少しづつですが段々とホストファミリーや地域の方と会話ができるようになり、最終的にはIELTS で良い結果を残すとこができました。
気づいたこととしては、まず日本人は他の言語圏から来た人と比べて、日本語と英語の特徴の差が大きすぎるため習得に時間が掛かるのと、小高校間の英語教育で学んだ表現はほぼ役に立たなく文法もたまに間違えた事を教えていたということです。
ニュージーランドの人々の雰囲気ですが、日本に比べ道端で突然話しかけられるなど、友好的な方がかなり多かったです。私が留学中に滞在したホストファミリーも良い方達で、実際の文化や、日本との価値観の違い等、貴重なことを学ばせて頂きました。しかし中には人種差別主義の人間もおり、実際に暴言を吐かれたり、突然水をかけられたり等の経験もし、ネットや本等に書かれているいいことばかりではないことに気づかされました。この点は海外に行きたい人に気をつけて貰えばと思います。
気候は、夏は暑すぎず湿度も低く快適で、冬は積雪は全くなく、日本に比べて過ごしやすかったです。自然も豊かで、美しい場所が多くあり観光でもお薦めの所です。
一年半という長い期間でしたが、ホストファミリーを始め、色々な方のおかけで実りのある留学生活を送ることができました。




平成30年度追いコン[3/8](2019年3月20日)

 3月8日に平成30年度卒業生・修了生合計6名の追いコンが開催されました。以下、学生の感想です。

M2の林です。この度は卒業、修了生のために追いコンを催していただきありがとうございます。研究室に配属されてから約3年間、研究活動を通じて指導教員である原先生には現場で指揮を執らせていただいたり学会活動やシンポジウムでの発表、多くの社会人との交流の場を設けていただくなど大変貴重な経験をさせていただきました。今後仕事をする上で大きな糧になります。
最後に、社会人の皆様にはお忙しい中ご参加していただき、社会人としての心得や叱咤激励のお言葉をいただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。今後とも何卒宜しくお願い致します。

M2の中村です。唯一の在学生柴原君主催で、原先生、福井様、日ごろよりお世話になっている社会人の皆様に追いコンを開催して頂きました。皆様には花束と素敵なプレゼントをいただき、とても幸せな時間を過ごすことができました。たくさんの方々に支えられていることを改めて実感しました。3年間の研究活動が終わったという実感が湧いてくると共に、原先生をはじめ原研究室でお世話になった皆様への感謝の気持ちでいっぱいです。
4月からは社会人となりますが、研究を通じて出会うことのできた皆様との縁を大切にしていきたいと思っています。私が高知に帰ってくるときにはぜひ皆様にお会いできればと思います。普段は大阪で勤務しているので大阪に来ることがあればお声かけいただけると嬉しいです!!!
最後になりましたが卒業生のために思い出に残る時間を作って頂いたこと感謝申し上げます。また、お忙しい中追いコンに足を運んでくださった皆様に心からお礼申し上げます。

M2の棚谷です。今回の追いコンでは、博士の方々と柴原君を除いたM2、B4の学生全員が修了・卒業の対象とのことで、幹事の柴原君が寂しいな嫌だな〜と言いながら準備してくれたのが印象的でした。
私が研究室に配属されてからの3年間は、入学当初は想像もしなかった本当に充実した時間でした。原先生の熱意溢れるご指導は時に厳しくなることもありましたが、常に学生の気持ちを慮って行動される姿勢があったからこそ、辛い場面も乗り越えることができたと思います。
また、陰ながら研究室を支えてくださった福井さんは実の母親のように優しくいつも学生を気遣っていただいたことが、僕らの心の支えだったように思います。研究室の博士の方々や外部の企業の方々は、未熟な僕らをいつも温かく見守り丁寧にご指導いただき、貴重な体験や時間を多くいただきました。この時間は僕らが成長する大きな糧になったように思います。
これからは高知大学の地盤防災学研究室出身ということを誇りに持って、皆様からの教えを胸に立派な技術者になるべく、より一層励んでいきたいと思っております。今後とも宜しくお願い致します。


全体写真です




学部長表彰受賞![2/28](2019年4月4日)

 この度、B4の西村君が学部長表彰を受賞いたしました。以下、西村君の感想です。
B4の西村です。この度はとても光栄な賞をいただくことができ、大変嬉しく思います。今回受賞することができましたのは、原先生や福井さん、社会人の方々や中村さん、研究室のメンバーなど非常に多くの方々にご指導やご支援をいただくことができたからだと思います。大学院に進学してからも慢心することなく、謙虚に研究に取り組んでいきます。この場をお借りして私を支えてくださった皆様へ御礼申し上げたいと思います。今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒宜しくお願い致します。




中土佐町報告会[2/22](2019年3月8日)

 M2の中村です。2月22日に中土佐町役場にて共同研究に関する最終報告会を行いました。今回は報告会だけではなく中土佐町役場の皆様にご協力いただき、研究内容の発表も行いました。研究を全く知らない方々に向けての発表は初めてであったので、プレゼンテーションの作成からとても悩みました。発表会の前に実施した事前練習では難しい言葉をわかりやすく説明するコツを教えていただきましたが、本番では緊張もありなかなか思うように喋ることができませんでした。しかし、とても貴重な経験をすることができ勉強になりました。今回の経験を就職したときにも役立てられるようにしたいです。


懇親会の写真です




三山池現場見学会[2/21](2019年2月26日)

 B4の芳本です。先日、本山町にある三山池堤体での耐震補強を目的とした鋼矢板打込みの現場見学に行って参りました。現場では、多くの方々が見守る中、天端への鋼矢板打込みが進んでおり、大変興味深い見学会となりました。原先生並びに関係者の皆様のご尽力により、研究が現場に反映されることを大変喜ばしく思います。
M2の棚谷です。2月21日に高知県本山町にある三山池の耐震改修工事の現場見学に参加しました。今回の工事では既存堤に鋼板を埋設する工法が採用され、農業用ため池の耐震化工事としては全国で初めての試みとなっており、貴重な現場を見せていただくことができました。今回採用された堤に鋼板を埋設する工法は、ため池への応用研究として私が研究室に分属した時分から携わってきたものであり、学生である間にこうして実施工の現場を見れたことにこの上ない喜びを感じるとともに、省スペースで迅速に施工が進んでいくこの工法ならではのメリットを肌身で感じることができました。今回の三山池の耐震改修工事の事例を受けて、この工法のため池改修工事への採用が全国に広がるのを願うとともに、貴重な現場見学の機会をご提供いただきました高知県農業振興部の皆様、株式会社清水新星の皆様にこの場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。


