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高知大学総合科学系黒潮圏科学部門
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海 の 生 き 物

【このページの掲載内容】

海中観察

バタンガス州Lobo(2019年3月)

高知大学黒潮圏総合科学専攻を修了したJayvee Saco博士がヘッドを務めるバタンガス州立大学VIP-CORALS(ヴェルデ海峡海洋生命研究センター)の建設が予定されているLoboを訪れました。

Lobo海岸
ヴェルデ島
サンゴ
サンゴ
サンゴ
サンゴ

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アルバイ州レガスピ(2019年2月)

セブ島のサンカルロス大学からルソン島のビコール大学タバコキャンパスに移動する間の休日を利用して,レガスピのパシフィックブルーレガスピ店を訪問してレガスピ湾でダイビングしました。 レガスピ湾内でのサンゴの移植事業について,プロジェクト担当者の方から説明を受け,稚サンゴを付けた鉄筋の枠を沈めてある場所を中心に観察してきました。 。

移植事業説明
サンゴ
サンゴ
サンゴ
サンゴ
イバラカンザシ
シャコ貝
レガスピ湾とマヨン山

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フィリピンパナイ島Anini-y(2018年8月)

フィリピン大学Visayas校の訪問計画を立てた際にフィリピンの休日に気づかず1日空くことが分かったので,ダイビングの計画を立てました。 ちょうどこの時期,パナイ島北部の有名な観光地であるBoracay島は環境修復のために閉鎖されていたため,パナイ島南西部のAnini-yでの計画に変更しました。 パナイ島側から見えるNogas島の北側のスポットで潜りました。

Nogas島
サンゴ
サンゴ
サンゴ
サンゴ
ビーチ

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サンゴの産卵観察(2018年7月)

2018年7月8日-10日にかけて,高知県大月町西泊でサンゴの産卵観察を予定していました。 あいにく天候に恵まれず,一晩だけしか潜れませんでしたが,幸いなことに産卵を観察することができました。 今回の産卵観察には,フィリピンビコール大学タバコキャンパスからメンドーサ教授も同行しました。

サンゴ産卵
サンゴ産卵
サンゴ産卵
メンドーサ教授

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フィリピンバタンガス州アニラオ(2018年3月)

サンゴ

フィリピンアルバイ州レガスピでダイビングショップ等を営まれている中野譲二さんがフィリピンではじめに店を開かれたバタンガス州アニラオのパシフィコアズールリゾートにお世話になり潜ってきました。

ウミガメ
サンゴ
サンゴ
サンゴ
サンゴ
オニヒトデ

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【このページの掲載内容】

水槽観察

サンゴ水槽の設置(2018年3月)

採取してきたサンゴを実験に使用する前に一時的に飼育するための水槽を岡豊キャンパスの実験室内に設置しました。

水槽
岡豊キャンパスの実験室に設置された水槽
サンゴ
飼育を開始した数種のサンゴ
サンゴ(拡大)
飼育を開始した数種のサンゴ(拡大)
ライブロック
水質浄化用ライブロック

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【このページの掲載内容】

白化した有藻性イシサンゴはどうやって復活するのか?-回復過程を科学する-
  2017年度~2019年度 文部科学省科学研究費基盤研究B

国際学会での発表(白化と回復条件検討)(2019年11月)

水槽の温度調節結果
水槽の温度調節結果の一部

2019年11月19日-21日にフィリピンカガヤン州ツゥゲガラオ市のカガヤン州立大学で開催された第14回黒潮圏科学国際シンポジウムで 白化および回復の条件検討に関する発表を行ないました。

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実験用水槽(2017年4月30日)

飼育中の宝石サンゴ
写真.飼育中の宝石サンゴ

本プロジェクトでは,野外での白化や回復を観察するとともに,水槽でその様子を再現し, 有藻性イシサンゴ,共生藻や付着細菌などの動態を調べます。そのため,2017年度は黒潮生物研究所に 水槽を設置する予定です。

有藻性イシサンゴとは生物種としてかなり離れていますが,黒潮生物研究所ではここ数年,宝石サンゴの資源保護を目的とした移植放流に取り組んでいます。 飼育水温や光の条件や餌の選択などについて,検討を重ねた結果,水槽で飼うことを可能にいます(右図)。 現在は,宝石サンゴの漁獲の時に網にかかる小さな断片を漁師さんから譲り受け,少しずつ維持する個体数を増やしています。

宝石サンゴ用の新水槽
写真.宝石サンゴ用の新水槽の設置

飼育手法を確立するのと並行して,宝石サンゴの小さな断片をコンクリートブロックに固定して生息海域へ放流し, 成長がみられるかについても地元の漁師さんたちと取組みを始めています。 最近になって得られた知見では,当初の想定よりも成長がいいことが分かってきました。 混獲された小さな断片を一時的に維持した後に放流するというサイクルができれば,資源保護に役立つと期待されています。 維持するのに必要な水槽が手狭になったことから,写真のように新しい水槽を現在設置している最中です。

