Nepal 2009年9月 (3)

ヘリは山間を谷に沿って飛んでいきます。

ネパールは雪山のイメージが強いですが、実際には緑の険しい山と深い谷によって成り立っています。そしてその厳しい地形のどこにでも、人々が段々畑を刻んで生活しています。 四国山地と似てると言えなくもないのですが、険しさのスケールがまったく違います。

無事ララ湖に到着! 運びこんだコアリング機材は1.5トンと12人。ここまでほぼ予定どおりで、信じられないくらい順調です。 それにしても、こんな天気でよく飛んだもんだ。

テントが並ぶキャンプです。 まだ雨季のため、どんよりした空です。ここは標高3000m、背後の山には新雪が降っています。

キャンプでの食事です。 食住はすべて強力シェルパ隊が面倒みてくれるので、ラクチンです。しかし、体重はどんどん増加してゆきます‥。

さあ、これからが本番です。 ロジステックが完璧だったので、我々も頑張らねばなりません。

まず、コアリング用「いかだ」を組立です。ここでも強力シェルパ隊がサポートしてくれます(日本の若者もがんばっています)。

「まかせなさい」と張り切る社長です。もうそろそろ、雨季が明けるはずなのですが‥。

組み立てを完了し、キャンプ前に停泊中のコアリングいかだ「忍者」です。翡翠色の湖水がとっても美しい!

コアリングになってしまえば、日本でもネパールでも違いはありません。6mのアルミパイプで5本、予定通りの試料を採取することができました。

「う~っ、さぶい!」

次のページへ続く!