現場の様子です




平成30年度農学専攻修士論文発表会[2/15](2019年2月26日)

 B4の西村です。2月15日に農学専攻修士論文発表会が開催され、原研究室から林さん、中村さん、棚谷さんが発表されました。3年間の研究の集大成を御三方とも堂々と発表されている姿を見て、改めて偉大な先輩方だなと感じることのできる発表会でした。特に中村さんの発表は、研究グループの先輩として、発表内容や発表姿勢など、私が目指すべき発表を目の当たりすることのできる発表でした。私は大学院に進学するため、2年後同じように修士論文発表会にて研究成果を堂々と発表し、後輩に偉大な先輩だと思ってもらえるような先輩を目指して努力していきたいと感じました。M2の方々、本当にお疲れさまでした!
B4の芳本です。この度の修士論文発表会では棚谷さん・中村さん・林さんの発表を聞いて参りました。発表された先輩方からは、緊張の色が窺えましたが、動じることなく発表されていたように思います。自身も2年後に発表を控える身ではありますが、これからの2年間を通じて、更なる進歩が必要であることを改めて感じた場でもありました。修了生の皆さん3年間の研究生活本当にお疲れさまでした。


林さんの発表です


中村さんの発表です


棚谷さんの発表です




平成30年度卒業研究発表会[2/14](2019年2月14日)

 M1の柴原です。先日、平成30年度高知大学農学部卒業研究発表会が開催され、原研究室から中山さん、西村君、芳本君が発表しました。中山さんは、熊本地震における液状化をテーマに慣れない現場作業や室内実験が中心と多忙な日々であったと思いますが、得られた研究成果を堂々と発表できていました。西村君は常時微動観測に関する地盤の揺れやすさリスク判定をテーマに多くの解析やデータ整理など長時間を要し、苦労する事も多かったと思いますが、研究成果を自信をもって発表できていました。芳本君はため池堤体土の特徴をテーマに三軸試験や物理試験な繊細な試験に四苦八苦する事も多かったと思いますが、最終的に自ら実施した試験結果を堂々と発表できていました。この一日を通して学部生3人の大きな成長を感じるとともに、来年、修士論文発表を控える自分を想像してより切磋琢磨せねばと強く思った瞬間でありました。こうして発表の場を迎えることができましたのも日頃からご指導、ご支援いただいております皆様方のおかげです。今後とも原研究室ともども宜しくお願い致します。


中山さんの発表です


西村君の発表です


芳本君の発表です




先名様ご講演[2/7](2019年2月26日)

 B4の西村です。2月7日に防災科学技術研究所の先名様にご講演をいただきました。急遽ご講演いただくことになったにも関わらず、私たちに、微動探査法が今どのように実施され、その結果がどのように活用されているのかなどを、とても分かりやすくご説明いただきました。私の今後の研究に深く関わることで、大変学ばせていただくことの多いご講演でした。
先名様、大変貴重な機会を与えていただき誠にありがとうございました。この場をお借りして御礼申し上げます。これからもどうぞ宜しくお願い致します。


ご講演の様子です




卒論・修論発表練習会[1/28](2019年1月30日)

 B4の芳本です。1月28日に卒業論文発表会の練習を兼ねた定例ゼミが開催されました。普段のゼミや学会の発表練習とは異なり、院生の方々からも緊張が伝わってくるとともに、各々の研究に対する熱意を改めて感じることができました。また、院生の方々の発表はレベルが高く、自身にも更なる成長が必要であると痛感しました。本番に向け、残すところあと数週間となりましたが、悔いの残らないよう精進しようと改めて感じるゼミとなりました。


発表練習の様子です




新年会[1/14](2019年1月18日)

 M1の柴原です.新年あけましておめでとうございます. 今年も年内最初のイベント新年会を開催しました.今年はなかなか日程が決まらなかったこともあり,例年より小規模の開催となりましたが,卒業論文・修士論文の作成を間近に控えたシビアな話から今年の抱負など話題はつきませんでした.来年度から原研究室は高知大学 理工学部の創設に伴い朝倉キャンパスへ移動となります.また6名の学生が卒業・修了見込みと新しい雰囲気となりますが今年も原研究室をどうぞ宜しくお願いします.




定例ゼミと忘年会[12/14](2018年12月19日)

 B4の西村です。12月14日に地盤防災学研究室の定例ゼミと忘年会が行われました。今回のゼミでは香川大学の野々村先生、東海大学の杉山先生、公益社団法人高知県建設技術公社の平田様にご講演いただきました。普段聞くことができない、実際のお仕事上での経験談や、最新の研究のお話など、大変勉強となるご講演でした。今回学ばせていただいたことを、自分自身の糧といたしまして今後の研究生活に励んで参りたいと思います。今回ご講演いただいた香川大学の野々村先生、東海大学の杉山先生、公益社団法人高知県建設技術公社の平田様にはこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。今後とも何卒宜しくお願い致します。
ゼミ後の忘年会では、今年も大変多くの方々にお集まりいただきました。「人生の先輩」である方々のありがたいお話をお聞きすることができ、ゼミ同様に学ばせていただくことが多い会でした。このように多くの方々が集まる会に参加させていただく度に人との繋がりの大切さを痛感致します。人との繋がりを大切に、大きく成長できるよう努めたいと思います。忘年会にご出席いただいた皆様、本当にありがとうございました。


野々村先生のご講演です


杉山先生のご講演です


平田様のご講演です


忘年会の集合写真です!




地盤工学会四国支部技術研究発表会優秀発表賞受賞[12/11](2018年12月14日)

 M2の中村です。11月9日~10日に行われた平成30年度地盤工学会四国支部技術研究発表会において本研究室のB4の西村大輝君が優秀発表賞を受賞しました。発表練習の時には時間内に発表できなかったり、緊張してうまく喋れないこともありましたが本番ではとても堂々と発表できていました。西村君が研究室に入ってからずっと一緒に研究に励んできて、この1年間で西村君の成長を感じていたので、日々の努力の成果が優秀発表賞という形になり自分の事のように嬉しいです。本当におめでとう!これからも今回の経験を糧に成長していく姿を楽しみにしています。卒業までラストスパート一緒にがんばりましょう!




