研究業績
論文・書籍
2024
- 武久康高「ソトの目から日本の古典教材を考える―ドイツの教科書(Cornelsen『Deutschbuch5 Gymnasium Bayern』)における寓話教材の検討から―」『高知大学教育学部研究報告』84号、pp.41-51
- 武久康高「古典との対話をいかに生み出すか―『枕草子』「春はあけぼの」の実践から考える―」『高知大学学校教育研究』6号、pp.99-106
2023
- 武久康高「筆者想定法による古典文学の学習―『枕草子』「春はあけぼの」を例に―」『高知大学教育学部研究報告』83号、pp.1-10
2022
- 武久康高「文学的コンピテンシーの育成をめざした古典学習―累積的なコンピテンシー獲得モデルの構築・『伊勢物語』「芥川」」『日本文学』71-11、pp.12-23
- 武久康高「高等学校の古典学習に求められる読解力とは―「古典教材と現実世界とを関連付ける学習」における生徒の反応をもとに―」『月刊国語教育研究』604、pp.42-49
- 武久康高「中等教育における和歌学習の研究(中学校編)―短歌の表現史の整理をもとに―」『論叢国語教育学』18号、pp.40-50
2021
- 武久康高・今村有紀「「言葉への自覚を高める」和歌の学習指導(中学3年生)―Yチャートを利用して―」『高知大学学校教育研究』3号、pp.107-114
2020
- 武久康高「古典作品を教材とした「深い学び」の実現をめざして―『枕草子』「春はあけぼの」の授業実践―」『国語教育研究』61号、pp.56-67
2019
- 武久康高「「明かりて」か「赤りて」か―「春はあけぼの」の表現方法を探る―」『日本文学』68-7、pp.78-82
- 武久康高「「言葉による見方・考え方」を働かせる古典学習ー『枕草子』「春はあけぼの」章段の表現特性を探究するー」『高知大学学校教育研究』1号、pp.165-176
2018
- 武久康高「古典教育における「比べ読み」学習の意義―『徒然草』137段(「花は盛りに」)の授業実践を例に―」『高知大学教育実践研究』32号、pp.129-138
- 吉田茂樹・武久康高「平成28年度「教材開発演習(国語)」における「教科と教材の架橋」を推進する共同授業の取り組み」『高知大学教育実践研究』32号、pp.75-82
- 吉田茂樹・武久康高・渡邊春美・大坪顕彦「小学校における「春はあけぼの(枕草子)」の授業改善―中学校との接続を視野に入れて―」『高知大学教育学部研究報告』78号、pp.37-57
- 吉田茂樹・武久康高・渡邊春美・今村有紀「中学校における「春はあけぼの(枕草子)」の授業改善―小学校との接続を視野に入れて―」『高知大学教育学部研究報告』78号、pp.59-88
2017
- 武久康高「「物語の始まり」としての『竹取物語』―『竹取物語』の教材価値とその授業案―」『高知大学教育学部研究報告』77号、pp.33-44
2015
- 武久康高「『土佐日記』小論―「日記」という形式に注目して」『国語教育学研究の創成と展開』渓水社、pp.508-518
- 武久康高「活用力を育成する古典授業の開発『平家物語』「扇の的」(中学校2年生)の場合」『高知大学教育学部研究報告』75号、pp.43-50
2014
- 武久康高「『我身にたどる姫君』の麗景殿女御考」『高知大学教育学部研究報告』74号、pp.1-10
2013
- 武久康高「『あきぎり』考―『狭衣物語』の引用を軸に―」『解釈』59巻9・10号、pp.38-46
- 武久康高「児童生徒が郷土文学教材を学習する意義とは何か―土佐の郷土文学教材化試論―」『国語教育研究』54号、pp.23-31
2012
- 武久康高「「戦後」臺灣的桃太郎 電影《桃太郎大戦鬼魔島》(《桃老大伏匪記》)」『中心到邊陲的重軌與分軌 日本帝國與臺灣文學・文化研究 下』國立臺灣大學出版中心、p235-257
- 武久康高「“〈作者〉の「心」と出会う“中学校和歌教材試案―小学校・中学校・高等学校における和歌学習の展開(3)―」『論叢国語教育学』8号pp.10-19
- 武久康高「小学校・中学校・高等学校における和歌学習の展開(2)―小学校実践編―」『高知大学教育実践研究』26号、pp.67-78
- 武久康高「『伊勢物語』21段の表現性」『高知大学教育学部研究報告』72号、pp.31-38
