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2021年度のあゆみ

令和3年度研究顕彰制度「研究功績者賞」受賞[3/29](2022年3月29日更新)

 令和4年1月31日、令和3年度高知大学研究顕彰制度の受賞者が決定しました。
この研究顕彰制度は、優れた研究を行った者を学長が表彰することにより、研究業績者、若手教員及び大学院生の研究意欲の高揚を図り、本学における研究の活性化と一層の発展を目指すことを目的としています。
高知大学研究顕彰制度に基づく厳正なる審査の結果、今後の活躍の発展性が期待される研究者として「研究功績者賞」に原 忠教授の受賞が決定しました。本日、受賞者に対し学長による授賞式が執り行われました。原先生この度の受賞、誠におめでとうございます。 授賞理由につきましては、大学ホームページ「インフォメーション」をご覧ください。(福井)






オンライン送別セレモニー[3/11](2022年3月22日更新)

 地盤防災学研究室OB(2021年9月博士課程修了)の籾山と申します。2022年3月11日(金)に、この度ご退職されることとなりました秘書 福井育子様の送別セレモニーを開催致しました。時勢に鑑みてオンラインでの開催となりましたが、遠方からも多くの方々にご参加頂きました。皆様に心よりお礼申し上げます。
私自身は、学生としても社会人としても福井様には大変お世話になりました。大学に行くといつも笑顔で迎えてくださり、その場の雰囲気が一回りも二回りも明るくなるようで、お会いできることを楽しみにしておりました。今回、幹事を務めさせていただく過程で、大学の内外を問わず、皆様からいかに福井様が慕われているかを改めて感じました。ご退職されることは誠に残念ですが、今後も研究室の集まりなどでお会いできればと思います。福井様、ありがとうございました!

D1の棚谷です。この度、今年度を以てご退職されることとなりました本研究室秘書:福井様の送別セレモニーを催しさせて頂きました。繁忙期にも関わらず、30名を超える多くの方々にご参加頂きました。この場をお借りしまして、御礼申し上げます。
福井様には、私が学部生の時分から多く面倒を見て頂き、些細な気配りにいつも助けられていました。ご退職される事実を未だに受け入れきれず心寂しく思いますが、高知に出向いた際には是非御声掛けさせて頂ければと思います。今まで研究室を支えて頂き、誠にありがとうございました。長い間、大変お疲れ様でした!

福井育子です。本日はこの様な身に余るほどの素敵なセレモニーを開いていただきまして、本当にありがとうございました。3月末にて原研究室を退職することになりました。原研究室でお世話になって約8年、ここまで続けて来れましたのも原先生をはじめ学生さんや卒業生の皆様そして研究プロジェクトに関わる企業の方々など原研究室を支える仲間の皆様のお力添えのお陰です。皆様と仕事をさせていただけた事は私にとって貴重な財産であり今後に活かせる糧でもあります。皆様からの暖かいお言葉と数々の想い出を胸に刻み新天地でもさらなる挑戦をしていきたいと思います。
最後になりますが原先生、長い間マイペースで呑気な私にもお付き合い下さり本当に尊敬しております。ありがとうございました!原研究室の益々のご発展をお祈り申し上げ、お礼の挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。そしてお元気で!







皆様から沢山のプレゼントや花束をいただきました。本当にありがとうございました。




2021年度理工学専攻修士論文発表会[2/9](2022年2月9日更新)

 M2の林です。2月9日にTeamsを用いたオンライン審査会で修士論文の発表をしました。学部からの研究の成果の総括の上、急遽発表順番が変更になるハプニングがあり、大変緊張しましたが、これまでの成果を述べることができました。この場をお借りして、修士論文の執筆、発表練習に際して、多大なご支援とご鞭撻をいただいた皆様に心からの感謝を申し上げます。




2021年度卒業論文発表会[2/8](2022年2月9日更新)

 B4の西森です。2月8日に卒業論文発表会を行いました。新型コロナウイルスの影響でオンラインでの発表にはなりましたが、研究室の学生にご聴講いただきました。この発表会に向けて多くの方々のご指導いただきながら、この日を迎えることができました。心より感謝申し上げます。来年から大学院2年間は、さらに研究に精進して参ります。