木材のシンポジウム[12/10](2018年12月12日)

 M2の林です。12月10日に高知共済会館で四国土木木材利用研究会・高知大学防災推進センター・(公社)高知県土木施工管理技士会主催とする木材のシンポジウムが開催されました。 「木材の土木利用の今、昔~江戸時代と現在の技術比べ~」といった題目で、森林総合研究所、四国森林管理局、土佐史談会の方々から話題を提供していただきました。木材は古くから公共事業で使用されていますが、江戸時代付近に施工された河戸堰から出土された木材のお話しは興味深いものでした。また、木材の劣化や対策技術、環境的意義まで、木材について幅広く勉強させていただきました。今後も土木分野で木材を利用するためには土木関係者と林業関係者との知識の共有が大切であり、こういったシンポジウムの場はとても貴重であると感じました。


シンポジウムの様子です


土佐史談会 宅間様のご講演の様子です




H30地盤工学会四国支部技術研究発表会[11/9-10](2018年11月12日)

 B4の中山です。11月9、10日にかけて徳島県鳴門市撫養町のうずしお会館で開催された平成30年度地盤工学会四国支部技術研究発表会に参加をしました。研究室から、【D】北澤、西、籾山、【M2】中村、棚谷、林、【M1】中島、柴原【B4】中山、西村、芳本の計11名が発表しました。私自身、初めての学会発表会ということもあり、緊張と不安を抱えながら会場入りをしました。いざ発表会が始まり研究室の先輩方や他大学、企業の方々の発表を目の前にすると、緊張以上に改めて気が引き締まる思いになりました。発表中は緊張しましたが、自分の研究内容を大勢の人数の前で発表でき、とても良い経験となりました。
M2の林です。今回の学会の一番の印象として、4回生は初めての学会発表でしたが、日頃の研究成果を堂々と発表できており、また、質疑応答にもしっかりと受け答えできていたことです。学会前にそれぞれの研究グループで念入りに打ち合わせしていたのが本番で活かされたと思います。このことは研究室の底上げを示しており、非常に喜ばしいことであると思います。個人的には今回の学会ででた課題は修士論文のまとめにむけて解決していきたいと思います。今回の発表にあたりたくさんの方にご指導ご協力いただきました。誠にありがとうございました。
最後になりますが、研究室一同今回の発表にあたりご指導ご協力いただいた皆様にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。


中山さんの発表です


林君の発表です


集合写真です




第53回地盤工学技術研究発表会優秀論文発表賞受賞[11/5](2018年11月7日)

 M2の棚谷です。7月24日~26日に行われました第53回地盤工学技術研究発表会において、本研究室の博士課程1年の籾山様(新日鐵住金)が優秀論文発表賞を受賞されました。この度のご受賞は同じ共同研究のテーマを担う私にとっても大変喜ばしい出来事であるとともに、常日頃からひたむきに研究に取り組まれる姿勢を見習わなければと思う瞬間でもありました。今週末控えている地盤工学会四国支部では私も受賞できるよう準備万端で臨みたいと思います!皆様今後ともご支援・ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。


記念撮影です!!




物部キャンパス一日公開[11/3](2018年11月7日)

 4回生の芳本です。地盤防災学研究室一同は11月3日に開催された「物部キャンパス1日公開」にて研究紹介・コーヒー販売の2つのブースを出展いたしました。コーヒー販売では、柴原さんこだわりのコーヒーとともに紅茶やクッキーを販売いたしました。特にコーヒーとクッキーは、好評で多くの方々にご購入いただきました。また、研究紹介では、研究内容の紹介だけではなく、研究室の学生一同で考えた防災グッズの展示を行いました。こちらも多くの方々に興味を持ってもらうことができ、コーヒーを片手に会話をする姿が多く見られました。
今後も、多くの人々に防災への興味を持ってもらうためにこのようなイベントに参加していきたいです。


集合写真です!!




地盤工学会四国支部発表練習会[11/2](2018年11月7日)

 M2の中村です。11月2日に平成30年度地盤工学会四国支部技術研究発表会の発表練習を行いました。当日は研究生7名に加え社会人の北澤様と中島様にも参加していただき、緊張感のある発表練習を行うことができました。4回生の中山さん、西村君、芳本君は初めての学会発表で練習でも緊張しているのが伝わってきました。後輩たちが自信をもって堂々と発表できるようサポートしたいと思います。
短い時間での発表練習でしたがそれぞれの課題を見つけることができたので、残された時間を有意義に使い研究室一丸となって表彰を目指します!!

 


発表練習の様子です




ネパール調査[10/26-30](2018年11月5日)

 M1の柴原です。10月26日から30日にかけてネパール国における蛇籠擁壁本施工の現地視察に訪れました。初めに本件の準備をしていただいた原先生をはじめ、福井さんにはこの場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。
調査の内容は平成30年3月より実施しているネパール国Dhading郡に本施工した蛇籠擁壁の孕み出し量の経時計測(写真1)をするほか、ガイドライン作成に向けてのworkshop(写真2)が主体でありました。ITRDC、Nepal JICAを含めてのworkshopは今まで経験したことがないような緊張感とガイドラインの作成段階に入り蛇籠プロジェクトも終盤戦に突入した喜びが入り混じったような感覚でありました。
一方で、ネパール方式で施工した蛇籠擁壁には豪雨による変状がみられ、事前の設計や施工の重要性を再認識させられました。蛇籠プロジェクトに携わり間もなく3年目を迎えますが、少し手でも本プロジェクトに貢献できるよう精進していきたいと思います。
今回の渡航では研究のほかに大きな喜びがありました。それは3度目となった今回のネパール渡航で初めてヒマラヤ山脈を拝むことができたことです。もともと両親の影響で登山には縁があった私にとって世界の屋根と呼ばれるヒマラヤ山脈の圧倒的なスケールと美しさに感無量でありました。(写真3)
最後になりますが、本調査では蛇籠のみならず土木工事に関するノウハウを教えていただく事が多く研究以外でも非常に勉強になりました。本調査関係者の皆様に方には厚く御礼を申し上げます。


写真1 調査風景


写真2 workshopの様子


写真3 ヒマラヤ山脈です!