有藻性イシサンゴを対象とした本プロジェクトでも,このような水槽を2017年度内に設置する予定にしています。

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白化と回復(2017年4月3日)

大月町_サンゴ白化
写真.高知県大月町での白化の様子

有藻性イシサンゴは,熱帯・亜熱帯の貧栄養海域において豊かな生態系を育む主役です。 2016年に生じた有藻性イシサンゴの世界規模での白化は,たびたび報道でも取り上げられ,広く知られるようになりました。 地球環境に対する意識の高まりに伴い,生物多様性保全の観点から, 有藻性イシサンゴは守られるべき象徴的生物種の一つととしてますます注目を集めています。 実際に,その保全を目的とした海洋保護区の設定等の社会基盤整備の検討, オニヒトデ除去や稚サンゴ移植等の保全活動などが長年にわたって推進されています。 しかしながら,有藻性イシサンゴの性質が全て明らかになっているわけではなく, 多様な基礎研究による科学的データの蓄積が求められています。

有藻性イシサンゴが生息する北限に近い高知県でも,近年では白化が散見されているようです(上写真)。

造礁サンゴのほとんどを占めるグループです。詳しくは 日本サンゴ礁学会のWeb などをご覧ください

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写真.白化から回復する様子(大月町西泊)

高知県再西南端に位置する高知県大月町周辺は,温帯域で有藻性イシサンゴの多様性が高い海域の一つです。 ここで見られる白化は,熱帯域とは異なり約2 ヶ月で回復しているようです。 理由として高水温が8 月下旬~9 月上旬に限られることや9 月以降の海水温の低下が比較的速やかだからだと思われます。 こういった理由から,この海域は有藻性イシサンゴの回復のモニタリングに適しているのではないかと考えました。

大月町西泊の 公益財団法人黒潮生物研究所 は多様な有藻性イシサンゴが生息する入り江の波打ち際から約10m の距離にあり,自然環境での観察と水槽内での実験を 同時に実施できる貴重な施設です。

この研究プロジェクトでは,白化や回復過程で生じる有藻性イシサンゴ,その共生藻や細菌などの変動について調べます。 有藻性イシサンゴの生態調査に長年取り組まれてきた黒潮生物研究所の 目﨑拓真主任研究員に加え, 藻類の細胞生物学(関田諭子), 海洋の放線菌や微細藻類(Dana Ulanova), 動物の生体防御や(富永明), ゲノム情報科学(バイオインフォマティクス)(櫻井哲也) を高知大学で研究している皆さんと進めていく予定です。

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【このページの掲載内容】

有藻性イシサンゴの同定に有用な新たな分類基準を探る-染色体マップの作成-
  2017年度~2019年度 文部科学省科学研究費基盤研究B

台湾國立海洋生物博物館でのサンプリング(2018年 5月)

2018年5月のGW中に台湾南部の屏東県墾丁の台湾國立海洋生物博物館を再び訪問し,サンゴの胚のサンプリングを試みました。 残念ながら予定していた大産卵とはなりませんでした。1群体しか産卵しない場合は,胚を形成しないので十分な試料収集はできませんでした。

見学ツアー
博物館バックヤード見学ツアー
チラシ
アナサンゴ属サンゴ
チラシ
カメノコキクメイシ
チラシ
胚の採取

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台湾國立中山大學訪問と台湾國立海洋生物博物館での打ち合わせ(2018年1月)

2018年1月上旬に台湾南部の屏東県墾丁の台湾國立海洋生物博物館を訪問し,サンゴの胚のサンプリングの打ち合わせに行きました。 屏東へは,高雄市まで飛行機か新幹線で行って,バスに乗り換える必要があるので,その前に協定校の台湾国立中山大学に立ち寄りました。 2018年1月上旬に台湾國立海洋生物博物館を訪問し,サンゴの胚のサンプリングの打ち合わせに行きました。

チラシ
台湾国立中山大学Hin Kiu Mok名誉教授
チラシ
海洋科学学院李賢華学院長,陳慶能教授
チラシ
ナガレハナサンゴ
チラシ
台湾國立海洋生物博物館内の飼育施設

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【このページの掲載内容】

蛍光タンパク質

スゲミドリイシの蛍光

スゲミドリイシ
370nmの光による蛍光の違い

高知県でよくみられる同種のサンゴでも,緑色に光るものと青緑色に光るものが多くみられます。

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【このページの掲載内容】

サンゴ講演会シリーズ
Coral Seminar Series

第6回:目﨑拓真先生

  • 日時・開催方法
  • 2021年4月13日(火)16:30~18:00

    MS-Teamsで開催(申込フォーム)  

  • 演題・講師
  • 「高知県中央部サンゴ分布調査報告会~龍馬に知らせたい海の中」

     ※サンゴ:有藻性イシサンゴ類

    目﨑拓真(公益財団法人 黒潮生物研究所 所長)
     

  • 案内チラシ
  • 右の画像をクリックして案内(PDF)を

    ダウンロードしてご確認ください。
     
     

    高知の代表的な観光地「桂浜」

    桂浜を訪れる多くの観光客

    観光客が見上げる龍馬

    その誰もが知らない

    海中が今明らかに!