2011
- 武久康高「香美市立吉井勇記念館寄託塩谷勝氏蔵 与謝野寛書簡 翻刻」『高知大学学術研究報告』60号pp.204-209
- 武久康高「小学校・中学校・高等学校における和歌学習の展開」『高知大学教育実践研究』25号、pp.125-137
2010
- 武久康高「「作品の価値について考察する」学習指導―類型化したパターンに焦点をあてた教材化―」『国語教育研究』51号、pp.77-86
2009
- 武久康高「映画「神童桃太郎」「桃太郎斬七妖」(1970、台湾)について―戦後台湾における「桃太郎」」『日本語文化研究』11号、pp.1-8
- 武久康高「映画「桃太郎対戦鬼魔島」(「桃老大伏匪記」)補論」『比治山大学現代文化学部紀要』16号、pp.1-8
2008
- 武久康高「台湾における桃太郎―葉宏甲「新編桃太郎」をめぐって―」『アジア遊学』108、pp.134-141
- 武久康高「戦後日本の桃太郎(1)―奈街三郎「ただの桃太郎」をめぐって―」『日本語文化研究』10号、pp.27-33
- 武久康高「超越「尺度」的方法─「皇民文學」與坂口零子的〈杜秋泉〉、〈鄭一家〉―」『台灣文學學報』12期、pp.27-44
2006
- 武久康高「「台湾の内地人」が語る植民地台湾―『台湾実業界』における宮川次郎の語りを軸として―」『problématíqueⅦ〈文学/教育7〉』pp.25-36
- 武久康高「「戦後」台湾の桃太郎─映画「桃太郎大戦鬼魔島」(「桃老大伏匪記」)─」『日本文学』55-9、pp.44-53
2005
- 武久康高「「お伽劇征伐される桃太郎」(『台湾実業界』昭和八年九月号)」『problématíqueⅥ〈文学/教育6〉』pp.119-133
2004
- 武久康高『枕草子の言説研究』笠間書院
- 武久康高「『蜻蛉日記』の表現性―鳴滝籠りの語りから―」『problématíqueⅤ〈文学/教育5〉』pp.143-155
2003
- 武久康高「『風に紅葉』考」『problématíqueⅣ〈文学/教育4〉』pp.146-160
- 武久康高「延書本『選択本願念仏集』の表記法─「オ」と「ヲ」の表記をめぐって─」『国語教育研究』46号、pp.59-68
2002
- 武久康高「過去との〈対話〉の場としての古文教育─教室の『枕草子』(3) ―」『教育学研究紀要』47巻・第二部、pp.37-41
- 武久康高「『枕草子』の言説分析(3)─雅言説の周辺―」『広島大学大学院教育学研究科紀要』第二部、50号、pp.1-10
- 竹村信治・武久康高「備前邑久岩佐家旧蔵書(広島大学国語文化教育学講座「岩佐文庫」)目録」『調査研究報告』国文学研究資料館学術資料事業部、23、pp.1-55
2001
- 武久康高「教室の『枕草子』(2)─〈他者〉をめぐる「問題領域」―」『教育学研究紀要』46巻・第二部、pp.1-6
- 武久康高「『枕草子』の言説分析(2)─ 仏教をめぐる語りの位相─」『広島大学教育学部紀要』49号、pp.11-20
- 武久康高「喩としての「仏国土」─ 平安朝中期の仏教言説(1)─」『problématíqueⅡ〈文学/教育2〉』pp.181-194
- 武久康高「『枕草子』と仏教言説」『国文学攷』171号、pp.27-40
- 武久康高「『枕草子』の言語主体─〈帝〉への「ミウチ」意識をめぐって─」『日本文学』50-2、pp.11-21
2000
- 武久康高「『枕草子』の言説分析(1)─「二月つごもりごろに」の場合─」『広島大学教育学部紀要』48号、pp.11-20
- 武久康高「教室の『枕草子』(1)─「九月ばかり」の「問題領域」─」『教育学研究紀要』45巻・第二部、pp.49-54
1999
- 武久康高「雅言説と『枕草子』─『枕草子』の言説空間―」『教育学研究紀要』44巻・第二部、pp.43-48
科学研究費[代表者のみ]
2024-2026
- ドイツとの比較を通じたコンピテンシー・ベースの古典の授業づくりに関する研究(基盤研究(C)24K05972)
2021-2023
- 社会に開かれた古典学習に向けた古典読解力の再定義と授業モデル・評価システムの研究(基盤研究(C)21K02441)
2018-2020
- 社会や自分との関わりで古典を生かすための古文読解モデルと授業方法、評価指標の開発(基盤研究(C)18K02580)