写真4 現地の方たちと記念撮影




JICA事業 梼原町訪問[10/12-13](2018年10月12日)

 M1の柴原です。先日、「JICA草の根技術開発協力事業」の一環で高知県梼原町に蛇籠プロジェクトの関係者らが集まり、蛇籠の視察と意見交換会に同行させていただきました。初めに学生でありながら本出張への同行を準備して頂いたことをこの場をお借りしまして、原先生をはじめ、福井様、蛇籠研究関係者の皆様には厚くお礼申し上げます。今回はネパール国からも5名の関係者が参加し、日本式の蛇籠やその他の構造物を主軸に2日間活発な議論がなされ、ネパールの方々の真剣にとり組む姿を見て改めて蛇籠プロジェクトに携われていることを誇りに思いました。私自身も梼原町で初めて目にする斬新なデザインの建物に大変刺激を受け、機会があればもう一度訪れたいと思います。これからの蛇籠プロジェクトの更なる発展を祈願するとともに、遠いところをわざわざお越し頂いたネパール国の皆様、並びに今回の視察にご協力頂いた梼原町役場の皆様、大旺新洋の皆様、JICA四国の伊東様、四万川総合建設の皆様、エイト日本技術開発の栗林様にはこの場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。


梼原町役場の皆さんと集合写真


日本式の蛇籠の視察です


民宿「いちょうの樹」の前で記念撮影




平成30年北海道胆振東部地震現地調査速報[9/21-23](2018年9月25日)

 平成30年9月6日早朝に発生した北海道胆振東部地震の現地調査を、(国研)防災科学技術研究所中澤博志氏、(株)CPC西剛整氏と合同で実施した。現地調査は地震発生から約2週間が経過した9月21日~23日の3日間で行い、地盤災害が顕著であった札幌市、厚真町、むかわ町、安平町である。
札幌市清田区里塚では、幅約20m程度の旧谷部の水田を埋め立てた地盤が帯状に液状化し、多くの住居が被災した。建物の相対沈下量は最大3m程度であり、杭が露出する住居があるなど過去の液状化被害で見られぬほどの被災規模である(写真1)。
液状化は非塑性の火山灰土の影響と判断されるが、地表面には噴砂が見られぬ一方、盛土材料は谷地形底部に200m以上流動し一時50cm以上堆積した。河川の地下暗渠は浮上せず、周辺地盤の沈下により地表に突出した箇所も見られた。
札幌市清田区美しが丘1条では、2003年十勝沖地震で被災した谷埋め地盤が再液状化した。里塚地区同様に被災は埋立谷部に沿って帯状に生じており、地表には火山灰土由来の噴砂が厚く堆積し(写真2)、家屋の傾斜や道路の不陸、擁壁の沈下などが限定的な範囲で顕著であった。居住者を対象とした聞き取り調査によれば、地震発生後15分後にはすでに50cmを超える噴水が噴出し、噴水は早朝まで継続したとのことである。被災の程度は2003年十勝沖地震より大きく、ほぼ同一地域で被災していたが、液状化対策を講じた建屋は確認した限りほぼ無被害であった。 札幌市東区北24条東16丁目の元町駅付近では、駅舎周辺や道路中央部が大きく沈下していた(写真3)。当該地区は泥炭や粘土などが分布する低地部であるが、日常的な圧密沈下に繰返し載荷伴う変形が加わり、地盤変形が進行したと推察された。
厚真町では、厚さ1.5m程度のクロボクの下位の破砕性に富む火山灰層(粒状の脆い軽石)が斜面崩壊し、樹木を巻き込みながら比較的長距離まで流動した。崩壊箇所は方向を問わず尾根付近を境に生じており、大量の崩土が土石流のような扇状に流出した箇所も複数確認された(写真4)。
 日高幌内川では谷地形を流下した崩土による河道閉塞が生じていた(写真5)。
 調査時点では既に河道掘削が完了していたが、引き続き監視カメラにより閉塞部のモニタリングが行われていた。
最大震度6強の揺れを受けた地域の建物被害を比較すると、むかわ町鵡川駅周辺市街地では、3-5cm程度一様に地盤沈下し、木造2階建てピロティ構造の店舗兼住宅が圧壊する例が複数見られた(写真6)。
同様な構造であっても健全な家屋が確認されたが、建物の老朽度や地盤のわずかな違いが影響したのであろう。安平町追分駅周辺市街地では、激しい揺れによる家財の転倒や天井板の落下などの被害は生じていたが、家屋の倒壊は調査した範囲では見られなかった。もたれ擁壁の転倒や軽微な斜面崩壊が見られたが、限定的な被害にとどまっていた。
 今次地震では、火山灰土が堆積する軟弱地盤で被害がほぼ集中し、被災の程度は地形・地質の影響を大きく受けていた。このような火山灰地盤は繰返しせん断に対して脆弱であることが既往の研究で示されており、リスクを含む地盤が被災を拡大させたと思料される。特殊地盤の被災の程度や予測精度を高めるうえで、火山灰土の力学的性質に関する研究の進展が望まれる。一方、居住者の地震災害に対する備えは必ずしも高くはなく、液状化ハザードマップの周知も十分でなかった。災害に強いまちづくりを進めるためには、地域住民の地盤災害に対する興味・関心を高める努力が必要であろう。
最後に、本現地調査にご協力いただいた札幌市建設局土木部、(公社)日本技術士会北海道本部の皆様方、ヒアリング調査にご協力いただいた清田区美しが丘地区の皆様に厚く御礼申し上げます。(原)

(公社)土木学会地震工学委員会地震被害調査小委員会のホームページに原先生の北海道地震調査速報記事が掲載されました。
http://committees.jsce.or.jp/eec205/node/36



写真1 札幌市清田区里塚の液状化被害状況


写真2 札幌市清田区美しが丘1条で見られた大量の噴砂


写真3 地下鉄東豊線元町駅で生じた地盤沈下


写真4 厚真町富里で生じた斜面崩壊と扇状に広がる土砂


写真5 日高幌内川の河道閉塞箇所


写真6 むかわ町中央通りで圧壊した店舗兼住宅




本川発電所見学会[9/10-11](2018年9月13日)