M4の内田です。公の場での発表はこれが2回目で、1回目の地盤工学会では思うような発表ができず悔しい思いをしましたが、今回の卒業論文発表会では先生をはじめとする皆様方のご指導・ご協力により満足のいく発表をすることができました。本当にありがとうございました。卒業論文を一つの区切りに大学院への進学に向けて、心新たに研究に励みたいです。




中島昇氏 博士論文公開審査会[2/4](2022年2月7日更新)

 中島昇氏の博士論文公開審査会が高知大学物部キャンパスで開催されました。コロナ禍のため会場での聴講ができずオンライ聴講会となりましたが平日にもかかわらず45名のご参加をいただきました。皆さま誠にありがとうございました。(福井)

愛媛大学大学院連合農学研究科博士課程の中島です。2月4日(金)に私の公開審査会が終了いたしました。原先生をはじめ地盤防災学研究室の皆様には、大変お世話になりました。審査会直前には、繰返し発表練習にお付き合いいただいたおかげで、突然のトラブルにも取り乱すことなく、対応することができました。 私は、2018年4月に高知大学の修士課程に入学し、今日まで研究室でお世話になってきました。在学中4年間について少し述べさせていただきます。研究に取り組む中で、業務との両立等、苦難は数々ありましたが、最も自分を苦しめたのは自身の未熟さでした。再三多大なご迷惑をお掛けしたにも関わらず、自身の問題点と向き合う機会を与えて下さった原先生、仲間として受け入れて下さった皆様に、心より御礼申し上げます。 土砂が流出する0次谷の研究は、抽出法の検証や精度の向上が必要であり、まだまだ課題が残されていることから、0次谷の防災・減災を目標に引き続き研究に取り組みたいと考えています。








「STI for SDGs」アワード取組紹介動画制作[2/3](2022年2月3日更新)

 JST「科学と社会」推進部「STI for SDGs」アワード事務局から依頼を受け、昨年10月に「STI for SDGs」アワード『優秀賞』を受賞した「防災と環境を両立する「蛇籠技術」の普及に向けた機関横断型の取り組み 」の紹介動画作成を東京の株式会社CNインターボイス様と県内のGクリエイション社様のご協力により撮影を行いましたのでご紹介します。(福井)




JICA蛇籠プロジェクト映像収録[1/26](2022年1月27日更新)

 2021年8月に締結した、JICA草の根技術協力事業「住民参加で行う低コスト型蛇籠護岸の普及と河川防災活動支援事業」(草の根パートナー型)"Project for support to develop low-cost gabion embankment and river disaster prevention with local partners"の現地ネパールでの蛇篭擁壁の実施工に向けて、現地技術者向けの映像収録をRKCプロダクションにて行いました。
まず第1部では原教授からJICAプロジェクトの概要とネパール(発展途上国)での低コスト型蛇籠護岸の設置によるインフラの維持と河川災害の軽減を目的とした蛇篭擁壁の必要性と地域住民の意識啓発と災害時の避難行動にまで波及した防災対策(洪水避難行動計画)の立案に向けて活動を進めてていることを説明しました。第2部では大旺新洋㈱の下村昭司様が、我が国の蛇籠設計の基本的な考え方についてネパールにおける蛇籠利用と被災状況の紹介後、日本の治水対策に対する基本的な要点と河川に蛇籠を使用するときの留意点と蛇篭の設計と施工についての留意点、使用する金網の紹介などを技術者の立場から丁寧にご説明いただきました。第3部では四万川総合建設の西村義幸様が実施工の際の作業工程や留意点などを模型を利用しながら外国人にもわかり易く解説しました。この映像は、英語とネパール語に翻訳され現地技術者の技術向上に向けて発信する予定です。日本の伝統的な知見を活かした丈夫で低コストな蛇籠擁壁の普及と地域住民参加型の河川災害軽減対策の推進に本プロジェクトが役目を果たせるよう今後も務めて参ります。
最後にコロナ禍の中感染対策を徹底しながら映像収録にご協力いただいたRKCプロダクションのスタッフの皆様と収録のために講師としてご参加いただいた、大旺新洋㈱の下村様、四万川総合建設㈱の西村様に深く感謝とお礼を申し上げます。(福井)