    チラシ

主催:高知大学拠点プロジェクト「黒潮圏科学に基づく総合的海洋管理研究拠点」

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第5回:國立台灣海洋大學-高知大学研究交流セミナー

  • 日時,Date
  • 2021年3月18日(木)
     15:00~16:30(日本時間)
    March, 18th(Thu)
     14:00~15:30(Taiwan, Philippines Time)
     15:00~16:30(Japan Time)
    by MS-Teams(申込フォーム・Application Form

  • 演題・講師,Title・Speakers
  • 「温かい国台湾での研究生活(日本語)」
     Research life in Taiwan (JP)

    「ナガレハナサンゴのユニークな生殖様式(英語)」
     An unique pattern of reproduction in the stony coral Euphyllia ancora (EN)

    識名信也(國立台灣海洋大學 准教授)
    Shinya Shikina
     (Assoc.Prof. National Taiwan Ocean University)

     

    「サンゴの核型分析と分子細胞遺伝学的解析(英語)」
    Karyotyping and Cytogenetics of Scleractinian Coral (EN)

    Vacarizas Joshua(高知大学 博士課程)
     Vacarizas Joshua
     (Ph.D. student, Kuroshio Science Program, Kochi University)

  • 案内チラシ
  • 詳細は,下の画像をクリックして案内(PDF)をダウンロードしてご確認ください。

    チラシ
    チラシ

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第4回:深見裕伸先生

最近、地球環境との関わりでよく話題になるサンゴですが、一般的にサンゴが何かよく知られていません。この講義では、サンゴとサンゴ礁の基礎的な知識を学んでもらいます。 サンゴは自分では移動できませんが動物です。しかし、その生態は植物と非常に似通っています。そのサンゴについて分類から生態まで幅広く講義します。また、サンゴ礁とは何かについても説明します。

  • 日時・会場
  • 2019年1月25日(金)13:10~14:40・朝倉キャンパス131教室

  • 演題・講師
  • 「サンゴとサンゴ礁」

    深見 裕伸(宮崎大学 農学部 准教授)

  • 案内チラシ
  • 詳細は,右の画像をクリックして案内(PDF)をダウンロードしてご確認ください。

チラシ

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第2回,第3回:日高道雄先生,藤田奈都季先生

    温帯から熱帯にかけて,海洋生態系の基礎をなす有藻性サンゴの生理学的な解明に長年携わって来られた,琉球大学名誉教授で日本サンゴ礁学会会長の日高道雄先生をお招きします。

    また,高知県東部の東洋町甲浦と接する徳島県海陽町で地域おこし協力隊として活躍されている藤田奈都季先生に海洋自然博物館マリンジャムを拠点とした活動をご紹介いただきます。

  • 日時・会場
  • 2018年1月16日(月)13:10~14:40・朝倉キャンパス142教室:第2回

    2018年1月18日(水)13:10~15:00・物部キャンパス5-3教室:第3回

  • 演題・講師
  • 「サンゴの生物学:生活史とストレス応答」

    日高道雄(琉球大学名誉教授,一般社団法人日本サンゴ礁学会会長):第2回

    「競争と共生の生物学」

    日高道雄(琉球大学名誉教授,一般社団法人日本サンゴ礁学会会長):第3回

    「竹ケ島魅力化事業での活動」

    藤田奈都季先生(徳島県海陽町地域おこし協力隊):第3回

  • 案内チラシ
  • 詳細は,下の画像をクリックして案内(PDF)をダウンロードしてご確認ください。

    チラシ
    チラシ
  • 講演要旨
  • 1月16日および1月18日の講演会の講演要旨をアップロードしましたので,下の画像をクリックしダウンロードしてぜひご覧ください。

    講演要旨
    講演要旨

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第1回:目﨑拓真先生

    有藻性イシサンゴの新たな研究プロジェクトが2017年度より始まります。高知県西南部を拠点に,高知・四国やその他の海域の有藻性イシサンゴの生態観察に長年携わって来られた,公益財団法人黒潮生物研究所の目﨑拓真主任研究員をお招きして講演会を開催いたします。

  • 日時・会場
  • 2017年5月19日(金)15:00~16:30・物部キャンパス5-3教室

  • 演題・講師
  • 「有藻性サンゴの基礎と繁殖」

    目﨑拓真(公益財団法人 黒潮生物研究所 主任研究員)

  • 案内チラシ
  • 詳細は,右の画像をクリックして案内(PDF)をダウンロードしてご確認ください。

    チラシ
  • 講演要旨
  • 本日15時より物部キャンパス5-3教室で講演会を開催します。講演要旨をアップロードしましたので,右の画像をクリックしダウンロードしてぜひご覧ください。

    講演要旨

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【このページの掲載内容】

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