 M1の柴原です。9月10~11日にかけて四国地域の発電所を見学しました。高知県吾川郡いの町に位置する四国電力本川発電所は、高知県の使用量の約6割もの電力を賄うことのできる発電量を持つ揚水発電所で、緻密な計算と厳密な管理体制から成り立っていることに感銘を受けました。現在の生活に欠かせない電力ですが、見学会以前はどのように作られているのか考えもしませんでした。化石燃料が枯渇し、利用方法が見直されているご時世では、電力の製造過程についてより多くの方に知っていただきたくことが大事であると感じました。
今回、貴重な発電所見学をご準備いただいた原先生をはじめ、宿泊施設の手配から発電所のご案内まで四国電力様には大変なご尽力を頂きました。この場をお借りしまして深く感謝申し上げます。
また、9月11日は原先生の誕生日であり、10日に研究室一同でサプライズプレゼントを渡しました。今年のプレゼントは先生に似合いそうなポロシャツです。研究室のイベントなどに是非着てください。
お身体には十分ご留意し、素敵な一年になります事心よりお祈りしております。


本見学会のご案内を頂いた四国電力 山本様と晩御飯をご一緒した集合写真


本川発電所 大橋ダムを背景に集合写真




平成30年7月豪雨 高知地区現地調査速報会[9/6](2018年9月12日)

 B4の西村です。9月6日に高知大学朝倉キャンパス メディアの森で平成30年7月豪雨 高知地区現地調査速報会が開催されました。私は速報会で「豪雨被害の実態~学生の目線から~」という題名で研究室の学生を代表して豪雨被害調査を通じて感じたことなどを発表しました。
速報会は傍聴される方が100名以上のとても大きな会で、そういった場での発表経験が無かったため発表前はとても緊張しました。しかし、このような機会は滅多にないと思い、堂々と発言することを意識して発表を行いました。緊張していたため、少し言葉に詰まることもありましたが、研究室の学生で話し合った、災害に強い地域づくりのために必要なことや防災の大切さなどを参加された方々にお伝えすることができたと思います。
豪雨被害の調査や今回の発表で得ることが出来た知識や経験を活かして、地域の防災について必要なことをこれからも考えていきたいです。

速報会で発表されました㈱地研の中島様よりご感想を頂きました!

速報会であるのにも関わらず、100名を超える聴講者が参加されており、災害に対する関心の高さを改めて感じました。
高知大学理工学部坂本様のご講演では、各地域の災害対応についての報告がありました。通常であれば、あまり表にでることがないと思われる地区という小さなコミュニティーにおいて、区長を中心とした方々の活動、住民の横の繋がりを生かした活動、とても興味深く拝聴しました。
最後には、高知大学農学部4回生西村さんより、「災害に強い地域づくりのために」研究室内で協議検討した結果についてご報告がありました。学生からの目線が非常に新鮮であり、実務に携わるものとして地域住民のための仕事ができるよう気持ちを新たにすることができました。


原先生の発表の様子です


中島様の発表の様子です


西村君の発表です




高知・佐賀大学合同ゼミ[9/2-3](2018年9月5日)

 B4の中山です。9月2日~3日に佐賀大学にて、2大学(高知大・佐賀大)合同ゼミが開催されました。この2日間において、両学生が研究内容の発表を行い、先生や学生による討論が展開されました。2日間を通して感じたことは、同じ分野を専攻し、学んできた学生の研究内容は多岐にわたり、非常に刺激的で改めてこの分野の果たす範囲や役割の大きさを感じました。 また、2日の夜には、佐賀大の学生の企画で懇親会を開催していただきました。両大学ともすぐ打ち解けて交流ができていたように思います。良い夏の思い出の一つとなりました。
今回の合同ゼミの開催にあたり、佐賀大の皆様には会場確保から懇親会提案、宿泊施設の提供など、全てにおいてお世話になりました。末次先生をはじめとする佐賀大学の学生の皆様にはこの場をお借りして、御礼申し上げます。
以下、佐賀大学 M2 西 俊憲 さんのコメントです
合同ゼミお疲れ様でした!今年は佐賀大学で開催ということで、遠方からお越し頂きありがとうございました。両研究室の研究内容を発表し、普段のゼミとは違う視点からの意見ばかりで、佐賀大学の学生一同とても刺激になりました。また、高知大学のみなさんの発表はとてもハイレベルで、研究の取り組み方やプレゼン技術は是非参考にさせてもらおうと思います。ゼミ後の懇親会では双方熱く語り合い、学生同士の親睦も深まったと感じました。とても充実した合同ゼミでした。来年度もよろしくお願いします。


ゼミの様子です


懇親会の様子です


集合写真です!




第72回土木学会全国大会[8/29-31](2018年9月5日)

 M2の林です。8月29日~31日に北海道大学札幌キャンパスで開催された第73回土木学会全国大会に参加してきました。研究室からは社会人Drの北澤様と栗林様と私が参加し、それぞれのセッションで発表をしてきました。やはり全国大会は非常にレベルが高く発表はとても緊張しました。今回は十分に事前準備ができなかったことが非常に心残りとなりました。 9日には「公共事業における木材利用」と題し、木材工学委員会主催の研究討論会が開かれ、原先生がパネラーとして参加されました。公共事業における木材利用のさらなる拡大に向け、現状と課題の整理を行い今後の対応について検討を行うといった内容でした。行政・メーカー・利用者のそれぞれの視点からの木材利用についての意見を聞くことができ大変勉強になりました。 後に、論文を執筆するにあたりお忙しい中ご指導をいただきました指導教員の原先生、兼松サステック株式会社の三村様にはこの場をお借りしまして深く感謝申し上げます。


集合写真です


懇親会の様子です




『JICA広報誌mundi9月号』に掲載されました(2018年9月4日)

 JICA広報誌より、高知県梼原町と高知大学によるJICA草の根技術協力事業「ネパールにおける防災と環境を両立させる現地適応型蛇籠技術普及事業」についての取材を受け、『mundi9月号(特集:活躍する地域の力 地方発、世界へ』に「ネパール蛇篭防災プロジェクト」としてこのたび掲載されました。
是非ご覧になってください。(福井)
<mundi9月号> 記事:「防災」 
https://www.jica.go.jp/publication/mundi/1809/ku57pq00002c3yp0-att/05.pdf




大切な思い出[8/24](2018年8月24日)