木材利用シンポジウム2022in高知[1/25](2022年1月27日更新)

 2022年1月25日(火)高知大学防災推進センターシンポジウム「木材利用シンポジウム2022in高知~近年の木材利用の動向~と題し、オンライン開催Zoomにて講演会を開催しました。高知県での木材シンポジウムは今年で7回目となります。近年、SDGsの実現に向けて、再生可能資源である木材を多方面に利用することが社会的に求められるようになってきています。そこで日本における木材利用の動向について、各方面からの最新の話題を共有し、これからの木材利用の拡大について考える契機を各方面から紹介してもらい、情報を共有することで、豊富な森林資源を有する「こうち」から、我が国の木材利用の拡大を図るきっかけを情報発信しました。本年度も総勢90名余りの方々にご参加者いただき大変盛況なシンポジウムとなりました。今後も土木木材の普及・関心を高めていただけるよう来年度も継続して開催していく所存です。(福井)














エコプロ2021「STI for SDGsアワード」受賞取組紹介[12/10](2021年12月14日更新)

 東京ビッグサイトにて、12月8日(水)~12月10日(金)の3日間エコプロ2021が開催されました(主催:日本経済新聞、(一社)サステナブル経営推進機構)。本学からは原忠教授を含む研究チームが参加し、「STI for SDGsアワード」優秀賞を受賞した「防災と環境を両立する「蛇籠技術」の普及に向けた機関横断型の取り組み 」について、原教授がミニセミナーでプレゼンテーションを行ったほか、展示ブースで本取組を紹介しました。 (詳細はこちらをご覧ください。)(福井)



森林総合技術研究所サウンディング調査[11/29-12/1](2021年12月3日更新)

 B3の大原です。今回、森林総合技術研究所で簡易動的コーン貫入試験による調査を行いました。 結果については面白い挙動が見られたことから、研究に対する意欲を高めることができました。 また、有識者からの貴重な意見もいただくことができ、これからの研究に役立てていきたいと思います。




令和3年度定例ゼミ[11/19](2021年12月3日更新)

 B4の西森です。11月19日に第4回定例ゼミが開催されました。今回のゼミは、富山県農林水産総合技術センター木材研究所の園田様と先生の教え子である佐藤工業の須佐見様にご講演と在学生の定例報告を行いました。 現在の木材生産に至るまでの歴史を新たに知ることができ、これからの日本に木材研究が必要だということがわかりました。
また、現在のゼネコンで行われているICT[information and Communication Technology(情報通信技術)]を学ぶことができ、ドローン体験やこれまでの実務内容をご教示頂きました。

B3の大西です。富山県農林水産総合技術センターの園田さんと、佐藤工業の須佐見さんにご講演いただきました。 木材に関する現在と過去の研究を実体験を元にお話いただき、研究者としての考え方を学びました。また、あまり知識のない、ゼネコン会社についても知ることができ、近年では、ICT技術の有効活用が積極的に行われており、生活向上の基盤になっていると勉強になりました。




鉄道盛土の現地調査[10/29](2021年12月3日更新)

 M1の石川です。10月29日に別地点での鉄道盛土の現地調査を行いました。以前の現場とは異なる土質・植生が分布していることから、多様な面での比較が行えそうで楽しみです。また、調査の許可をいただいた方から、現場周辺の災害履歴などを詳しく教えてくださり、過去の現場の施工状況を知ることができました。
博士課程の中山様、現地調査の許可・お手伝いいただきました方々、今回も大変お世話になりました。より良い研究になるよう精進いたします。ありがとうございました!