2014-2017
- 活用力を育成する小・中学校における「伝統的な言語文化」(古典)学習モデルの開発(基盤研究(C)26381216)
2008-2009
- 戦後台湾における桃太郎の調査(若手研究(B)20720067)
報告書・資料集等
2018
- 武久康高「高等学校・古文1―「絵仏師良秀」(宇治拾遺物語)」『平成27-29年度科学研究費補助金 基礎研究(B)研究成果報告書 中等国語科における批判的読解力の診断評価システムの拡張と活用による授業改善』、pp.61-71
- 武久康高「高等学校・古文2―「花は盛りに」(徒然草)」『平成27-29年度科学研究費補助金 基礎研究(B)研究成果報告書 中等国語科における批判的読解力の診断評価システムの拡張と活用による授業改善』、pp.73-80
- 武久康高「平成二十九年度 徳島県高等学校教育研究大会記念講演「古文教材の面白がり方 ~いくつかの教材研究を例に~」」徳島県高等学校教育研究会国語学会編『国語』56号
2017
- 武久康高『活用型授業のための中学校古文学習資料集』高知大学教育学部武久研究室、pp.1-40
2015
- 広島大学国語学力研究グループ『高校国語科高次読解力評価のためのハンドブック』古文の評価問題と解説、ルーブリック作成
- 武久康高「教科書における伝統的な言語文化教材の検討」『小・中・高一貫の「伝統的な言語文化」教育カリキュラムに基づく授業創造に関する研究』pp.71-83
- 武久康高「伝統的な言語文化の授業の実際」『小・中・高一貫の「伝統的な言語文化」教育カリキュラムに基づく授業創造に関する研究』pp.168-175
2013
- 武久康高『「高知の文学」資料集』高知大学教育学部武久研究室、pp.1-74
発表要旨集
2023
- 武久康高「古典との対話を生み出す授業の開発研究―古典との対話を通じて、いかに自分のテクストを生み出すか―」『全国大学国語教育学会国語科教育研究:大会研究発表要旨集』144、pp.83-86
2022
- 武久康高「高等学校の古典学習で育成をめざす資質・能力(コンピテンシー)に関する研究」『全国大学国語教育学会国語科教育研究:大会研究発表要旨集』142、pp.177-180
2021
- 武久康高「教材の内容や解釈と自分の知見とを結び付け、考えを深める」古文の学習に関する研究―高校生による「振り返りシート」の分析から―」『全国大学国語教育学会国語科教育研究:大会研究発表要旨集』140、pp.79-82
2020
- 武久康高「社会や自分との関わりで古典を生かすための古文読解モデルと授業化についての研究(2)」『全国大学国語教育学会国語科教育研究:大会研究発表要旨集』139、pp.247-250
- 武久康高「社会や自分との関わりで古典を生かすための古文読解モデルと授業化についての研究」『全国大学国語教育学会国語科教育研究:大会研究発表要旨集』138、pp.65-68
講演、講師、指導助言等
2023
講師
- 令和5年度 古典を「読むこと」を通して、ものの見方、感じ方、考え方を深める国語科授業づくり研修講座「ものの見方、感じ方、考え方を深める指導の在り方」やまぐち総合教育支援センター
2022
指導助言
- 第51回広島県私学教育研修会国語分科会
講演
- 「高等学校の古典学習で育成をめざすコンピテンシーについて―ドイツの事例をもとに―」第51回広島県私学教育研修会国語分科会講演
2019
指導助言
- 広島なぎさ高校公開研究授業
- 第50回広島県私学教育研修会国語分科会
講演
- 「「深い学び」の実現をめざして―古典学習の場合―」第50回広島県私学教育研修会国語分科会
- 「「深い学び」の実現をめざして―古典学習の場合―」令和元年度和歌山県高等学校国語教育研究会
2018
指導助言
- 広島なぎさ高校公開研究授業
- 第49回広島県私学教育研修会国語分科会
講演
- 「複数のテクストを関連づけながら古典教材を読むこと」第49回広島県私学教育研修会国語分科会
- 「複数のテクストを関連づけながら古典教材を読むこと」平成30年度高知県高等学校国語部会
2017
講演
- 「古文教材の面白がり方―いくつかの教材研究を例に―」平成29年度徳島県高等学校教育研究大会記念講演会