 本年8月に(株)ニュージェックの竹澤請一郎氏,元コンボルト・ジャパン社の石田博康氏が天国に旅立たれた。お二人は技術者として尊敬できる先輩であり,この度の訃報は悲しみに耐えない。竹澤氏は私がニュージェックに勤務していた時の上司であり,技術者の鏡であり師匠である。大学への転職を後押しいただき,その後15年の長きにわたり小職を支えていただいた。東日本大震災,熊本地震,NZ地震など現地調査に即座に対応され,論文執筆に有益なコメントをいただいた。石田氏とは漁港タンクの耐津波研究で協働し,僅か4年で甲浦漁港に世界初の津波対応型タンクを完成させた。高知と沖縄を何度も往復され肉体的に大変な状況でありながら,困難な課題解決にチャレンジされ,第一号機竣工の喜びを共に分かち合った。お二人とも技術に対してひたむきでエネルギッシュ,どのような困難にあっても全力で立ち向かい,かつ笑顔を絶やさず研究を楽しんでおられた。
研究室の懇親会にも遠方から度々出席され,学生の悩みに熱心に耳を傾けられ,時には叱咤激励された。「難しい課題ですが今度これを一緒にやりましょう。これ面白い,こういうアイディアはきっと役に立つよ。」などと酒を酌み交わしながら研究の話題を楽しく話していたいたことを昨日のことに思い出す。お二人との出会いは私の大切な思い出であり,一生の宝である。心からご冥福をお祈り申し上げます。(原)


ニュージーランド地震調査で学生と(右奥,竹澤氏)


コンボルト型タンクの視察の際,沖縄の海岸で(左,石田氏)




OB会[8/18](2018年8月21日)

 B4の芳本です。8月18日に原研OB会へ参加しました。様々な方々にご参加いただきとても賑やかな会となりました。この会を通して改めて原先生の人脈の広さを感じることができました。
M2の林です。今回で第5回目となるOB会は14名集まりました。今回はお忙しい中にも関わらず遠方からご参加していただいた方もおられ、とても華やかな会となりました。
会を重ねるたびに参加者が増えておりとても嬉しく思います。中田様(JR四国)が挨拶で言われていた、「社会に出てから原研究室のような横の繋がりがあることは非常に大切であると実感しています。」という言葉が心に響きました。最後に、OB回を開催するにあたりお忙しい中ご尽力いただきました、北村様(㈱第一コンサルタンツ)と石川様(高知県庁)に深く御礼申し上げます。




高知大学理工学部オープンキャンパス[8/4](2018年8月6日)

 B4の西村です。8月4日に高知大学理工学部のオープンキャンパスが開催されました。参加してくれた高校生の皆さんに、大学生活や地盤防災学研究室で行っている研究についてなどの説明を行いました。中には地盤防災学研究室を目当てにオープンキャンパスに来てくれた生徒さんもおられ、熱心に防災を考えている高校生ばかりで、私も負けていられないなという気持ちになりました。また、私が携わっている研究や仲間の研究を言葉で伝え、説明することの難しさを痛感しました。これから私の研究を様々な方に説明する機会が増えていくと思うので大変良い経験となりました。オープンキャンパスで知り合い、話すことができた高校生の皆さんが高知大学に入学して、地盤防災学研究室の一員となってくれることを願っています。
B4の芳本です。8月4日に朝倉キャンパスにて開催されたオープンキャンパスに参加しました。自らの研究について説明することの難しさや大変さを改めて痛感しました。また、高校生たちの熱意感じることができ、自身のこれからの研究のエネルギーを得ることができました。私も彼らに負けないくらい熱い情熱をもって研究を進めていきたいと思います。


芳本君の発表です


地盤防災学研究室のブースです


たくさんの高校生が来てくれました!




第53回地盤工学研究発表会[7/22-24](2018年7月30日)

 7月24日~26日にサンポート高松で開催された第53回地盤工学研究発表会に参加してきました。研究室からは社会人Drの西様,北澤様,籾山様をはじめM2の棚谷、中村、M1の柴原の六名が参加し、それぞれのセッションで発表をしてきました。25日には「平成30年7月豪雨による地盤災害緊急調査報告」が開催され、ー緊急災害調査報告セッション2ーにて四国地区の土木学会四国地域緊急調査団を代表し原先生が発表報告を行いました。以下、学生の感想です。
M2の棚谷です。今回は二度目となる全国大会での発表をしてまいりました。昨年と比べ発表・質疑ともに多少の余裕をもって臨めたことに自身の成長を感じる瞬間でありました。しかしそれと同時に、発表が早口になったり、時間を超過したりとより入念な発表準備の必要性を強く感じる瞬間でもありました。今回の学会で得られた経験を活かしてこれからの研究活動、修士論文の執筆により一層励んでいきたいと思いますので、皆様ご支援のほど宜しくお願い致します。

M2の中村です。今回の学会発表は練習で一度も時間内に話すことができず、発表直前までPPTを修正し不安が残るまま発表に挑みましたが、本番では時間内に発表することができました。質問に対しても落ち着いて返答することができ、聴講者の方からアドバイスもいただきました。今回の学会発表を終えて、改めて日ごろよりお世話になっている皆様に支えられていることを感じました。
学会中の懇親会も楽しむことができ、とても思い出に残る学会発表となりました。お力添えして頂いた皆様に心より感謝申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。

M1の柴原です。本大会で発表させていただいた内容は「背面土を設けた蛇籠擁壁の配列の違いが地震動に対する耐震性に及ぼす影響」を検討したものであり、エイト技術開発株式会社の木村様、【株】CPCの西様を含めた3篇での投稿となりました。学会の全国大会は私にとって初めての経験であり、前情報以上の規模に圧倒されました。しかし、幾度となく原研究室のゼミで質問攻めにあっているためか不思議と不安なく発表できたので、結果はともあれ今後に繋がる大会になったというのが率直な感想です。本論文の執筆は蛇籠関係者のみならず、多くの方々に助言や指導をいただいた賜物であります。この場をお借りしまして感謝申し上げます。


柴原君の発表です


中村さんの発表です


棚谷さんの発表です


原先生の講演の様子です(豪雨調査報告)


集合写真です




第3回定例ゼミ&懇親会[7/19](2018年7月23日)

 M2の林です。7月19日に第3回定例ゼミを行いました。午前中は主に7月24日~26日に開催される地盤工学会全国大会(高松)の発表練習、午後は各研究の進捗状況を発表しました。今回の地盤工学会では私は発表しないですが、研究生の仲間が全員賞を取れることを期待しています。
夜の懇親会は久しぶりに研究室で行いました。お寿司や餃子等を用意し和やかな雰囲気でお話しを楽しみました。
最後に、ご多忙中にも関わらず参加していただき貴重なご指摘をいただきました、株式会社ロイヤルコンサルタントの筒井様と大旺新洋株式会社の下村様には研究室一同深く御礼申し上げます。


ゼミでの発表の様子です


研究室で乾杯です!