B3の近藤です。初めて鉄道盛土についての出張をさせて頂きました。自分で試料を採取することができ、より一層鉄道盛土についての研究意欲が高まりました。これから石川さんの手を借りることが多くなるかもしれませんが、しっかり研究していきたいです。これからよろしくお願いします。






宿毛市・大月町常時微動調査[10/17-19](2021年12月3日更新)

 B3の大西です。10月18日に宿毛市・大月町の常時微動観測調査を行いました。初めての調査でしたが、企業の方の丁寧なご指導により、滞りなく調査を行うことができました。これから、常時微動の研究を始めますが、地域貢献につながるよう精一杯頑張ります。

B3の大原です。今回、初めて企業の方との調査に参加しました。 調査では、普段できない経験をすることができ、今後、自分の行っていく研究でも生かすことのできる点を見つけ、とても勉強になりました。 貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。

B3の近藤です。今回は研究室に所属し、初めて出張に参加しました。 初の調査で緊張もしていましたが、企業の方と共に微動観測することで少しでも理解を深めることが出来たと思います。 これから本格的に自分の研究も始まるので、気を引き締めて研究を進めていきたいです。




新メンバー加入のお知らせ[10/1](2021年11月4日更新)

 10月1日から大西巧真さん、大原陸さん、近藤俊輝さんと元気のある3人が新メンバーとなりましたので紹介します。詳しくは「研究メンバー」をご覧ください。 (研究メンバー)(福井)




「STI for SDGs」アワードの『優秀賞』を受賞[10/18](2021年10月28日更新)

 令和3年10月18日(月)、原 忠教授を含む研究チーム(高知大学、静岡理工科大学、宮崎大学)の取組が、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が実施するSTI for SDGsアワードで『優秀賞』を受賞しました。皆様、誠におめでとうございます。
詳細はこちらをご覧ください。)(福井)




新メンバーの加入のお知らせ[10/1](2021年10月15日更新)

 新メンバーとして博士課程の棚谷南海彦様、スレス・ラウダリ様が加わりました。これから宜しくお願いいたします。詳しくは「研究メンバー」をご覧ください。 (研究メンバー)(石川)




学位授与記念オンラインセレモニー[9/15](2021年9月22日更新)

 この度、地盤防災学研究室から博士課程の栗林様と籾山様が学位を授与されました。研究室一同心よりお祝いを申し上げます。お二人のお祝いのセレモニーをZoomにて開催いたしました。下記に栗林様と籾山様のご感想を掲載させていただきます。(M2林)

(栗林様のご感想)
改めまして、共同研究員の栗林です。この度は、コロナ禍で大変な中、学位授与セレモニーを開いていただきましてありがとうございました。ワクチン接種も2回済ませるなどして、どうにかして高知に行けないかと模索しておりましたが、デルタ株が猛威を振るい、大阪も感染が収まっていない状況を鑑みて、やむを得ずリモートでの参加となりました。(余談ですが、私の打った1回目のモデルナワクチンは異物混入ロットでした。無事この日を迎えられて本当に良かったです)リモート越しではありますが、久しぶりにお話しできた方もいらっしゃり、とても楽しい時間を過ごすことができました。
さて、私は共同研究員として6年と言う非常に長い期間を高知大学地盤防災学研究室でお世話になりました。ゼミでの議論や学会発表、被害現場の調査、お客電車、バット鍋など・・・思い出は語るに尽きません。日々の業務から離れて研究室の皆様と交流することは、私にとっては良い刺激であり、良いリフレッシュでもありました。10月からは、弊社の棚谷が研究室でお世話になります。彼は私が共同研究員になった時に研究室仮配属の3年生でした。とても感慨深いものがあります。
また、コロナがある程度収束してからになると思いますが、ネパールからやってくるスレスさんも原先生との共同プロジェクトで共に汗を流した友人です。高知に行く口実はまだまだ作れそうです。