平成30年7月豪雨被害状況調査[7/10](2018年7月13日)

 B4の西村です。平成30年7月豪雨による被害調査を、大月町と宿毛市で実施しました。今回の調査では、土砂災害の様子や、見慣れている場所が被害にあっている様子などを目の当たりにすることがあり、胸が痛む思いでした。また、被災直後にもかかわらず、地元の方々が調査に来ている私達に対して「頑張ってね」や「暑くない?大丈夫?」などの優しい言葉をたくさんかけていただき、地元の方々の暖かさを改めて感じることができました。今回の調査で、被害の様子を自分の目で見ることができ、さらに地元の方々の温かさを感じることによって、より一層防災の大切さを強く感じました。防災の研究を行う上で、無くてはならない経験であったと思います。
最後に、この度の西日本豪雨により被災されました方々に心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興を心よりお祈りいたします。
B4の芳本です。7月10日にこの度の平成30年7月豪雨により被災した高知県大月町へ調査に行って参りました。今回は私自身、初の現地調査ということもあり知識不足な部分が多くありましたが、現地の被災状況並びに現地の方々の声から現地の状態を伺うことができました。教科書だけでは学ぶことのできない知識を得ることができたと感じています。最後に、被災直後にもかかわらず私達を受け入れてくださった方々に心より感謝申し上げるとともに、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。




『施工の神様』に掲載されました(2018年6月27日)

 先日、『施工の神様』というWebメディアより、原先生と有限会社磯部組 技術部長の宮内様との対談インタビュー取取材を受けました。『【対談】「真の土木技術者の条件とは何か?」』と題し記事が掲載になりました。
是非ご覧になってください。(福井)
https://sekokan-navi.jp/magazine/16369




第2回ゼミ&三村氏「木材保存技術奨励賞」受賞祝賀会[6/25](2018年6月29日)

 四回生の芳本です。6月25日の午後から大会議室にて平成30年度第二回原研ゼミを行いました。多くの社会人の方々が参加された今回のゼミも前回と同様にいくら時間があっても足りないくらいに白熱した会となりました。また、ゼミ終了後には兼松サステックの三村様が木材保存技術奨励賞を受賞されたことを祝し、祝賀会を行いました。こちらの会も多くの社会人の方々にご参加いただきとても賑やかな会となりました。原研究室の先輩方がこのような素晴らしい賞を受賞されたことを誇らしく思います。三村様、本当におめでとうございました。

㈱エイト日本技術開発の栗林様よりご感想を頂きました。

社会人博士としては三村さんの二期下(くらい?)の栗林です。25日は三村さんの木材保存協会技術奨励賞受賞の祝賀会と言うことで、弊社からも上司の黒田と三村さんの一番弟子である坂部の三名で出席させていただきました。同じ社会人博士を目指していた(私は目指している最中ですが・・)仲間の名誉ある受賞、自分の事の様に嬉しく、誇らしく思います。一次会二次会は三村さんも各人への挨拶等で中々話せないだろうと思い、三次会ではちゃんと三村さんの隣をゲットしてゆっくり話すことができました。今後とも、原研究室の同志として、切磋琢磨できたらと思います。

最後に、主役である三村佳織様よりご感想を頂きました。

この度はゼミに参加させていただき、ありがとうございました。久しぶりに参加したゼミでは新体制がスタートしており、一年前に伺っていた内容から格段に進化を遂げられていることに大変な衝撃を受けました。どの研究もこれからの発展が期待されるものばかりで、ぜひまたご発表を伺える機会があればいいなと思いました。私も研究生として、成長した姿でお会いできるよう頑張ります。
ゼミ後にはとても素晴らしいお祝いの席を設けていただき、誠にありがとうございました。ご多忙にも関わらず、多くのお世話になった皆様にご臨席いただき、お話できましたこと本当に嬉しかったです。心より感謝申し上げます。今回の授賞は原先生をはじめ、研究に携わってくださった皆様のご功績に対して評価いただいたと感じております。そのような研究に関われたことを誇りに想い、これからも微力ではございますが、木材の地中利用拡大に貢献できますよう努力してまいりたい所存でございます。皆様お一人お一人からの心温まる叱咤激励も踏まえたお言葉を頂戴し、より一層身の引き締まる想いがいたしました。最後になりますが、美味しい料理とお酒とともに笑いの絶えない素敵な会を企画してくださった原研究室の皆様に感謝申し上げます。今後も高知へ伺った際にはお声かけいただけましたら幸いです。この度は誠にありがとうございました!!


ゼミでの発表の様子です


賞状と共に記念撮影です


集合写真です




蛇籠研究討論会[6/22-24](2018年6月26日)

 M1の柴原です。6月22~23日にかけて佐賀大学にて蛇籠研究定例会議に参加させていただきました。本会議のメインテーマは蛇籠ガイドライン作成の素案についてです。蛇籠研究当初の目的としていた施工ガイドライン作成の最終段階に入り、これまで数多く投稿された蛇籠研究の成果が形として表れ始めています。必然と研究にも熱が入り、本研究プロジェクトに携われていることの誇りと遣り甲斐を感じます。会議後には佐賀北部の佐賀古湯温泉街に佇む旅館に移動し、フリーディスカッションという名の2次検討会。ここでも佐賀のおいしい料理と地酒を前に意見が飛び交い、充実した2日間を過ごすことができました。
次回の蛇籠検討会開催予定地は岡山となります。


検討会の様子です


宴会の様子です


旅館で集合写真




かつお祭[5/20](2018年5月21日)

 M2の林です。5月20日に年に一度、かつおのおいしい5月に中土佐町で開催される「かつお祭」に研究室で招待していただきました。旬のカツオを藁で焼いて楽しむカツオのたたきやお刺身、かつおめし、かつおのカルパッチョなど、ありとあらゆるカツオ料理や中土佐町の地酒、「純平」や「久礼」を振舞っていただきとても楽しいお祭りでした。中土佐町長様が自ら焼いていただいたカツオのたたきは絶品でした。
B4の西村です。5月20日に中土佐町で開催された「かつお祭」に招待していただきました。とても美味しいかつお料理と中土佐町の地酒を心ゆくまで堪能しました。また、中土佐町の方々の温かい人柄に元気をいただきました。
中土佐町全体でかつお祭を盛り上げようとされているところを見て、このお祭りのことが本当に大好きになりました。かつお祭最高!
最後に、「かつお祭」にお招きいただきました中土佐町長をはじめとするスタッフの皆様に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。来年も是非、参加したいです。


カツオの一本釣りを表現しています


集合写真です




理工学部授業&研究室紹介[5/12](2018年5月14日)

 B4の西村です。今回、地盤防災学研究室と都市防災計画研究室の学生で理工学部地球環境防災学科2回生の物部キャンパスでの実習授業のお手伝いと研究室紹介をさせていただきました。
DIG(災害図上訓練)では、対象となる地域の防災上の問題点やその対策についての意見交換が活発に行われていました。その中で考えもつかないような意見も多く出ておりとても驚かされ、地域防災に関する研究をしている私も負けていられないなと考えさせられました。
研究室紹介では、研究内容や研究室の魅力の紹介と実験室見学を行いました。約1年半後にこの研究室に来てほしいと願いつつ学生が団結して作り上げた研究室紹介だったので、2回生に地盤防災学研究室のことを知ってもらえたのではないかと思います。研究室紹介で興味を持ってくれた学生が、このホームページを見てくれていることを信じています!最後に、私と芳本君は大学院進学を考えていますので、今回授業に来てくれた2回生が研究室に分属される頃にもまだ研究室に残っているはずです。2回生のみんなが地盤防災学研究室に来て一緒に研究できることをとても楽しみにしています。待ってるよー!
都市環境防災計画研究室の国沢君と林君からの感想をいただきました。下記、コメントです。
原研究室のみなさんと協力し、研究室紹介を行いました。事前に何度か打ち合わせを行い、受講生たちがより分かりやすくなるようにそれぞれ工夫して挑みました。
また、実際に研究を体験してもらうため、私たちの研究室ではアンケートの実施を行い、種別のアンケート様式による調査結果の変化を感じてもらいました。また、原研究室の方々は実験器具の見学などを行い、受講生に研究内容をより理解してもらいました。お互いの研究室の魅力をプレゼンし、とても有意義な研究室紹介が出来たと思います。私たちの研究活動を一部でも伝えることができたのではないでしょうか。受講生の皆さんに私たちの研究室の魅力をお伝えできていれば幸いです。今後とも、地盤防災学研究室と都市防災計画学研究室をよろしくお願いします。


原先生の講義風景です


DIG風景です


DIGの結果を発表しています


都市防災計画研究室 国沢君の発表です


実験の紹介です


三軸試験機の説明をしています




第8回熊本調査[4/20-22](2018年4月23日)

 高知大学B4の中山です。今回の熊本地震調査では、特に液状化被害が大きかった地域において現地調査やヒアリングを行いました。ヒアリングの中で実際に住宅の中へ入れていただき、家屋内の被害状況を確認したり地震発生当時の状況などを伺うことができました。
家屋の傾きや亀裂などの被害が2年経った今でも、しっかりと残っており衝撃を受けました。現地調査では貫入試験を行い、初めての現場は暑くいかに無駄なく行動できるか、先生の後姿を見てこれから学んでいこうと思います。
夜は熊本のグルメを堪能し、一日の疲れを癒しました。初めての現地調査に緊張をしましたが、今回の調査では「液状化現象」がもたらす被害の現状とはどのようなものなのか自分の目で見て学ぶことができ、とても貴重な経験となりました。原先生、北澤さん、中島さんに深く感謝申し上げます。


簡易貫入試験の様子です


現地視察の様子です


ヒアリングと調査に協力いただいたお宅で記念撮影


旅館での集合写真です


藤島さんと合流して宴会しました




愛媛大学大学院連合農学研究科入学式[4/13](2018年4月18日)

 ようやく原研究室の一員となれました、D1の籾山と申します。4月13日に愛媛大学大学院連合農学研究科の入学式及びオリエンテーションに参加致しました。新入生は27名、そのうち10名がアジア圏からの留学生という、アジア色の濃い入学式でした。これからは研究の遂行を第一としつつも、英語オンリーの合宿セミナーや農学関係の講義など、自分にとって新しい世界に触れられるチャンスをとても楽しみにしています。せっかくなので、この機会に農学も人に語れるくらいのレベルまで修得したいと思います!皆様、これからよろしくお願い致します。


連合農学研究科Facebookページに掲載された入学式の写真です。
(携帯の充電が切れたため、自分の携帯では写真を撮影しておりません。すみません…笑)




キックオフゼミ[4/13](2018年4月18日)

 B4の中山です。4月13日に行われたキックオフゼミでは、今まで先輩方が発表しているのを見ていた私たち4回生も発表する側として参加しました。初お披露目という事で、とても緊張し、自分は今後どのような研究をしたいのか、改めて考えさせられるのと同時に自らの研究に対して身が引き締まるような想いになるゼミとなりました。
社会人D1の北澤です。この4月から社会人Dr,Mの方や共同研究者の方が増え,心強い限りです。何とも多彩な年齢構成の研究室になってきて刺激アップです。キックオフミーティングでの研究進捗報告は,自らの研究姿勢を振り返るうえで極めて貴重な機会となっています。今年度もどうぞ皆様のご支援を宜しくお願いいたします。


4回生 中山さんの発表です


社会人大学院生 北澤さんの発表です


筒井様の基調講演の様子です


懇親会の集合写真です




お花見[4/3](2018年4月5日)

 B4の芳本です。4月3日に「平成30年度原研究室お花見会」を開催いたしました。 今年は天候もよく、例年よりも温かいことが裏目に出てしまいほとんどが葉桜となってしまった中でのお花見を高知城にて行いました。しかし、みんなで会話をしながら、食事やビンゴゲームを行い、とても楽しい会となりました。また、地研の中根様が飛び入りにて参加してくださったことで、会全体がさらに盛り上がりを見せました。中根様、誠にありがとうございます。来年以降も「お花見の会」を恒例行事として続けていきたいと思います。


ビンゴゲームの様子です




新メンバー加入しました[4/1](2018年4月4日)

 4月1日から新たなメンバーとして大学院生1名、愛媛大学大学院連合農学研究科博士課程1名さらに共同研究員1名が加わりました。3名皆社会人です!今年度は今までにない強力な新メンバーが加わり、研究室も心地よい緊張感のもと一致団結し目標達成に向けて気合の入る一年になりそうです。これからも続々と新情報を掲載して参りますので皆様ご期待ください。(福井)
研究メンバーへリンク)




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