(籾山様のご感想)
この度は学位授与セレモニーを開催頂き誠にありがとうございました。私も首都圏のコロナウイルス感染拡大の影響を鑑みてリモートでの参加となりましたが、なかなか普段お会いできない方々へもお礼をお伝えすることができ、大変嬉しく思いました。コロナ禍ではなかなか日頃の思いや感謝を周りの方々にお伝えするタイミングがなく、このような機会を設けて頂いて感謝致します。
私は原先生と初めて仕事をご一緒させて頂いてから1年後に博士課程に入学しました。当初、学位取得までは考えていなかったのですが、先生からの丁寧で熱心なご指導や、今は社会人として各地で活躍されている当時の地盤防災学研究室の学生の方々の聡明さ、活発さに影響を受けつつ、色々な事を考え抜いた末に学位取得を決意しました。その判断に至った当時の自分を褒めてやりたいと思います。
研究室に入ってからは高知に行く機会がさらに増え、また自分にとっては初めての国際学会や被災現場の視察など、色々なことを経験しました。研究室のイベントも毎回本当に楽しませて頂きました。イベントは地盤防災学研究室の学部・修士課程の学生の方々が企画されることが多かったですが、イベントに限らず本当に学生一人ひとりがしっかりしていて、たくさん刺激を受けました。今後も仕事等で研究室には何かとお邪魔することになると思います。また、カツオ祭りなどまだ参加できていないイベントもありますので、コロナ禍が明けたらOBとして押しかけたいと思っております。改めて、今後ともよろしくお願い申し上げます。





第56回地盤工学研究発表会優秀論文発表賞受賞[8/20](2021年9月22日更新)

 籾山様、西村様が優秀論文発表賞を受賞されました。誠におめでとうございます。以下にお二人の受賞に関するお言葉を掲載させていただきます。(M2林)

社会人学生の籾山です。私はこの9月で博士課程を修了することとなりましたが、その区切りにこのような賞を頂けたことを大変嬉しく思います。今回受賞することができたのは、原先生、研究室の皆様からの日頃のご指導・ご支援、そして今回の論文で発表したため池での現場観測に多大なご助力を頂いたエイト日本技術開発の皆様のおかげです。改めて気を引き締め、今後も地盤防災に関する研究に取り組んでいきますので、今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます。



卒業生の西村です。お久しぶりです。第56回地盤工学研究発表会にて優秀論文発表者賞をいただくことがでたこと、大変嬉しいです。また、こうして半年ぶりに地盤防災学研究室のHPに感想を載せていただけることにも喜んでおります。この度受賞することができたのは、ご指導やご助力いただいた原先生や共同研究でお世話になった社会人の皆様、原研究室の皆様のおかげです。心より感謝申し上げます。まだ社会人1年目でひよっこな私ですが、早く一人前の技術者となれるよう精進してまいりますので、原研究室の皆様、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。




JICA草の根技術協力事業(フェーズ2プロジェクト)始動[8/18](2021年8月19日更新)

 「JICA草の根技術協力事業 住民参加で行う低コスト型蛇籠護岸の普及と河川防災活動支援事業」のキックオフミーティングが(オンライン同時開催)18日開催されました。プロジェクトマネージャーを務める原先生とC/Pで現地NGOのPratap氏によりプロジェクトサイトや事業内容が説明され、今後の展開を確認しました。 参加者は熱心に耳を傾けており、事業への関心の高さが伺える会となりました。(牟田)






博士論文公開審査会開催[7/31](2021年8月4日更新)

 共同研究員の栗林です。7月31日(土)に、無事私の博士論文の公開審査会が終了いたしました。共同研究員になってから約6年、とても長きにわたり原先生を始め地盤防災学研究室の皆様には大変お世話になりました。発表前は柄にも無く緊張していましたが、研究室の内田君や西森君には発表の練習に付き合っていただいたり、研究室のOBOGの方からは激励のメールをいただいたり、非常に力になりました。(それでも当日朝は腹痛でしたが・・)
思い返せば、研究員になった当時から2015年にネパールゴルカ地震、2016年に熊本地震、2018年に北海道胆振東部地震、更には近年では各地で相次ぐ豪雨災害と、非常に多くの自然災害が発生し、その度に現地にも赴き色々な経験をさせていただきました。博士論文を取りまとめていると、あまりにも濃い経験をしたなあと、感慨深く思っております。研究開始した当時はちょうど入社して5年かそこらで、偉そうに日々の仕事に退屈していた中で、新しい刺激を求めて飛び込んだ位の心持ちだったのですが、研究を通じて、より建設コンサルタントとしての仕事に誇りを持つことができたように思います。一旦私の研究はひと段落しますが、これからも災害に強い世界を作るため、日々精進していきたいと思います。

 社会人博士の籾山です。7月31日(土)に博士論文の公開審査会を終了致しました。当日はリモートでの発表となりましたが、休日にも関わらず多くの方々にご聴講を頂きました。心より感謝申し上げます。 千葉から高知に通うようになってから、原先生、そしてOB・OGの方々を含めて研究室の皆様には本当にお世話になりました。また、それまでは縁の薄かった四国の文化を知り、原先生を通じて多くの方々と知り合うことができ、たくさん刺激を受けました。お酒もたくさん飲みました。今では高知が大好きになりました。
私が堤防の耐震補強の研究を始めてから、世の中では地震・豪雨災害が多発し、技術者として世の中に対して何をすべきかを考える機会が多くありました。災害対策、特に地震に関わる研究をしたいという思いが昔からあり、このような研究に取り組めたことは色々な意味で幸運だったと改めて思います。私は学生時代も含めて、これまで様々な分野の研究に携わってきましたが、自分なりに専門分野だと胸を張って言える分野がようやく出来たかな…という思いもあります。一技術者として、これからも本研究室で得た経験・知識を土台に研鑽を積み、災害対策の発展に貢献したいと思います。

 M1の石川です。7月31日に栗林様と籾山様の博士論文の公開審査会が行われました。オンラインでの審査会でしたが、研究者や社会人など30名を超える多くの方が聴講されており、かなり緊張感を感じることができました。しかしその中でも、お二方の発表は堂々としており、これまでの研究成果に自信をもって発表されていることが窺えました。私も現在行っている研究と真摯に向き合い、自信をもって発表できるよう努力いたします。栗林様、籾山様、本当にお疲れ様でした。

 B4の西森です。栗林様、籾山様この度のオンラインでの公聴会は大変ご苦労様でした。審査会は、原研究室に関わりのある社会人の方々をはじめとして、非常に多くの方がご聴講されており、緊張感が漂っていました。画面越しではありましたがお二人とも自分の研究に自信を感じられる素晴らしい発表でした。私もお二人ように自分の研究に自信を持って話せる様になります。




蛇籠グループの進捗状況[7/29](2021年8月4日更新)

 B4の内田です。今回は計画から準備まで先輩の力を借りることなく自分達だけで初めて行った実験でした。課題も多く見つかりましたが、この経験を次に活かしていきたいです。




令和3年度第3回ゼミ[7/28](2021年8月4日更新)

 M1の石川です。7月28日に第3回定例ゼミが開催されました。初めて幹事としてゼミのスケジュール管理や進行を行い、良い経験となりました。
今回のゼミは、博士論文の公開審査会を控えておりました栗林様と籾山様のプレイベント、卒業研究を本格的に始動し始めました4回生の発表がメインとなりました。図表の調整や新たな課題点などを見つけられ、より良いゼミになったと感じています。私も他の研究グループに負けないよう、頑張ります!




鉄道盛土の現地調査[7/26](2021年8月4日更新)

 M1の石川です。7月26日に鉄道盛土の現地調査を行いました。新型コロナウイルスの影響で現地を訪れるタイミングが遅くなっていたため、今回が初めての現地調査となりました。写真からでは判別できない、現場の状況や周囲の変状などを確認することができ、これから進める実験のビジョンが明確になっていると感じます。
コロナ禍の中、博士課程の中山様、現地調査の許可、お手伝いをしていただきました方々に感謝いたします。ありがとうございました!




第56回地盤工学研究発会[7/12-15](2021年7月13日更新)

 第56回地盤工学研究発表会が7月12日~15日に開催され、研究室からは、私と大学院生4名、OB、研究生3名が発表しました。新型コロナウイルスの影響によりオンライン開催となりましたが、日ごろの研究成果を披露し、質問を通じて理解を深める良い機会となりました。質疑に的確にこたえる姿や学外者への質疑など、研究を通じて成長する学生を頼もしく見ました(原)。

D1の中山です。このような全国規模での発表会で、研究発表をするのは十数年ぶりでした。加えて、Zoomによる発表で、会議ではよく使用しているものの、スライドはちゃんと映っているだろうか、話すスピードは速すぎないだろうかなど、余計なことを考えながら、かなり緊張した発表となりました。アイコンタクトが取れない状況で、どのようなプレゼンテーションが良いのか、やってみて感じることもありました。また、大変貴重なご質問をいただくこともできました。色々な方に聞いていただき、ご意見をいただくことで研究内容をブラッシュアップしていきたいと思います。最後に、今回の発表にあたり、ご指導とご支援をいただきました皆様、本当にありがとうございました。




地盤工学会「令和2年度事業企画賞」を受賞[6/4](2021年6月28日更新)

 原先生が(公社)地盤工学会「令和2年度事業企画賞」を受賞しました。誠におめでとうございます。
ご自身が委員長を務められる地盤工学会四国支部「地盤地震防災研究委員会」では、四国・関東・関西・中国支部に所属する委員27名が参加し、四国地域の地盤防災研究の推進と地域コミュニケーションを目的とした活動を行っています。三期・10年にわたり優れた事業を企画・推進し、継続的に学会の発展に貢献したことが評価されました。(福井)




令和3年度第2回ゼミ[5/28](2021年6月16日更新)

 B4の松藤です。5月28日に行われたゼミでは研究室希望の3回生が見ている中での発表だったのでわかりやすい発表を心がけました。
今回コロナの影響でオンラインでのゼミとなってしまいましたが、オンラインでも対面でも変わらない熱い議論をこれからもしていきたいです。




第一回梼原町蛇籠調査[4/28](2021年6月16日更新)

 B4の内田です。4月28日に第一回梼原町蛇籠調査を行いました。私自身実際に設置されている蛇籠を見たのはこれが初めてで、とても勉強になりました。
新型コロナウイルスの影響でネパールに行き、直接蛇籠を見ることはできませんが、実験室で今できることを精いっぱい頑張りたいと思います。一刻も早く調査が行えることを心から願っています。




高知県内の企業セミナーにて招待講演[6/7](2021年6月8日更新)

 高知市内東部に位置する企業様のセミナーにおいて、原先生が招待講演を行いました。
今回のセミナーでは、「地盤工学との出会い~26年を振り返る~」と題し、原先生の学生と社会人としての歩みを振り返りながら、「地盤工学」の道に進み民間企業などでの経験を参考に、大学での研究に発展させた経緯をお話しされました。 講演は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、本社研修室のほかロビー、サテライト室に分散して聴講できるように工夫され、各支店、ミャンマーに居住する新入社員、来年の内定者など100名を超える方の聴講がありました。企業様の人材育成にかける熱意とご努力を強く感じたセミナーでした。 この度は、貴重なお時間をいただきありがとうございました。 (福井)




令和3年度キックオフゼミ[4/19](2021年4月21日更新)

 M1の石川です。研究室に所属し、初めてのゼミ発表となるキックオフゼミが先日開催されました。 とても緊張しましたが、2年間行う研究の活動計画を発表し、良いスタートを切ることができたと感じます。 普段聴くことのできない社会人の方々の発表も聴くことができ、大変有意義な時間でした。
また、鉄道盛土とため池堤体に共通点を発見することができ、ゼミの大切さを実感しました。 私も他のグループに負けないよう、全力で研究に取り組みたいと思います。




岡山大学小松先生研究室訪問[4/16](2021年4月21日更新)

 M1の石川です。先日、岡山大学の研究施設にお邪魔させていただき、装置の説明、研究内容についてご説明いただきました。まだ所属したばかりで地盤分野に疎いのですが、小松先生と小泉先生の丁寧な解説のおかげで、理解を深めることができました。
 コロナ禍で外部の方々との交流が減っている中、このような大変貴重な機会を提供していただいたことに感謝いたします。ありがとうございました!




新メンバーの加入と学部3回生の本配属のお知らせ[4/1](2021年4月5日更新)

 新メンバーとして大学院1回生の石川晃大君が加わり、学部3回生の内田志春君、西森光亮君、松藤寿林君の4人が研究室に本配属となりました。これから宜しくお願いいたします。
詳しくは「研究メンバー」をご覧ください。 (研究メンバー)(林)



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